旬の牡蠣で冬の食卓を満喫!

師走に入り、冬の気配が色濃くなる南三陸。
この時期から春先にかけて、各家庭のご馳走として欠かせない海産物といえば牡蠣ですね。
採れたての殻をむくと、びっしりと詰まった身に驚かされます。
それを、ひと口頬張れば、とろ~っととろけるような食感と、濃厚な甘みとともに広がる磯の風味に思わず目を細めてしまうほど。
「今年の牡蠣もいい感じに身が詰まってきました!町内外、楽しみにしているみなさんに楽しんでもらいたい
ですね。」と話すのは歌津の泊浜で養殖を営む高橋直哉さん。
この時期は、戸倉、志津川、歌津と町内それぞれの地区で牡蠣が出荷されています。
それは、山からのきれいな水がもたらす栄養分たっぷりな漁場のたまもの。
生食用としても出荷されていることがその品質の高さを証明しています。
生で、焼いて、蒸して、揚げて、鍋にして。
さまざまな料理で楽しむことのできるのも牡蠣の魅力のひとつ。
南三陸が誇る海の幸を味わって、冬の食卓を満喫してみませんか?
(浅野)

 

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国道45号

南三陸町志津川地区の町を通る国道2本のうちの1本、45号。(もう1本は398号)志津川交通規制図にリンク
10月1日に、かさ上げした土地に新しくできあがり、供用開始して
早いもので2か月余りたちました。
復興の工事関係のトラックが多く行き交い、BRTのバスも通ります。
(写真は志津川新井田付近)
昨夜は雨ふりでしたが、夜に所要がありこの道路を通りましたが、
車のライトがないと真っ暗です。
「本当に、気を付けて運転しないと!」と思いました。
新井田から十日町に入ると気が付きました。
上の山公園が前は坂の上という感でしたが今は
国道がほとんど同じくらいの高さになってきていました。
まだまだ45号はこれからも変わっていくようです。
(写真は上の山公園 )
町は日々変わり、だんだん生活しやすくなってきています。
慣れない道路、慣れた道路にかかわらず安全運転ですね!
(西城)
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ノルディックウォーキング体験会

12月5日、師走に入って最初の土曜日、
ノルディックウォーキング体験会がありました。ノルディックウォーキングは、
2本のポールを使って歩くことで、運動効果をより増強する歩行運動なのです。
前日の雨で開催が心配されましたが、いいお天気になりました!
 
この体験会は、JNFA(日本ノルディックフィットネス協会)と入谷公民館の主催事業です。
スタート、ゴールが入谷小学校で、周辺4キロを皆で歩いてみました。
まずウォーミングアップです。インストラクターの方に「まっすぐ前を向いてかかと、つま先と足をつけて歩きます。」と言われて、姿勢よく歩きます。
そして入念に、ストレッチを行いました。
講師の日本ノルディックフィットネス協会の三野宮さん、武田さん、阿部さんです。
3人とも身体がしまっていて、カッコいいですね!


歩きながら、コースの説明はしろこちゃん。(阿部さんを皆さんがこう呼びます)
「ここは、よっぱさわと言います。漢字で書くと、寄波沢と書きます。
昔の人は地名に名づけて、津波がここまで来たということを知らせていたんですね。」皆はうなずきながら、「うーん!!」
「でも忘れて、また海のほうに家を建てたんだかねー。」
などおしゃべりしながら、歩くと疲れもあまり気になりませんね。
 

道端にはまだ、たんぽぽが咲いていましたよ。
参加者の口からは思わず『気持ちいい~!』がでました。
歩いた後の整理体操、クールダウンというのだそうです。
これがとても大切で、次の日に筋肉痛になりにくいから、しっかりやります。

おしゃべりしながら歩くので表情筋も使うし、全身の筋肉を使う運動なのです。
今回夫婦で初参加の高橋さんは、「前から、やってみたいと興味がありました。
さっそく今夜ネットで、ポールの値段を見てみます。」と話されていました。
はまりましたね!!
ノルディックウォーキングはフィンランドが発祥の地。
そこが舞台の漫画ムーミンのマスコット(暗いところで光ります)を付けた武田先生、
にくいね! 今年度の体験会はこれで終了だそうですが、詳しくは入谷公民館(電話0226-46-5103)にお問い合わせください。皆さん、次はぜひ体験してみてくださいね。        
(西城)             
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歌津のいま(師走の田束山)

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12月7日月曜日
この日は朝から晴天です。
田束山に行ってきました。
定期的に行っている写真撮影のためです。
   
皆さん!山頂は雪が降って解けずに残っていましたよ。
南三陸町は平地ではまだ積もるほど雪は降っていないので、
ちょっとびっくりしました!
でも空気がひんやりして、気持ちのいい外気です。
 
太陽と雲の位置で天気は刻一刻と変化します。
早々に下山しました。
    
やはり山の道路は油断出来ません。日陰になると、雪がガリガリと凍っていました。
登り口はまだ紅葉が残っていて、ポカポカ陽気だったのに、秋と冬の季節が混在して
いるかのようです。
良い景色に出会えますが、
これからの季節は、道路規制がありますから
お出かけの際は、情報をきちんと確認して行ってくださいね。
(西城)
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第51回 南三陸福興市

震災からわずか1ヶ月後、「産業から町を立て直そう」と始まった福興市。
これまで50回にわたって開催されてきた、南三陸を代表するお祭りとなっています。
11月29日には、ベイサイドアリーナ特設会場にて、「第51回志津川湾 鮭・いくらまつり福興市」が
開催されました。
南三陸の「旬」を楽しむことができる福興市。
今回は、数量限定の鮭の一本売り、鮭のちゃんちゃん焼き、鮭汁、さらには各飲食店による
鮭を使用したメニューの販売など、まさに旬を迎えた鮭を存分に楽しめるイベントでした。
当日は志津川中学校の生徒も準備から店番、ステージ出演とお祭りを盛り上げてくれました。
地域一帯となってイベントをつくりあげていく様子がうかがえます。
当日は、北風が吹きすさぶ寒空のもとでしたが、暖かい料理と笑顔あふれる1日となりました。
次回の福興市は、12月29日(火)「おすばで祭り」が開催予定。
お正月の食卓を彩る豪華な素材が集結!ぜひご来場ください。
(浅野)

 

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志津川高校の特別コンサート

少し前ですが、11月4日志津川高校で特別なコンサートがありました。
ヨーロッパの名門オーケストラの奏者と、チェコの名ピアニストが
東日本大震災の支援活動として来て下さったのです。
このような方々のコンサートは普段とても聴くことのできないもので、本当にすごいことなのです!!
会場の志津川高校体育館にはもうすでに、全校生徒とその保護者の方たちが
集まっていました。
初めに演奏したのは、ヤン・リスカさん(オーストリア・ウイーン国立歌劇場管弦楽団)
によるチェロの演奏です。曲目はサン・サーンスの『動物の謝肉祭』より、「白鳥」。
一瞬のうちに会場はその素晴らしい演奏に、物音一つしません!(当然ですが)
瞬く間に体育館がコンサート会場に変わりました。皆さんうっとりと聞き惚れました。
 
続いての演奏はブルッフの『コル・二ドライ』、ラルフ・ディーツエさん
(ドイツ・ドレースデン国立歌劇場管弦楽団)のバイオリンです。
どちらもピアノは、チェコ・ヒルゼン音楽院ピアノ科主任教授のルジェク・シャバカさんです。
今回、コントラバスの弦の調子があまり良くないことがわかりその演奏がなかったのが残念でしたが、生演奏にハプニングはつきものです。仕方ないですね。
その分は、即興でピアノとチェロ、バイオリンの3者で演奏していただき、
1時間足らずでしたが、会場の皆さんをコンサートの素晴らしいひと時へと
いざなってくださいました。
演奏終了後は生徒会よりモアイの缶バッジなどのお礼のプレゼントをしました。
 
生徒全員と記念写真にも納まりました。
演奏してくださった皆さんは、志津川高校での演奏は午後でしたが、こちらに見える前に
東松島市の矢本第一中学校でも演奏をしてきたそうです。
コンサートのお世話をしていただいたのは横浜市の『横浜歌の絆の会』の方々です。
義捐金もくださったということです。
めったに聞くことのできない一流の方たちの演奏は
会場の皆さんに感動を与えて、余韻を残して帰られました。           (西城)

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東京と南三陸の力を合わせて入谷の農をイノベート!

今年9月から南三陸と東京で新たなプロジェクトがスタートしています。
NPO法人ETIC.が主催する「地域イノベーター留学」。(http://academy.etic.or.jp/
日本全国各地域での新しい働き方や事業について、東京のビジネスマンを中心とした受講生と、
地方に住む現地生がともに考え、提案していくプログラムです。
約4ヶ月間の中で、2回の現地フィールドワーク、東京でのワークショップや議論などを重ねて
提案準備をすすめていきます。
ここ南三陸町では、入谷でトウキやネギなどを栽培する農業法人がイノベーター生を受け入れています。
現状の課題と向き合い、企業のため、地域のために、アイディアを出し合う。
地域に住む人々と、東京で経験豊富なビジネスマンのアイディアが相乗効果を生んでいます。
10月、11月にはそれぞれ東京でディスカッションを実施。
地域おこしには、「よそもの・わかもの・ばかもの」が必要だとよく言われますが、
今回のプロジェクトはまさにそんな地域おこしへとつながる可能性を感じさせます。
今後、12月にもう一度フィールドワークを行ったのち、提案作りを行っていきます。
どんなプロジェクト提案がなされるのか楽しみですね。
入谷の農業の新しい動きにぜひ注目をしてみてください。
(浅野)
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登米・南三陸フェスティバル

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すっかり冬になり、車のフロントガラスも凍り始めました。
志津川湾にも越冬のため、たくさんの冬鳥たちがやって来ています。
同じく渡り鳥の越冬地として知られるお隣、登米市にも、
南三陸町のグルメやお土産品が楽しめる、物産館があるのをご存知でしょうか?
 
今回訪れたのは、登米市迫町佐沼にある「登米・南三陸フェスティバル」。
震災復興のため2012年にオープンした、登米市と南三陸町の物産を扱う物産館です。
 
 
店内には南三陸町産のカキやホタテ、タコなどの旬の水産物や、
加工品・お土産品が所狭しと並びます。

 
油麩やトマト、新米など、登米市の特産品や農産品もたくさん。
海・山・里をまたいで、旬の味わいがみんな揃ってしまいそうです!
 
店内奥はカフェスペースとなっており、軽食やコーヒー、お得なランチやお弁当も楽しめます。
 
広い飲食コーナーは時折イベントにも利用されており、この日は「第一回芸能文化祭」
という音楽・芸能のイベントでにぎわっていました。
生活の一部として気軽に行き来できる、まるで町内のように身近なお隣さん、登米市。
こんな場をきっかけに、今後も盛んな交流が図れると良いですね。
 ■店舗情報

年中無休 10:00~19:00
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼105(ベルプラザ跡地)
TEL:0220-23-9227
(藤田)

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南三陸グルメ笑顔まつり

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この季節、栄養を蓄えて寒い冬を乗り越えるための本能なのか、

おいしいものがたくさん食べたくなりますよね。

冬が旬のおいしい食べ物が多いというのも、罪ですね。

  11月23日にはそんな食欲が満たされる素敵なイベント、 
  「南三陸グルメ笑顔まつり」が開催されました。

町内の様々な飲食店の普段とはちょっと違うアイデアメニューが無料で試食でき、
アンケートに答えるとネギがもらえる。
そしてゲストに彦摩呂さんはじめ、テレビでおなじみの有名芸人さんたちが来るとあって、
冷たい雨の降りしきる中、
会場の南三陸ポータルセンターには、子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、
たくさんのお客さんが集まっていました。
ステージは芸人さんたちによるライブで大盛り上がり!
寒さも忘れ、笑顔がこぼれます。
一方、試食会コーナーも、温かいメニューを求めるお客さんで大行列。
どの店舗もとてもおいしそうなメニュー、
しかも無料試食とあって、どれを食べるか迷ってしまいますね。
いや、迷うことなく全部食べましたのでご紹介します。
・そば処すがわら「鮭の卵焼き」

・たけや「海藻ラーメン」

・京極「かきそば」

・レストラン神割「秋鮭ソーセージ」

・COMMONS「ほたて・ほやクラムチャウダー」
・松原食堂「タコ唐揚げ・タコむすび」

・豊楽食堂「たこ焼きそば」
・志のや「はらこ飯」

普段店舗では味わえない特別メニューばかり。
どれもとてもおいしくて、定番メニュー化に期待大です。
ステージでのPRタイムのあとは、彦摩呂さんたちも試食。
来場者の方たちと交流しながら、プロの食レポを披露してくださいました。
おいしい水産物や農産物がたくさんある南三陸町。
よりおいしく、楽しく味わってもらうための一風変わったアイデア料理もステキですよね。
こちらのイベントは今回が初の開催でしたが、町内外の方々に
南三陸の恵みを味わってもらうために、これからも第2回・3回・・・とずっと
続いてほしいと思います。
(藤田)
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被災地訪問・南三陸の牡蠣(かき)

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11月末、バスで南三陸を訪問して、志津川産・生牡蠣生産者のお話を聞くという
みやぎ生協の企画がありました。
仙台近郊の生協利用者41名がJFみやぎ(宮城県漁業協同組合)志津川支所に
来ました。
志津川支所の会議室に一行は通されたのですが、
おー!!会議室の前にアワビがこんなに!(開口だったんですね)
今日のテーマは牡蠣です。
 

(参考:養殖漁場での写真)
みやぎ生協では志津川産の牡蠣を販売しています。
牡蠣生産についての研修はこれまでもあり、震災前は海に行って
養殖いかだを見たりしたのですが今回は、資料を見て説明を聞く形でした。
 
震災で、牡蠣の養殖施設および牡蠣処理場などすべて失い、
国の補助事業によって、平成24年10月4日志津川かき処理場が落成しました。
商品として牡蠣を市場に出すためには、滅菌塩素海水に22時間以上入れます。
牡蠣といえば、樽に入っているものと思っていましたが、今は透明な容器で
取引しているのだそうです。(異物の混入がわかりやすいため)
参加者から質問として出たのは
Q(質問)塩素殺菌しないとどうなるのですか?
A(回答) 殺菌することによって雑菌が付かない。トレーサビリティを導入してから、
生産者全員が塩素殺菌に取り組んでいる。
トレーサビリティを導入(安全性を徹底するため、生産者や生産地のほか、輸送の
過程、加工の工程を明記するなどして、安心かつ安全な商品の流通に努めている。)
Q生用と加熱用があるがその違いは?
A鮮度の問題ではない。時期的にノロウィルスが流行しているときや、
他の生産地で菌が出たりしたときは、安全面を考えて加熱用で出している。
Q志津川湾の牡蠣がおいしいのはどうしてなのか?
 A志津川湾には3つの河川から水が流れ込んでいて、それが大きな川でなく
地域の山から流れ込んでいる。そのため、山からのいい水が湾内に入って
牡蠣を美味しくさせているのだろう。森と海の関係がそうしている。
真水が入ることによって牡蠣が甘くなるのだそうです。
この日参加した、南三陸町出身で仙台に住んでいるR子さんは、
「いつも実家に来てもお土産を買ってそのまま帰るだけで、今回参加して
いろいろ話が聞けてよかった。」と話していました。
 
この後参加者は、さんさん商店街で昼食。
入谷地域にあるYES工房で、復興グッズを購入して帰路につきました。
 
 (西城)
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