入谷婦人会の「南三陸BIO」見学

南三陸町は「分水嶺で囲まれた森里海がコンパクトに連関して成り立っている町」
として表現されることが多いですね。
この自然豊かな町をできる限り維持して後世につないでいきたいと思っている方も多いでしょう!
今、町で取り組んでいるのは資源を循環させるバイオガス事業です。
最近、このバイオガス施設“南三陸BIO”見学に訪れる方が増えて来ています。

 ※南三陸BIOとは?: 町内で発生する生ごみやし尿汚泥等をメタン菌の力で発酵させ、メタンガスと液肥に再生するという 全国でも珍しい官民連携型のバイオガス施設。

※BIOとは?:Best Integrated Operation(ベスト インテグレーテッド オペレーション:最適に統合された運用)と、BIO(バイオ:生命の・生物)の2つの意味を掛け合わせた名称で、バイオガス技術を基に、地域の未利用資源を生かした最適な循環の仕組みをつくる拠点です。
2月15日は入谷婦人会の皆さんが訪れていました。
施設を含め、このバイオガス事業について説明するのはアミタ株式会社 南三陸BIO所長の
櫛田さんです。
この事業に取り組むため、町では去年の秋から住民の皆さんの協力のもと、
燃えるごみとは別に生ごみの回収を行っています。
それでは施設の中に入ってみましょう。
 
各家庭から出る生ごみを使ってエネルギーとしてまた再生できる仕組みを
櫛田さんは人間の体に例えて説明しました。
「持ち込まれた生ごみから異物を取り除き、この施設に投入します。中にはメタン菌がいて、
えさを食べさせる感じです。
35度の温度で(これは人間の体温と同じくらい)ここに25日間ほど置くことによって
ガスと液肥ができます。」
「ガスは人間のオナラと一緒です。うんち、おしっこが液肥ということになります。」
皆さん『なるほど~!』
液肥は町内数か所に無料で使える液肥タンクが設置されています。
 
櫛田さんは、「異物が混入してくる割合は約1パーセントで町の皆さんはまじめに
取り組んでくださいます。」と話し、さらに
「異物の中でもたばこの吸い殻などはとても困りますね。」
とも話していました。
実際に取り除かれた異物を見て、参加した入谷婦人会の皆さんは
『みんなに帰ったら話して注意するようにしたい!』『ビンも入っているんですか?』
『気を付けたいね!』など、口々に話していました。



皆さんの感想は?
「やっぱり知っていると思っていても、来て見て聴いてみるとよくわかるねー。」
「人間の体に例えて話してもらい、とても分かりやすかった!」
「液肥はどこでもらえますか?」など活発な感想、意見がでました。
櫛田さんは、「入谷公民館の所にも液肥は設置しています。他に希望があれば
話してもらい、検討していきたいです。」と答えていました。
皆さん、資源の再利用にますます意欲がわいたことでしょう!!
(西城)

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さんさん商店街4周年記念イベント

2012年2月25日。
今から4年前、雪が舞う寒空のもと、さんさん商店街はオープンしました。
週末はもちろん、平日も多くのお客さんで賑わう南三陸を代表する観光地となっています。
そんな、さんさん商店街で2/20(土)、21(日)に「商店街4周年記念イベント」が開催されました。
土曜日はあいにくの天気でしたが、
日曜日は一転、青空に恵まれ、お天気までも商店街を祝しているよう。
ガラポン大抽選会や、心輪海、陸仙海、南三陸ダンススクールといった町内で練習する子どもたちの発表、
熊谷育美さん、本間秋彦さん、渡辺亮子さん、う~みさんのステージイベントなど、
豪華な催しが盛りだくさんの二日間となりました。
さらに、商店街内の飲食店では、キラキラ丼を含む全飲食を、各店舗限定10食まで半額提供!
という太っ腹企画も行われ、おおいに盛り上がりを見せていました。
「来年は本設のさんさん商店街のオープンが控えています。
それに向けてみんなで一致団結、頑張っていこうという想いを込めて企画させていただきました。
多くのみなさんに支えていただいていることを再確認できました!
ほんとにありがとうございます!」
と話すのは、さんさん商店街の佐藤潤也さん。
この4年間、さんさん商店街は町民の憩いの場所となり
観光客にとっても南三陸の象徴として、思いを馳せる場所となってきました。
この仮設の商店街もあと一年。
きっとこれからもたくさんの笑顔が生まれ、交わることでしょう。
南三陸さんさん商店街さん、改めて4周年おめでとうございます。
(浅野)

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「南三陸・海のビジターセンター」(仮称)安全祈願祭

2月16日、戸倉波伝谷地区の漁港沿いです。
漁港のそばには、「宮城県志津川自然の家」のカッター艇庫があります。
ここは震災前、南三陸町の施設「南三陸町自然環境活用センター」(ブログの過去記事)があった付近。
地域の自然に触れて学べる場として多くの人たちに活用されていた施設でしたが震災による津波で全壊しました。
けれども、同じ場所に環境省の事業「南三陸・海のビジターセンター」が建設されるということです。
同省では三陸復興国立公園のプロジェクトの一環で、南三陸町の他に石巻市にも
『自然環境や地域の暮らしを学ぶ活動の拠点』としてビジターセンターを
設置するということです。
この日は、工事の安全祈願祭が行われました。
地鎮の儀で鍬入れをしているのは東北地方環境事務所の坂川所長です。
玉串奉奠の佐藤南三陸町長。
工事の安全を願って!緊張感で身が引き締まる後姿です。
付近には戸倉神社もあります。朱色の鳥居が鮮やかでした。
新しい道路の建設も行われ、整備が進んでいる様子が見てとれます。
宮司の祝詞の中に、『震災を伝える場として、地域の人たちの集いの場として』
という言葉がありました。
いろいろな人が訪れて、長く愛される施設になることを願います!!
(西城)
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南三陸杉で学ぶ地域資源の魅力

春の訪れを感じさせるような穏やかな日。
南三陸杉の、コンッという優しい響きが室内に響き渡ります。
2/13(土)~14(日)にかけて「プロとともに学び実践する『南三陸杉で学ぶ地域資源の商品化』」というツアーが開催されました。
リアス式海岸に代表される海資源に注目が集まりがちな南三陸ですが、
森林が町の80%近くを占め、林業が盛んな側面にスポットを当てて開催されたものです。
参加者は東京から、仙台から、そして三陸沿岸で復興支援に携わる人などさまざま。
あまり知られていませんが、古くは伊達公に献上されていたというほど高品質な南三陸杉。
町内で100年以上も製材業を営む丸平木材株式会社の小野寺氏、そしてプロパーカッショニストで
元上々颱風、CHEMISTRYのバンドマスターなども務めた後藤まさる氏という二人のプロフェッショナル
に学びながら、参加者たちは木材を活かした打楽器作りに挑戦しました。
高品質な地域資源の商品化というプロセスを体感できたようです。
実際に完成した楽器はいずれも新開発の木琴、カホン、cube toneの3 つ。
ツアーの最後には手作りの楽器も加えながらセッションも行われました。
「木にこんなに親しみを感じたことはなかった。生きている木の温かみをはじめて体験できた。」
「みんなで楽器を作っていくプロセスが楽しかった。音がちゃんと出たときは感動!」
「こうした木のぬくもりを通じて、人と人とが交わる場ができれば。」
といった参加者の声が、本ツアーの満足度の高さを物語っています。
これから本格的に町づくりのフェーズに入っていく南三陸町。
そこでは地域資源に気づき、それを活かすことが必要不可欠となることでしょう。
「海も山も魅力がたくさん」な町を知ることのできる今回のようなプログラム、
これからも頻繁に開催されることを期待します!
(浅野)
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「漁師 歌津小太郎」直営店オープン!

昨年12月、歌津管の浜にできた煌びやかな建物。
それが「漁師 歌津小太郎」の第二工場兼直営店です。
(※歌津小太郎についてはこちら
 https://m-now.net/2013/06/26/blog-post_26-20/)

第二工場はまだ稼働していませんが、直営店は2015年12月11日にオープン。
地元客から、観光やボランティアで訪れた人まで、多くの人が利用しています。
 
「私たちの想いや商品の良さを、しっかりと伝えていきたかった。」と直営店オープンの
きっかけを話すのは、千葉孝浩さん。
もともと歌津の地元民が、歌津の素材を使って商品を開発したものを、仙台の百貨店や催事などでその魅力を発信してきた歌津小太郎。このたび、地元歌津からも発信していきたい、とオープンを決意しました。
仙台のお客さんがわざわざ歌津の店舗に足を運んでくれて、より密な交流が図れるのが直営店のよさ。
地元では、「またひとつ魅力的な南三陸のお土産がふえた。」という声も聞かれるそうです。

名実ともに南三陸歌津の特産品となっている歌津小太郎の商品。その商品を生み出している
スタッフは、すべて地元・歌津の人々。さらにそのほとんどが女性です。
その理由を尋ねると「海の素材の活かし方を知っているのが、漁師のお母さんや娘さんたちだったんです。」
と千葉さんは話します。
漁師がおいしいと認める海の幸を、そのまま都会の人に届けられる。
歌津小太郎のこだわりの商品が並ぶ直営店。
歌津の空気感を感じながら、直接手に取る商品はまた違った良さが味わえることでしょう。
◾漁師 歌津小太郎 歌津本店
住所:宮城県本吉郡南三陸町歌津字管の浜55-1
TEL:0226-36-3655
営業時間:9:00~17:00
(浅野)

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台湾へ南三陸から恩返し!

2月6日に起きた台湾南部の地震によって被害を受けた地域に
今、南三陸から愛を届けよう!!という呼びかけで募金運動が広がっています。
ここは南三陸病院の総合受付のカウンターです。
台湾の皆様方から多額(22億円)の支援をいただいて建てられたこの病院。
今こそ、恩返しです!!
また、さんさん商店街では各店舗がそれぞれ募金箱を用意していました。
 
募金箱は各店舗、思い思いの形をしています。
一部をご紹介します。
 
土産品店、かまぼこ店、鮮魚店と様々です。
町役場の受け付けカウンターにも。
そしてここ、志津川中学校でも募金活動をするというので、
台湾の地震から10日後の2月16日、2年生の教室にお邪魔しました。
朝のホームルームの時間です。
朝の挨拶をしようとしたら、Vサインで迎えてくださいました!
ちょっとうれしい。(笑)
係の生徒が募金箱を用意して、生徒は並んで一人ひとり募金する様子です。
この週は生徒から募金を受け付けして、学校でまとめて役場に届けるということです。
生徒たちの思いも含めて、南三陸町の人たちの思いが届いて
1日も早く回復することを願います。
(西城)

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「地域を学ぶ勉強会」お宝8ミリフィルムで蘇る 昭和40年代の家づくり

復旧・復興工事が日々進む南三陸町。
未だ仮設住宅での暮らしを余儀なくされている方も、順々に高台移転地への引渡しが
おこなわれています。
新しい家は、待望の安息地となることでしょう。
対して今回は、少し昔にさかのぼり、昭和40年代の家づくりのお話です。
入谷のとあるお宅から、貴重な8ミリフィルムが何本か発見されたそうです。
そこに映っていたのは、昭和52~53年頃、そのお宅を建築した際の様子を記録した映像でした。
この映像を観ながら当時の家づくりや「結い」の姿について学ぶ「地域を学ぶ勉強会」が
開催されました。(主催:一般社団法人南三陸研修センター)
会場のいりやどには、当時の様子をよく知る人から、当時まだ生まれていなかった人まで、 
50人を超える方々が集まりました。
解説と進行は、入谷出身のヘリテージマネージャー(歴史文化遺産活用推進員)・阿部正さんです。
上映前、かつては上棟の際には必ず見られた「謡い」が、現役の大工さんである佐藤雄一さんから
披露されました。
現在ではハウスメーカーによる住居建築が多くなり、
こうした伝統的な儀式もほとんど見られなくなりましたが、
年配の方々にとっては耳慣れた唄でしたので、方々から一緒に口ずさむ声が聞こえてきます。
映写機のパタパタという温かい音とともに、セピア色の、これまた温かみのある映像が映し出されます。
映像には、山から木を伐り出し、製材、乾燥していく工程から、旧家を取り壊し、新しい家を建て、
内装を整える場面、そして新築祝いの宴まで、半年以上に及ぶ家が建つまでの様子が、
およそ1時間半にわたり記録されていました。
驚くべきことに、これらの過程のほとんどすべてが、
町内の大工・左官・建具などの職人を中心に、地域の人々の手によって行われます。
つまり地域の素人たちが、屋根に上り、材を担ぎ、木槌を振って建てられた家だということ。
誰かの家で新築があれば、あるいは屋根の葺き替えがあれば、手伝いに行くのはあたり前。
報酬は賄い食とお酒。また、手伝った分だけ自分に手伝いが返ってくるわけです。
この辺りには「契約講」という習わしが未だ残っていますが、地域と“契り”を交わし、同じ契りの仲間たちで助け合って暮らしていく。
現代社会では、特に都市化の進む地域では、ほとんどこうした姿が見られなくなりましたね。
本来であればこれだけの人数が関わって家を建てれば、お金もかかるはず。
「かなり安く建てられたこと」が、それだけ地域の人たちが助けてくれた・関わってくれた、という
家主さんの一番の自慢なんだそうです。
また、多くの地域の人が関わることで、大工も手を抜いた仕事はできない。
人の関わりが家をより良いものにし、また職人を育てたと言います。
昭和40年代の日本といえば、高度経済成長期真っ最中、住宅の団地化やニュータウン化が進んでいた時期でした。
それでもまだ「町内会」や「町内清掃」、「地区の盆踊り祭り」などの集落のつながりは、
かろうじて残されていた時代です。
私たち南三陸町民は、あるいは日本人は、大きな災害を経験し、人と人との関わり・助け合いの豊かさ、重要性に改めて気づかされました。
たまたま発見された家づくりの8ミリフィルムは、私たちにもう1度それを教えてくれました。
(藤田)

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「南三陸応縁団 第三回交流イベントin仙台」が開催

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南三陸でつながり、南三陸で育まれてきた「ご縁」。
そんなみなさんとの絆をより深める「南三陸応縁団 第三回交流イベントin仙台」が、1月30日に
開催されました。
南三陸応縁団についてはこちら
(https://m-now.net/2015/05/22/blog-post_22-6/)。
団員登録すると、さまざまな特典を受けられる南三陸応縁団。
そのなかの目玉といっても過言ではないのが、
各地で開催される団員限定の交流イベントです。
これまで第一回を昨年7月に東京日本橋で開催、続いて10月に神戸で開催され、好評を博してきた
本イベントが、今回ついに宮城県仙台で開催されました。
南三陸から参加した30名近いゲスト、
そして仙台をはじめ東京など遠方から来場した100名近い参加者。
そのパワーに前夜から降り積もった雪の影響を
微塵も感じさせない熱いイベントとなりました。
何よりも毎回大好評なのが南三陸尽くしの料理。
今回も、旬の食材でホテルのシェフが腕をふるった豪華な料理が並びました。
「こんなに贅沢なイベントは他に中々ない。
ごはんが全部おいしいし、何よりもたくさんの人とつながれる。
もっともっと南三陸のことが好きになりました。」
という応援団員のコメントが、このイベントの意義を表しているのではないでしょうか。
まもなく震災から5年。
南三陸町が次のステージへと進むために、これまで築いてきたみなさんとの「縁」を活かし、深めていきます。
南三陸応縁団はそんな町民と全国の皆様の架け橋。
これからも交流イベントをはじめとした企画が盛りだくさんとのことです。
この機会に団員登録をしてみてはいかがでしょうか?

 

団員登録は下記公式サイトまで。登録は無料です。
■南三陸応縁団
(浅野)
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ひころの里雪景色

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1月27日、閑静なたたずまいのひころの里は、先週末からの雪に覆われて
静かに時間が流れているようでした。
地元産の食材をふんだんに使い
 ワンコインのお昼を提供する、「ばっかり茶屋」の、
 藤色のノボリが白い雪に彩りを添えていました。
 
この日はひころの里敷地内にあるシルク館に台湾から高校生が
体験学習に来ていました。(この記事についてはこちら)
繭でコサージュを作っていくのだそうです。
雪は台湾では珍しいでしょうから、いいタイミングに雪が降って良かったですね。
こちらがシルク館です。
シルク館の中の常設展示物です。
ここシルク館を主な会場に今年も、3月5日(土)から3月13日(日)まで
繭細工の盆栽など展示販売する「シルクフラワーフェスタ」(過去記事はこちら)が開催されます。
(毎年、会期は変更します)
誰かが作った雪だるまが背中を向けていました。
頭のバケツ、何となくユーモアがあって、いい感じでした。
■ひころの里 営業時間 :9:00-16:00
定休日 : 毎週火曜日(祭日除く)
お問い合わせ : ひころの里管理事務所 電話 0226-46-4310
(西城)

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伊里前福幸商店街グランドオープン

2月7日(日)、今まで商店街があった場所より海側に伊里前福幸商店街が
移設してオープンしました!
1月中旬くらいから移転のため店を閉めていたので、
皆さん待ち遠しかったことでしょうね。
テープカットと同時に花火が打ちあがりグランドオープンの開会式が始まりました。
商店街の高橋武一会長が挨拶しました。
「2011年12月13日に町の仮設商店街の第1号としてオープンしました。
丸4年間にぎわい、コミュニケーションの場となってきました。
今回もあくまで、仮設です。前より3メートル高くなりました。来年には元の商店街の場所にかさ上げして5.5メートル高くなりやっと本設になります!」
と笑顔です。
佐藤町長は祝辞の中で、「つらい思いをしてきたと思う。これでかさ上げが本格的になる。見晴らしもいい!風当たりもいい!」
とジョークを交えて話しました。
中小企業基盤整備機構の高村東北本部長は、「これからも地域の力となって行きたい。本格的な復興を願います。」と挨拶しました。

登米市迫町からは、“森風輝龍太鼓”の力強い演奏!!
美里町(旧小牛田町)からは“3D-ファクトリー”のメンバーから震災支援のために活動している“福面”の4人が来て、場を盛り上げます。
軽快なリズムにのりながら即興で、
いつも福興市ではおなじみの藤島さんもジョイントしました。(この日は焼きそばを販売していました!)焼きそば用の“フライ返し”が楽器です!
子供たちも、オクトパス君、ポスト君と一緒にやや興奮気味!
また、会場では無料のちゃんこ鍋が提供されました。
歌津の方はもちろん、志津川地区からもたくさんの方が来場していました。
天気にも恵まれ、お昼前には餅つきも大盛況。歌謡ショーも行われました。
伊里前福幸商店街、これからもにぎわいの拠点となることでしょう。 
 (西城)

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