どんと祭

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1月15日(金)上の山八幡宮でどんと祭が行われました。
どんと祭は正月の松飾りやしめ縄、古神符を持ち寄って焼き(お焚き上げと言います)、
新年の幸福(無病息災・商売繁盛)を祈る行事です。
朝7時、少しまだ薄暗い感じの八幡宮です。
 
「今年は炎の勢いが強いです。」と語るのは工藤宮司さん。
昨年10月に先代から跡を継いでいるということです。(例大祭の様子
 
こちらの男性は毎年お手伝いをしている工藤大樹さんです。
氏子さんが納めていった古いお札、しめ縄などを神楽殿のほうから
運んで燃やします。
商売をされているお二人。ちょっと立ち話。
お神酒も置いてありますが、車なので飲まないで帰られました。   
9時過ぎになると近くの保育所から園児25名が拝みに来ました。
今年の春から小学校に入学(年長さん)します。感心するほど立派な姿勢ですね!
神社の真弓さんが「お正月に来た神様がお空に帰っていきます。」と話しました。
園児は元気に「ありがとう!!」と言い、「お焚き上げの火に当たって病気やけがをしないようにしましょう。」と言われるとお顔やお腹だけじゃなくかわいいお尻も火に当てて無病息災を祈りました。
 
今年1年、良い年になりますように!!
(西城)

 

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平成27年度南三陸町成人式が開催されました!

晴天に包まれたベイサイドアリーナ。

晴れ着やスーツに身を包んだ新成人のみなさんを、太陽までもが祝福しているかのようです。
今年度は新たに203名の若者が成人となりました。
今から5年前。
東日本大震災が襲ったのは、新成人たちが中学校の卒業式を翌日に控えた日。
誰もが明るい未来を楽しみにしていたことでしょう。
就職や進学などそれぞれの道を歩む新成人たち。
成人式というめでたい場での再会に、喜びもひとしおのようです。
「毎日成功と失敗を繰り返し、時には悩んだり立ち止まったりしながらも、
この町と同じように一歩ずつ成長しています。」
と成人の抱負を語る新成人の姿は、たのもしさを感じさせます。
多くの報道陣のなかでも動じない凜とした強さ。
激動の時代を生き抜いてきた精神力。
これから待ち受ける人生で大きな力となることでしょう。
新成人となった皆様、本当におめでとうございます!
これからのご活躍をお祈りしています。
(浅野)

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消防団・交通指導隊出初式

平成28年の出初式は1月10日(日)に行われました。
会場は町の総合体育館ベイサイドアリーナです。
  
この日は、やはり暖冬のため雪の心配はありませんでしたが、
朝方、道路はアイスバーンでした。
駐車場には消防ポンプ車がずらりと並んでいました。
 
アリーナに入ると出初式が始まりました。
全員が整然と並んで町長に人員報告。
消防団員500名。消防署員18名。
町長は式辞の中で「山内団長をはじめとする消防団員のおかげで町は守られている。
これからもよろしくお願いします。」と話しました。
そして、自然災害が多くなってきていて昨年9月の台風の際は当町も
大雨警報が出たことなどを話しました。(その都度、消防団員は対応に追われるのですね)
また、交通事故については死亡事故ゼロが志津川地区で1000日
歌津地区で500日達成と話しました。
山内団長は「消防団は、火災の際などにおいてその場の状況によって判断することが大切である。」と訓示しました。
そして、今年度の初入団員13名に辞令を交付しました。
消防団長表彰は第7分団(清水)、第9分団(管の浜)、第11分団(馬場)でした。
勤続25年の第1分団星班長他14名が宮城県知事永年勤続表彰を受けました。
また、勤続30年の元木第3分団長他4名は宮城県消防協会から功績賞を受けました。
その他、永年勤続賞、勤続賞、表彰状と県消防協会からは合計47名が表彰されました。
功績賞を受けた元木分団長に聞いてみました。
「おめでとうございます。30年の間、病気などで出動できないことはありましたか?」
元木団員「たぶん、ないと思います。」(笑顔)
すごいですね。
これからも町の安全のため、よろしくお願いします!!
(西城)
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入谷サン直売所の初売り

今年の入谷サン直売所の初売りは1月9日から3日間でした。
初日の9日に行ってみました。
入口に大きなキャベツ!!美味しそう。
9時開店でしたが、皆さん9時半には、買い物かごをいっぱいにして、レジに並んでいました。
こちらのお父さん、メモを見ながらのお買い物ですね!!

 
品揃えが豊富ですね。
写真を撮らせていただいたおばあちゃん。(目をつむった写真になってしまいました!)「近くに直売所があってありがたいです。いつも利用しています。」

と答えてくださいました。
今年もまた新鮮な食材をよろしくお願いします。
(西城)

 

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町長の講話(ふるさと南三陸)

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12月18日志津川高校で3年生を対象に「ふるさと南三陸を学ぶ」
と題して南三陸町長の講話がありました。
まず、町の基幹産業である漁業の中でも、志津川魚市場で1番の水揚げである秋鮭について話しました。
卵から育てふ化放流している鮭は、4年するとふるさとの川に戻ってくる。
町の鮭ふ化場が津波で壊されてしまったことにより、
今年の卵の確保が大変なことなどを話しました。
また、観光も町は力を入れている産業であること。
震災前ピーク時で年間の観光客が110万人いて、震災の年は36万人になり、3年目で90万人まで盛り返したが今はまた下降線となっている。
交流人口の拡大が必要である。
そして、インフラの整備としては町のグランドデザインを建築家の隈研吾氏に設計していただいていることなどを話しました。(2020年の東京オリンピックの国立競技場のデザインも隈研吾氏ですね)
このほかにも
町長が生徒たちに伝えたいメッセージが何点かありましたので
まとめてみました。
メッセージ 1
「やらない理由」ではなく、「どうしたらやれるのか」を考える
仮設住宅を用意する時、町は地形的に安全な場所に平地がなく高台を造成しなければならなかった。
それは容易なことではなかった。しかしあの時自衛隊の方たちは一生懸命がれきを片付け
どんどん作業を進めていきました。
「自衛隊の方々は懸命にどうしたらやれるかを考えて実行してくださった。」
できない理由を探すのではなく、どうしたらやれるのか!
まず、町長は生徒たちにこの言葉を示しました。
メッセージ 2
何が本当に豊かなのか自問自答してほしい
ものがあるのが豊かなことなのか?
欲がある。欲にはきりがない。
震災の時、小さなおにぎりと水がおいしかった。
避難所ではプライバシーが無かった。
停電の後、明かりがついた!水道から水が出た!このことに感動した。
最低限なところが豊かなのかもしれない。
町長はこのように実感していると話しました。
そして、100年で4回の大きな津波が来ている。これからも津波は来る。
だからこそ、基本、津波に絶対安全な安心な町。
南三陸町は“国際津波防災の都市を目指す”ということです。
メッセージ 3
楽しく精一杯生きる
一歩先、何が起きるかわからない。
病気で亡くなったりすることもある。
何が1番大事なのかを考えてもらいたい。
人生にはチャンスというものが平等にあると思う
気づいて生かす人、気づかない人、気づいてもそれを生かさない人
チャンスの時が転機になると思う。
メッセージ 4
町の長所短所をわかる人間になって帰ってきて欲しい
「もし町を出ていくのであれば、大海を知って、いろいろ体験して
物事を知り、友を作り戻ってきて欲しい。」
そして「町の情報を他の地域で発信して町の力になって欲しい。」
とも話しました。
町長の講話の後、生徒達からは活発な質問が出ました。
質問「仮設住宅はいつまであるのですか?」
町長「住宅再建は第一と考えている、平地がなく山を削らなければならない。
高台に28団地造成して28年度中には完成する。仮設住宅は小さな子供と違い
高校生は大変だと思う。今しばらく待ってもらいたい!いつまでかは返答できない。」
質問「物理的な物の復興もあるが、精神的な復興が本当と思うが?」
町長「ハードを作るのは目に見えるが、心の部分は難しい。行政が立ち入ることは
できない。しかし、保健福祉の部分で行ってきてはいるが、自分の心を奮い立たせられない人はいる。難しいところだ。生活不活発病というのがあるが体を動かすこと、
このことによって体だけでなく心も動かしていければと思う。」
 
最後に、志高生から町長へ花束が贈られました。
限られた時間での質疑対応。
まだまだ、聞きたいことがあった様子の生徒達。
生徒たちは震災を経験し、たくさんのことを感じ、学んだのだと思います。
この日の講話も、きっと生徒たちの学びとなり、これからの未来を担っていく力となってくれるでしょう。
(西城)  
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おすばでまつり福興市

月末の最終日曜日に行われる福興市ですが、先月はおすばでまつり
と同時開催でしたので、12月29日(火曜日)に開催されました。
その様子を今日はご紹介します。
この日は朝、少し雪があって足元が心配されましたが、昼になるにつれて
だんだん晴れてきました。
真ダコです。今シーズン、タコは豊富のように感じました!
志津川高校のモアイをかたどったおやきは大人気で朝から予約がいっぱい
入っていました。先生も生徒と一緒に奮闘していました!
こちらも人気のクレープ屋さんです。
 
こちらは今回初登場の「ワカ麺」です。麺が緑色で美味しそうでした。
 
みんな良い笑顔をくださいました。
 
 
今年も福興市から元気を発信しましょう!!
(西城)

 

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南三陸の秋鮭

鮭は川で生まれて稚魚に成長すると海に出て、約4年後産卵のため産まれた川に戻ります。
『母川回帰の習性』と言うのだそうです。
秋鮭漁は、南三陸町の基幹産業のひとつです。
町では、川に上ってくる鮭を捕獲して卵から稚魚を育て放流する
ふ化放流事業を行っています。参考:南三陸町小森ふ化場 
今シーズンの様子を少しご紹介します。
 10月になると町の川(八幡川、水尻川、水戸辺川)には鮭を捕獲するための

ヤナが設置されます。
 
ヤナにかかった鮭は川から運ばれて人工授精させます。

 
自然の様子だと鮭のメスが産卵したところにオスが精子をかけるのですが、
ここのところを人の手で行います。
受精が終わった卵はイケスに入れられ、4月まで育てられます。
稚魚になった鮭は2月初めごろから順次、川に放流されます。
放流の様子は、またその時期に掲載いたします。
最後に懐かしい、震災前の八幡川での秋鮭漁の様子です!(泣)
(西城)

 
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さんさん商店街でダンスイベント開催!

少し前の話になりますが11/29(日)、
冷たい風が吹きすさぶ中、さんさん商店街にて
熱いステージパフォーマンスが催されました。
その名も「南三陸スペシャルダンスステージ」。
東京でプロのダンサーが中心となって活動する団体「あいうえお」とタップダンスの「POWER OF TAP」が
南三陸に集結。さらには、町内で活動する「南三陸ダンススクール」も集まり、
この日限りのダンスイベントが行われました。
東京からこの日のために集結したメンバーは、これまでも福興市等での出演がある方々。
久しぶりの南三陸での公演で、懐かしい再会もあり、張り切っている様子です。
震災直後からこの町を知るダンスメンバーの一人は、
南三陸ダンススクールに通う子どもたちのダンスを見ながら
「こうして習い事ができるような環境になってきたことが、とにかくうれしい。」
と感慨深い様子。
一方、本場のプロダンサーのパフォーマンスを間近で見た南三陸の子どもたちは
「すごい!」と目を輝かせています。
繰り出される音に身を委ね、ダンサーも観客も自然と笑顔になれる――。
ダンスにはそんな不思議なパワーが隠されているもの。
寒空のもと、町内外から集結したダンサーと100名近く集まった観客との間で作りあげられた熱い空間が、
それを証明しているようでした。
(浅野)

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伊里前福幸商店街の引っ越しです。

先日、オープン4周年で紹介した伊里前福幸商店街。
伊里前地区のかさ上げ工事に伴い、店舗を現在の所から移転します。
移転先は国道45号を挟んだ向かい側。
海側にかさ上げして造成したところです。
伊里前神社から見るとこういう感じです。
 
新商店街でも、移動郵便局や仙台銀行の移動支店は継続されるということです。
商店街の組合長高橋さんにお話を伺いました。
「今日はお店が閉まっているところもありますね?」
組合長「12月から引っ越し作業に入っている商店もありますので一時閉店しています。」
「今開いているお店はいつまで、今の所で買い物ができるのですか?」
組合長「今営業している店も1月の20日前後で閉まり、新しい所の準備に入ります。」
 
「新商店街はいつごろオープンしますか?」
組合長「オープンは、2月上旬ころになると思います。オープンセールを今から考えています。」
ということですので、皆さんお楽しみに!!
(西城)

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平成28年初競り

本日は、1月4日の志津川魚市場 初競りの様子をお伝えします。

  
 
 
この日の市場は鱈、カレイ、マンボウ他いろいろな魚が並び、
2メートル以上になる位の大きな水ダコがいたのが印象的でした。
今年は新しい市場も完成するということで、活気に満ちた市場がまた復活するといいですね!

 

   
 
豊かな海の幸を食し、今年も元気に暮らしましょう。
(西城)

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