南三陸の秋鮭

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鮭は川で生まれて稚魚に成長すると海に出て、約4年後産卵のため産まれた川に戻ります。
『母川回帰の習性』と言うのだそうです。
秋鮭漁は、南三陸町の基幹産業のひとつです。
町では、川に上ってくる鮭を捕獲して卵から稚魚を育て放流する
ふ化放流事業を行っています。参考:南三陸町小森ふ化場 
今シーズンの様子を少しご紹介します。
 10月になると町の川(八幡川、水尻川、水戸辺川)には鮭を捕獲するための

ヤナが設置されます。
 
ヤナにかかった鮭は川から運ばれて人工授精させます。

 
自然の様子だと鮭のメスが産卵したところにオスが精子をかけるのですが、
ここのところを人の手で行います。
受精が終わった卵はイケスに入れられ、4月まで育てられます。
稚魚になった鮭は2月初めごろから順次、川に放流されます。
放流の様子は、またその時期に掲載いたします。
最後に懐かしい、震災前の八幡川での秋鮭漁の様子です!(泣)
(西城)

 
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