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    町の移動販売車 おさかなやさん及川

    いまだ梅雨明けぬ東北地方。
    風も無いじめじめとした天気が続いています。

    これから本格的な市街地再建の始まる南三陸町で
    最近見かけるのは様々な移動販売車です。
    今日からそのいくつかをご紹介したいと思います。

    1件目はこちら、「おさかなやさん 及川」です。

    ご夫婦はもともと漁業を営んでいました。
    名足地区で魚屋さんを開業したのは10年前のことです。

    その後の震災、津波。
    及川さんご家族は本吉町へ、地域の方はそれぞれ他の避難所、仮設住宅へ。
    なじみ客の皆さんとも離れ離れになってしまいました。

    もともとのお得意様にはお年寄りが多く、
    離れてしまえば会うことも難しくなります。
    「それならこっちから行くか」

    「おさかなやさん 及川」はトラックに地元の海の幸を積んで発進。
    歌津や本吉町などを日替わりで廻り
    懐かしい人々を訪問し続けてきました。
    それからもう2年になるそうです。

    「お得意さんのいる集落を廻ってると一週間なんてあっという間だよ。
     おばあちゃんに
     「おめの店無がったらおれ何食えばいいっちゃ」
     なんて言われたら、やっぱり続けなきゃと思うねえ。」

    及川さんのお刺身は新鮮ぷりぷりで
    これでなくちゃ、というファンがいるのも頷ける話。
    再び皆で暮らせる日まで、どうぞ安全運転で!

    (日比谷)

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    南三陸森林組合

    町内の8割弱が森林である南三陸町は、木材資源が豊富な町。
    今回は南三陸森林組合さんにお邪魔してきました。

    お話を伺ったのは総務課長の山内日出夫さん。
    震災後のお話や、これからの取り組みについてのお話をお聞きしました。

    震災当日、組合の事務所は高台にあったため
    建物も従業員さんも被災を免れました。

    震災後は、組合の会議室を宮城県漁協志津川支所の皆さんに
    臨時拠点としてお貸しすることになったそうです。
    「同じ産業団体だから助け合ってやっていかないと」
    と山内さんは語ります。

    今回の津波で森林も被害を受けました。
    海水による塩害です。

    大体、町内の杉材全体の1%程度が被害を受けており、
    立ち枯れてしまった塩害杉は、倒木の危険性があるため
    組合では伐採処理を続けてきました。

    建築材には向かないので焼却で処分(一部、発電利用)をし、
    今年度中には処理が終わります。

    「南三陸杉はよく美人杉と言われていますが、
     「ヤマセ」と言って6月に山にかかる海の霧が
     木に良い影響を与えます。

     木造住宅の建築費は高い、というイメージがありますが、
     決してそれほど高くはありません。
     地元には優秀な大工さんが沢山おります。
     住宅や事務所等を建築される時には、
     是非南三陸杉を使った木造建築も検討されてはいかがでしょうか。」
    (山内さん)

     
    震災直後に、木造で建築した15戸の応急仮設住宅はとても好評だったようで、
    これからの町内の災害公営住宅も167戸強を木造で建築する計画をしています。

    その他にも、東京の企業からの研修受け入れも行っているそうです。

    「都市部に住む方々に
     森林整備等を通じて汗をかいていただくことで
     研修効果も高いですし、良い交流も生まれます。
     これからは、もっと山に目を向けてもらえるように
     様々な視点から取り組んで参ります。」(山内さん)

    町が誇る森林資源を有効利用して、
    木の良さを感じられる機会がもっと増えていくといいですね^^

    ■南三陸森林組合
    住 所 : 南三陸町志津川天王山138−3
     お問い合わせ :0226-46-3119

    (安藤)

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    歌津地区お弁当宅配

    先日町で見かけた一枚のチラシ。おいしそうなお弁当の写真に、すぐさま取材を申し込んでしまいました。

    今年6月より歌津地区で始まったお弁当宅配。運営するのは登米市のNPO法人「故郷まちづくりナイン・タウン」です。

    震災直後から炊き出しのために南三陸入りして以来ミニコミ誌「桜通信」の発行、味噌工房設立支援など地域の人々に寄り添う活動を続けてきました。

    今回は町に暮らすお年寄りや単身世帯の方の健康のため、また継続した見守りのために9月末まで週3回、試験的にお弁当の配達を行うのだそうです。

    お弁当は地元の女性グループ「なでしこの会」特製。日頃からみなさん館の厨房で腕を振るっている方々ですのでお味も保障付です。

    この日「おかずのみ、魚メイン、野菜多め」で予約した男性のお弁当は焼きホッケや茎わかめの煮物、地場野菜など色とりどりでした。食品数は15品目にのぼります。

    午前11時半、配達ボランティアの方が仮設住宅へ出発します。この日担当の女性は町の福祉に長く携わってきた方だそうだそうです。

    「体調いかがですか」「好き嫌いはありますか」等の優しい声かけにお届け先の男性もリラックスなさった様子で「元気だよ、何でも食べられるよ」と笑顔で応じておいででした。

    配達を終えたボランティアさん。利用者さんの様子を報告シートにまとめながら「ご高齢者、特に男性は自分から助けなど求めません。長期の見守りで変化に気付くことが必要です。」そう話してくださいました。

    町の人々にバランスの良い食事を取って、元気に暮らしてもらいたい。毎日を明るい気持ちで過ごしてもらいたい。歌津お弁当宅配のスタッフさん達はおいしいお弁当と共に思いやりを届けています。

    故郷まちづくりナイン・タウン 歌津お弁当宅配のお知らせ

    DSC_0778-1


    (ボランティアさんも募集中です!)

     

     

    あさひ幼稚園

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    南三陸もやっと梅雨らしい天気になりましたね。昨日は久しぶりの雨でカエルも大喜びです^^
    さて、先日志津川の沼田にある【あさひ幼稚園】さんにお邪魔してきました。

    震災前、志津川駅のすぐ裏手にあった園舎は、津波で流失。。。臨時幼稚園として、最初は志津川小学校、次に大船公民館に移り再開をしておりましたが、2012年7月末、日本ユニセフの支援により仮設園舎が建設されました。

    現在の園児は54名。子ども達は毎日元気に過ごしていますが、震災前は80名弱の子ども達が通っていたことを考えると人数は大幅に減りました。

    園舎には、津波で被害を受けた樹齢350年の大きな杉の木が使われました。中を拝見させていただくと、仮設とは思えないほど素敵な作りです。開放的でかつ、木の温もりが感じられる暖かい空間ですし、回廊も広く、ぐるっと一周できる構造になっています。子ども達も楽しそうに走り回っています。

    しかし現在の場所も近々引越しをしなければならず、課題もあります。「何度も移転をすると、子ども達の思い出の記憶が続いていかないことが悲しいです(遠藤ゆみこ先生)」

    あさひ幼稚園の小島孝尋園長は、志津川の田尻畑にある大雄寺の住職さん。小島園長に今後の抱負をお聞きしました。「あさひ幼稚園も今年で50周年。多くの子ども達が巣立っていきました。その子ども達が親になった時に、またその子ども達にも入ってきてもらえるように地域の中で、幼稚園を続けていきたいと思っています。」

    取材に訪れた前日に、サッカー日本代表の長谷部誠選手があさひ幼稚園を訪問されていました。日本ユニセフを通して多額の寄付をされたことがきっかけで交流が始まり、今回も子ども達と一緒に七夕の短冊作り等をして楽しんでいかれたそうです。将来の町を担っていくのは地元の子どもたち。ここから巣立っていく皆さんの活躍が楽しみです♪

    ■学校法人平成学園 あさひ幼稚園
    住 所:南三陸町志津川字沼田100−62
    お問い合わせ:0226-46-3621

     

    カモメの虹色会議

    「志津川の町に渚を取り戻したい」

    町内で同じ思いを持つ有志の方11名が集まって
    6月13日の夕方より、カモメの虹色会議が行われました。
    これは、志津川地区まちづくり協議会での議論を深めるための、有志での勉強会になります。
    主催者の工藤真弓さんは、上山八幡宮の禰宜(ねぎ)を務められています。
    震災当時の様子を描いた「つなみのえほん」の著者であり、
    志津川地区まちづくり協議会の公園部会の役員もされている方です。
    第3回の今回は、志津川の渚の「未来図」について4名の方が発表されました
     
    海外や他県の事例を持ち出される方、砂浜の形状を考えられた方、
    「南三陸はやっぱりタコだ」とタコの形状を考えられた方、浜を育てる「養浜」を提案される方。
    4名の未来図はどれも異なり、それぞれの思いが詰まったものでした。
     
    渚の計画を立てるにあたって欠かせない防潮堤の議論に関しては
    皆さん防潮堤の必要性をしっかり認識されていて、
    建設するのであれば、どのようば形がいいか、どんなデザインがいいか、
    どこに作ってもらうのがいいか等、議論がなされました。
    5番目の未来図として、京都造形芸術大学の研究室考案の未来図に関しても、
    模型を見ながらディスカッション。良い点だけでなく、改善点も町民目線で話し合いました。
    既に第4回目の会議は終了しておりますので、次回は第5回。
    7月12日(金)19時より行われます。
    「志津川の町に渚を作りたい」という同じ想いを持つ方であれば、参加は可能だそうですよ^^
    ■工藤真弓さん
     お問合せ: kudo.myu@gmail.com
    (安藤)

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    南三陸ミシン工房

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    6月23日(日)。平成の森大会議室にて、ミシンの周りに集まる女性たち。

    皆さんは南三陸ミシン工房の縫い手さんたちです。約20名の方が所属されています。

    2013年3月にNPO法人化をした南三陸ミシン工房ですが、

    もともとは震災復興支援として始まった「ミシンでお仕事プロジェクト」がきっかけ。

    ミシンを贈る物資支援、講習会による技術支援、ミシンを仕事にする自立支援の

    3つを組み合わせた総合プロジェクトの中の、3つ目のステージになります。

     

    町内の女性のみならず、登米市や、藤沢町に避難して暮らしている女性たちが参加しています。

    縫製の経験者だけでなく、漁師の奥さんも活躍しています。

    普段は各自が仮設住宅で作業をして

    月に1-2回、出荷や講習のために集まっているのだそうです。

    「この柄かわいいべな」 「この生地からコースター何枚採んの?」 「タグの位置どうすっぺ」

    この日は出荷用商品の梱包とミシン勉強会、次回作業の分担が行われました。

     

    写真左はミニトートバッグ「おらほもあんだほもがんばっぺし!Bag」、写真右はポーチ。

    他にもクラッチバッグ、ボストンバッグやティッシュケースなど。商品は多岐に渡ります。

    個人向け販売だけでなく、企業さんが行うイベントでの来場記念品や営業の販促商品としても

    ご活用いただいているとか。

    こちらは南三陸ミシン工房代表の熊谷安利さん。

    震災後からボランティアとして南三陸に関わり続け、

    今でも商品の出荷日に合わせて東京から通い続けています。

    「かわいそうとか、忘れないで、といった気持ちで買っていただくのではなく、

     本当に良いものを買っていただけるように日々努力をしています。

    そして良いと思って手に取った商品を通して、被災地、南三陸のいまを知って欲しいです。

    縫製の経験者が多い南三陸町ですので、自分の得意なことが仕事になる、

    誰かの役に立っているということが自信につながり、ミシンの仕事を生き生きと楽しんでいます。

    皆さんの熱意がすごくて、なんとかここまで続けてくることができました。

    生産管理体制がこれからの課題ですので、より安定的に製作できるように試行錯誤しながら頑張ります。」

     

    縫い手の皆さんからは

    「仮設住宅で孫のお守りをしながら進めています」

    「うちは私と息子の嫁とで作らせてもらっています。仲がいいって言われますよ。」

    そんなお話も。

    チームワークもよく、本当に楽しそうに作業を進めていらっしゃいました^^

    ■特定非営利活動法人 南三陸ミシン工房

    ホームページ : http://www.mishinkoubou.org/

    お問い合わせ : mail@mishinkoubou.org

    (安藤)

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    定例記者会見

    6月25日、佐藤町長による定例記者会見。
    町役場会議室に約20名の報道陣が詰めかけました。

     

    復興計画の進展として
    協議が重ねられてきた志津川市街地全域の開発がついに始まり、
    7月25日に着工式が行われるとの発表が。

    商業の話題では
    今年4月から実施されたディスティネーションキャンペーンの効果により
    この時期の訪町者数が前年比54%増に上ったとのこと。

    「町の自然や食べ物、人の魅力を全国へアピールできました。
    これをきっかけに更なる観光業促進に努めて参ります。」

    その他風疹予防接種への助成や
    住まい再建のための町独自支援についてなど、
    報道陣の質問に応じつつ説明がなされました。

     


    静かながら熱気こもる記者会見は30分ほどで終了。
    「復興」に向け、町は着実に歩みを進めています。

     

    (日比谷)

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    歌津のお土産 うたちゃんショップ

    町のグッズを扱う「うたちゃんショップ」は
    伊里前福幸商店街の総合案内所に併設されています。
    商店街の南西角、「南三陸商工会 南三陸町観光協会」の看板の建物です。

    明るいスタッフさんが迎えてくれます。

    ショップは2011年12月、商店街のオープンと同時に開店。
    と言っても震災から1年も経っておらず、再開した工場などほとんどない時期。

    出品者を集める手がかりは地域の口コミでした。
    「あそこの仮設住宅のお婆ちゃんが小物を作りためているらしい」
    「どこどこの集落でボランティアさんが手芸指導をしているらしい」
    噂を頼りにスタッフの方々が一軒一軒を訪問、
    ショップへの出品を相談して廻ったそうです。

    開店から1年半が経った今、出品者数は個人・団体合わせ約40。
    手芸品やTシャツ等、歌津地区のオリジナル商品も多く置かれています。


    お邪魔したのは平日でしたが
    観光の方、ボランティアの方などお客様が絶えない様子。

    子亀のアクリルたわしが売れていくところへ
    ちょうど製作者の女性が姿を現しました。

    「評判いいしもっと作ったらいっちゃ」との店員さんの言葉に
    「小さいから編むのが大変なんだよ~」と言いつつ笑顔がこぼれます。
    作品を販売することで得られるものはお金だけではないようです。

    この夏、南三陸へお越しの方。
    お土産を探す際はぜひうたちゃんショップを覗いてみてください。

    南三陸町観光協会 うたちゃんショップ
    定休日   木曜日
    営業時間  9:30-17:00
    お問い合わせ 090-5831-9891

    ※ちなみに「うたちゃん」とは
    2002年9月、商店街近くの伊里前川に現れた
    迷子のアザラシのこと。
    発見3日後に海へ帰ってしまいましたが、
    今も地域のキャラクターとして愛されています。

    (日比谷)

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    入谷の桜植樹

    初夏は草木が一気に伸びる季節。
    6月21日、桜の植樹のお手伝いをさせてもらいました。
    伺ったのは入谷小学校から程近く、
    地元の方から「婆山」と呼ばれる山の中腹です。
    既に約2,000平米が
    ボランティアの方々の手で拓かれていました。
    苗木を用意してくださったのは
    秋田県「ニューリーダーズネットワーク」(以下NLN)の皆さん。
    豊かな自然作り、人に優しい街作りを目指し
    公園や病院等に桜の苗を植える活動を続けておいでです。
    震災後、南三陸へ物資支援にきてくだったご縁で
    町の交流スペース作りに協力していただけることに。
    NLNの方、そして地元の方の手により
    カスミザクラの苗70本が植えられました。
    10年後にはここでお花見を楽しめるようになるそうです。
    見下ろせば入谷の田園風景が一望できます。
    「花木をもっと植えたいねえ。」
    「東屋を建てて自然勉強会とか。」
    夢は広がるばかり。
    10年後、ここはどんな景色になっているのでしょうか。
    (日比谷)

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    漁師が作る、漁師のための加工食品「歌津小太郎」

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    6月19日、歌津小太郎(橋本水産食品)さんにお邪魔してきました。

    津波で以前の工場は流されてしまいましたが、幸いにもスタッフの皆さんは全員無事。歌津の管の浜地区で、なんとか先日4月22日に操業を再開されました。

    現在作っている商品は5種類程度。以前の商品数が30前後だったことを考えると少ないのですが、地域で取れる素材もまだ少なく、設備も整いきっていないため徐々に増やしていくそうです。

    こちらは当日お話いただきました千葉孝浩さん。工場のスタート準備をしながら、仙台や東京出張も多くお忙しくされています。

    材料は全て地元のものを使っていて、「漁師自身が、自分たちで納得して食べるもの」を納得のいく価格で消費者に販売しているそうです。

    作業中の工場を見学させていただきました。下の写真は、隣町の石巻市北上町から仕入れた昆布を結んでいるところ。

    こちらは、調理済みの茎わかめを使った「陸中漬(りっちゅうづけ)」を袋詰めしているところ。

    商品は、お隣のみなさん館と、仙台の藤崎デパート内の店舗にて販売中。

    「決してかっこいいことを言うつもりはないのですが、ここまで来られたのは、場所があって、地域の協力があって、取引先に助けられて、従業員にも恵まれて、お客様に応援されてきたお陰です。

    周りの方々の支えがあって再開することができたので、本当に地域の役に立ち、地域に必要な存在になっていきたいです。」そう千葉さんは意気込みを語ります。

    操業を再開されたばかりで、まだまだ大変なことも多いとは思いますが、南三陸の美味しいものを、仙台や東京にもどんどん伝えていって欲しいです。

    ■歌津小太郎(橋本水産食品)
    住 所:南三陸町歌津字管の浜55-1
    問い合わせ:0226-36-3655
    ホームページ:http://www.utatsukotaro.co.jp/
    ファンドも募集中:http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=305