昨日町を歩いた際、月曜の暴風の跡がそこここに見られました。
壊れてしまっているきりこ看板も。
漁業や農業への影響も心配です。
さて、先月伊里前地区で催された「おおむた 鎮魂竹灯篭」。
福岡県大牟田市のボランティアさん方の手により設置された500本の灯篭が
今年3月11日から3週間の間、海に向かって点り続けました。
自然を象った模様やメッセージが切り出された灯篭・オブジェたち。
内側から漏れる暖かい光が、失われた魂を慰めていました。
(日比谷)
昨日町を歩いた際、月曜の暴風の跡がそこここに見られました。
壊れてしまっているきりこ看板も。
漁業や農業への影響も心配です。
さて、先月伊里前地区で催された「おおむた 鎮魂竹灯篭」。
福岡県大牟田市のボランティアさん方の手により設置された500本の灯篭が
今年3月11日から3週間の間、海に向かって点り続けました。
自然を象った模様やメッセージが切り出された灯篭・オブジェたち。
内側から漏れる暖かい光が、失われた魂を慰めていました。
(日比谷)
昨日までの暴風から一転。
今朝の南三陸は風も収まり、爽やかに晴れています。
2013年3月31日。
24回目となる福興市はベイサイドアリーナ脇駐車場にて開催されました。
久しぶりに冷え込んだこの日、昼にはぼたん雪が。
肩を濡らしながらも大勢のお客さんが笑顔を見せてくれました。
福興市に何度もご出演のサンプラザ中野くんは
今回も軽装でステージを盛り上げてくださいました。
ありがとうございます、どうかお風邪を召さぬように(;_;)
そしてお昼に行われた「ネバってネバって福興巻き」。
南三陸産のめかぶと納豆を使い
20メートルののり巻きを作ろうというものです。
20メートルとは、2年前に町を襲った津波の高さ。
「そんなもの巻いて食ってしまえ」と
宮城、東京、横浜などから38人のお客さんが巻き手に立候補しました。
この日のために用意された20メートルの海苔が敷かれ・・・
町内産ひとめぼれを使ったシャリを拡げます。
「薄く拡げるの難しいなあ」「ごはん足りませーん」
巻き手の皆さん、慌てないで!
そこへ具となるめかぶ納豆が一直線に引かれます。
めかぶは志津川湾で獲れた新鮮なもの。
納豆は入谷産の希少種ミヤギシロメ、40パック分です。
海苔の端を一斉に・・・くるり。
20メートルの福興巻き作り、大成功です!
「津波なんか食っちまえ!」
「おめら海の方さ向いて食え!」
「ネバネバネバーーーギブアップ!」
福興巻きは早速お客さんたちへ振舞われ、
あっという間に皆さんのお腹に納まってしまいました。
2011年4月から毎月欠かさず開催されてきた福興市。
次回で2周年を迎えます。
めかぶ納豆のように粘り強い町の皆さん、ご協力者の皆さん、
また月末お会いしましょう!
(日比谷)
読者の皆様、お待たせいたしました。今年度のブログ更新は本日より再開いたします。
復興に向けて変化をし続ける”南三陸のいま”を、昨年度と変わらずこれからも発信してまいりますので宜しくお願いします^^
さて、今日は町の変化をご紹介します。震災後、町の景観が少し変わった場所があります。それはここ。この標識。今までは、「津波想定区域」という標識だったのが「過去の津波浸水区域」に変更になりました。
南三陸の主要道路である国道45号線は沿岸部を通る部分が多く、浸水エリアも複数個所に渡るため志津川、歌津、戸倉でも、各所でこの標識を見るようになりました。
想定ではなく実態に伴う表示なので現実味が増し、車を運転していると、肌感で伝わるものがあります。
過去の経験を伝えること。この標識も大事な役目を担っていきます。
今日は曇り空の南三陸。
濃霧注意報が出ています。
3月23日 気仙沼市民会館にて催された
ドキュメンタリー映画「うたごころ」《2012年版》上映会。
その模様をお伝えします。
「うたごころ」とは
震災発生後、南三陸町で暮らす少女を追いかけたシリーズ映画。
高校の合唱部の活動に打ち込む少女や
その周りの人々を映した《2011年版》は
すでに全国40箇所以上で上映されているそうです。
今回上映の「うたごころ」《2012年版》はその第二作。
受験生となった彼女が
変わってしまった町の現実と向き合いながら
自らの進む道を定めていきます。
この日の上映会には
宮城・岩手等から300名以上の観覧者が来場。
笑顔で両親を支える主人公の姿、また南三陸や気仙沼の風景に
何人もの観客が涙していました。
上映後に行われた合唱グループ「human note」のライブには
映画の主人公である少女も参加し
「翼をください」を披露しました。
客席から彼女に「もう一回歌って!」との声が上がり
続けて「ふるさと」が歌われるという一幕も。
「震災被害の風化は被災地の中でも進んでいます。
伝えていくことは、心の復興につながります。
被災体験のある私たちだからこそできることがある。
その活動は自分の使命だと思っています。」
舞台上でそう語った彼女は
スクリーンで見た2年前の姿より大きく見えました。
「うたごころ《2011年版》」「うたごころ《2012年版》」は
今後も日本各地での上映が予定されているそうです。
「うたごころ」公式サイト
http://utagokoro.info
(日比谷)
わかめ収穫の見学にお邪魔しました長清水(ながしず)漁港。
スーパーなどではパックに入って売られているめかぶ。
南三陸では今、わかめが旬を迎えています。大きくて歯ごたえの良い三陸わかめは国産物の中でもブランド扱い。3月上旬、その収穫の様子を見せてもらうことができました。
時間は朝6時、気温は3度。この時期としては暖かい陽気です。戸倉地区長清水(ながしず)漁港から「第七黄金丸(だいななこがねまる)」が出港し、わかめの収穫ポイントに向かいます。
こちらがわかめの養殖場。
わかめの植わったロープをウインチで引き上げ手作業で刈り取ります。前年の11月頃に種付けが行われ、約3ヶ月かけて成長しました。
簡単そうに作業する漁師さんたちですが、わかめは水袋のような重さ。引っ張るだけでも大変な作業です。
20分ほど刈り取ったのちに次のポイントへ移動します。この日は約2時間半かけてポイントを廻り、1.4トンものわかめを収穫しました。
この日「第七黄金丸(だいななこがねまる)」に乗り合わせた漁師さんは4人。皆さんもともとご自分の漁船を持っていたそうですが、津波によりその多くが失われてしまいました。
現在は長清水漁港で協力し合い、被害を逃れた船に乗り合わせて海へ出ています。その後の加工まで共同で行っているのだとのこと。
「大勢での仕事は楽しい。でも漁師の仕事は自分のペースでするものだったんだ。やっぱり自分の船がほしいねえ。」そのように話す漁師さんもいらっしゃいました。
朝一番で収穫されたわかめは陸に上げられ、午前中のうちに出荷のために加工されます。
明日は、陸での加工作業をご紹介しますね。
雪がちらつく朝。肌寒い日です。
先日、伊里前福幸商店街のマルエーさんを訪ねました。
南三陸の天気は曇り。
年度末の今週は晴れか曇りが続き、崩れにくいようです。
本日は、南三陸で頑張るお店と応援するサポーターを丁寧に繋ぐネットショップ、
昨日の強風はおさまり、肌寒くも穏やかな朝。
桜の開花は例年より早まるようですね。春が来るのが楽しみです^^
3月12日、
歌津コミュニティ図書館では「語り部教室」が開かれていました。
講師はラジオや講演会などで民話の語り部をなさっている
「しづがわ民話の会」仲松敏子先生。
生きる力を取り戻すことができたのだそうです。
(日比谷)
3月20日。
チリ共和国から「復興のシンボル」として、
当町へ送られることになっているモアイ像のお披露目が
東京・丸の内の「丸ビル」で行われました。
今回のお披露目は、当町に運ぶ前に、
たくさんの方々にご覧いただきたいと、
当町や駐日チリ共和国大使館などで構成する「モアイプロジェクト実行委員会」と
ご支援いただいた民間企業などにより実現しました。
除幕式には、駐日チリ大使やチリ共和国関係者の皆さんのほか、
当町からは佐藤町長、
モアイ化プロジェクトに取り組む志津川高校の生徒の皆さんも
参加しました。
会場では、モアイの紹介や南三陸町との絆に関する展示も行われています。
南三陸町の特産品やチリのワインなども販売しています。
丸ビルでの展示は、28日まで。
お近くにおいでの方は、どうぞお立ち寄りください。
このあと、モアイ像は、大阪で展示されたのち、
いよいよ5月25日、南三陸町に届けられます。
(まるやく)
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