2015年春、障がい者の生活介護事業所である「のぞみ福祉作業所」が「NOZOMI PAPER Factory」としての活動を開始。手すきのレタープレスはがきなど、思わず手に取ってしまう、かわいらしくデザイン性に富んだ商品やブランディングを担っているのが前川雄一さんと前川あきこさんの夫婦によるユニット「HUMORABO」です。前川さん夫婦は、それぞれ福祉施設との協働を行っていたそうですが、2012年にのぞみ福祉作業所の商品開発に携わることになりました。
そんなNOZOMI PAPER Factoryのアートを気軽に触れることができる場があります。「南三陸さんさん商店街」の「NEWS STAND SATAKE」にて『POP!UP! NOZOMI PAPER Factory 初個展! NPF_Kazukoの招き猫展「福まねき、あの手この手」』が12/25(月)まで開催されています。展示されているのは、のぞみ福祉作業所のメンバーの一人であるKazukoさんが描くユーモラスでカラフルなキャラクター。おいしいコーヒーを楽しみながらホッとひと息つける空間になっています。
ウェブサイトやSNSでの情報発信をはじめ、南三陸ねぎプレゼント企画、ねぎカフェの開催など、まずは南三陸ねぎを知ってもらうための活動に注力。2017年10月には、南三陸町観光協会の協力を得て、南三陸ねぎの公式キャラクターの募集を開始しました。全国から応募があり、最終的に選ばれたのが「ネギプー」です。「ネバーギプアップ(Never give up)」の「ネ」「ギ」「プ」を取って命名されました。