南三陸町をPR!みなみな屋

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今日は粉雪。予報によると夜まで降り続くとのこと、積もるかもしれません。
本日はさんさん商店街にて観光協会さんが運営をしている、「みなみな屋」さんをご紹介します。

こちらのお店では、南三陸町グッズや、町内で手仕事をされている方々など、約30組の商品を取り扱っておられます。オクトパス君や大漁旗を加工した商品、他にも畳素材を使った名刺入れ、町の若者がデザインしたパーカーなど、様々な商品がありました。

スタッフの皆さんにて写真をパチリ。「すべてお勧め商品ですので、なかなか選べるものではありません。」と観光協会チーフの菅原さん(写真左)はおっしゃいます。

店内には、みなみな屋さんにお越しになったお客様がどこからいらっしゃったのか記録してあるマップも掲示されておりました。下の写真は、去年の夏から年末までの期間のものです。

シールと書き込みがびっしりされていて、全国各地の方々に、南三陸町へ訪れていただいたことが分かります。町のグッズが揃うみなみな屋さんは、南三陸町の情報発信基地。パンフレットなど情報誌も充実しておりますのでまだ訪れたことのない方は是非一度お立ち寄りください^^

■南三陸町観光協会みなみな屋
営業時間:9:30-17:00
定休日 :水曜日
お問合せ:090-7073-9563
http://item.rakuten.co.jp/minamina/c/

 

三陸沿岸道路工事の様子

南三陸町、朝発令された暴風警報が昼過ぎに解除されたばかりです。強風のうえ道は凍ってつるつる。通勤時に私も怖い思いをしました。皆さん運転には充分ご注意を。

さて。急ピッチで工事が進んでいる「三陸沿岸道路」。インターチェンジができる予定の志津川地区の小森周辺では橋脚などの構築物が目立つようになりました。

三陸沿岸道路は震災時、緊急物資の輸送や緊急患者の搬送などに使われ、町にとっての「命の道」としてその重要さを再認識されました。

供用開始時期はまだ決まっていないとのことですが完成すればきっと町再建の弾みにもなると期待しています。一日でも早い開通を。

 

 

モアイグッズに込められた想い

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南三陸、昨日は強風でしたが本日は穏やかです。
志津川高校による「南三陸モアイ化計画」のグッズ展開についてご紹介します。

ストラップは男性モアイ「さんりくん」と女性モアイ「みなみちゃん」の2種類。マグネットは他にも種類がありますが、写真のものは南三陸町で有名な魚竜ウタツサウルスに乗った、魚竜ライダーです。

そして次は缶バッジ。漁師に、サンタに、空手に、ランナーに、・・・って、そう!実はこのキャラクター、とても種類が多いんです!

商品化されて一般に公開されているのはまだまだ一部で、町の地域情報や職業などを反映させた、約250種類が現在準備されています。これらのキャラクターは、すべて生徒が学校のパソコンでデザインしているそうでとても驚きました。

そして、これらグッズの販売収益は、多少の活動費を除き、すべて町の復興のため、具体的には町民バスの購入に使われる予定です。

現在の販売場所は、さんさん商店街の雄新堂さんで銀ざけタコ、魚竜ライダー、天女のデザイン、
伊里前福興商店街のアスリートやまうちさんで、10種類のスポーツをしているデザインの、缶バッジとマグネットが購入できます。

(雄新堂さん前の「モアイあります」のぼり)

高校生の発想力と魅力的なキャラクターが強みの「南三陸モアイ化計画」。復興のために頑張る姿勢も素晴らしく、今後の発展に期待です!

 

 

南三陸モアイ化計画!?

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昨日に続き快晴の本日。照らされた残雪が眩しいです。
本日は「南三陸モアイ化計画」についてご紹介します。

取材のために訪れたのは志津川高校。情報ビジネス科の3年生5名が、授業の中の課題研究として「南三陸モアイ化計画」に取り組まれています。

主な活動は、「町の復興と活性化」ですが、現在はモアイグッズの製作や町のPR活動に力を入れています。

(写真は、志津川高校に設置されたモアイの頭部。)

さかのぼること53年・・・。
1960年のチリ地震津波では、南三陸町も大きな被害を受けました。そのチリ地震津波の30年後にチリ国からモアイ像が贈られ、町内には、レプリカ含めて合計3体のモアイが存在します。

そんな歴史のあるモアイを活かして、町の地域興しをするために志津川高校の生徒たちが2010年にプロジェクトを立ち上げました。

今までのストーリーがきれいにまとめられているムービーをご紹介しますので【下の写真をクリック】ください。イースター島の素敵な映像もあります。

(南三陸モアイ化計画のページより)

「防災のシンボルであるモアイを活用して、南三陸町の活性化、復興のためにプロジェクトを行っています。生徒たちは、とてもやりがいを持って取り組んでいます。」とプロジェクト担当の佐々木先生と茂木先生は語ります。

高校生が取り組む町の活性化。構想はまだまだ広がっているそうなので、今後の展開が楽しみです!

次回は、同プロジェクトのモアイグッズについて取り上げますので
お楽しみに! ^ ^

■南三陸モアイ化計画
http://minasan-moai.jp/

■プロジェクト概要
http://sizugawa-hs.myswan.ne.jp/moaikeikaku.pdf

 

のぞみ福祉作業所

今日の南三陸町、晴れて暖かい陽気です。それでも道には凍結部分もところどころ・・・
お越しの際はお気をつけて。

南三陸町役場の近くで事業を営むのぞみ福祉作業所さんは、障がいをお持ちの方々の生活・作業支援を行う生活介護施設です。

こちらの作業所、震災前の施設は流されてしまい、現在仮設の施設になります。仕事量も震災前からすると激減しました。

しかしそんな中でも、全国各地からのご縁とご支援のお陰で、現在の仮設作業所へ2012年3月に移動。“紙漉き”の機械も新たに寄贈され、新しい仕事に取り組み始めました。

当日お邪魔した際、皆さんで【手漉き笑はがき冬セット】を作成されておりました。町中の牛乳パックを集めて手漉きハガキを作り、それにステンシルでデザインを加えていきます、

温かみのある商品は、気に入った方がハガキを購入して使用するだけではなく、受け取った方からも問合せがくる、という良い流れが出来ています。今では企業さんの挨拶状やハウスメーカーさんの住宅展示場でも使われています。

仕事を始める当初、「儲からないよ」と言われた”紙漉き”ですが、震災で何もなくなった状況の中では自然と「どうしたら売れるか」を考えるようになったそうです。

畠山所長と森さんから「いろいろな方に、いろいろな形で、いろいろな支援をしていただいたお陰で明日が見えない毎日の中でも、運営を継続することができています。地域の復興はまだまだ先ですし、目標にも届いていませんので、今までの支援に甘えることなく、商品開発や販売に力をいれていきたいです。」とコメントをいただきました。

ひとつひとつ手作りのハガキは、想いを伝えるために最適です。
さんさん商店街や伊里前福興商店街でも購入が可能ですので、是非お買い求めください。

■インフォメーション■
社会福祉法人 洗心会 のぞみ福祉作業所
志津川字袖浜93-1
0226-46-5129

 

 

雪の足跡

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1月ももうすぐ終わり。現在の南三陸町は一面の雪景色です。
歩いてみるとあちこちに動物の通った跡を見つけました。

今回訪れた、JR気仙沼線陸前戸倉(りくぜんとぐら)駅周辺は震災によって甚大な被害を受けた地域です。

林間部も津波に削られ、以前のような生き物たちが暮らす森には戻らないという人もいたのですが・・・
震災から時が経つにつれ少しずつ野生動物の姿が増え、運転中もタヌキや鹿を見かけるようになりました。もともと、自然と人が共存していることがこの町の魅力。雪の足跡の発見に、自然回復への望みを感じさせられました。

 

 

志津川の様子

1月29日。天気は晴れですが、風が冷たい。

松原公園があった辺りに積まれていたガレキ。だいぶなくなりました。

半年前は、この状態。向こう側が見えないくらい大量のガレキ。

漁港の復旧も進んでいます。一部ですが、かさ上げされ、岸壁が復旧。建物も建ちはじめています。

半年前は、このような状態。建物は流され、地盤が沈下。

町のあちらこちらで復興に向かって、変化が見られるようになってきました。

 

 

第22回 寒鱈まつり福興市

南三陸町本日は快晴です。先週の雪もかなり融けてきています。

1月27日、今月もやってきました福興市。
ボランティアの方々が雪かきをしてくださった会場にお客様がつめかけました。

宮城県沖の真鱈の出荷制限が1月17日より解除されたため、今回の福興市にはたくさんの真鱈、白子が並べられていました。この時期の鱈は脂がのっているんですよね~。

ステージでは恒例の餅まき。寒鱈まるまる1本が当たるくじ付きとのことでお餅を拾う方も熱が入ります。

来場の皆さんの、寒さの中でも楽しそうな様子が印象的でした。
この元気で冬を乗り越えていきましょう!

 

伊里前福幸商店街を彩るフラッグたち

昨日に引き続き、快晴の南三陸町。気持ちのいい朝です。

さて、今日は町の風景をご紹介します。

歌津の伊里前福幸商店街を飾る、Jリーグフラッグたち。現在ではJ1のチームはすべて揃い、下部組織のJ2、JFLだけでなく、バスケットや野球チームのフラッグも飾られています。

もともと、商店街がスタートした2011年の12月当初は商店街を盛り上げるために大漁旗を飾っていたそうですがそれはあくまで期間限定で借りていて、返却をしないといけないものでした。

大漁旗の代わりになる旗を探していた中で、当時は購入する予算もなく、インターネットを通じてお願いしてみます。

すると。。。

呼びかけに応じた全国の方々から、応援メッセージとともに、Jリーグのフラッグが届くようになったのです!

地域を盛り上げるために立ち上がった店主の方々の想いが伝わったのだと思います。
伊里前福幸商店街は今日も元気に営業中。フラッグが見えたら、ぜひお立ち寄りください^^

■伊里前福幸商店街の奇跡 (歌津支援センター)
http://minamisanriku-mall.com/reported/utatu-kiseki.pdf

■インフォメーション■
絆が見える伊里前福幸商店街
住所:南三陸町歌津字伊里前96-1
電話:0226-36-2235(体制変更につき2014/12/18修正)
http://minamisanriku-mall.com/reported/index.cgi

 

復興グルメF-1大会

今日はあいにくの天気。朝の5時過ぎに南三陸町には「暴風雪」の警報が出ております。
お昼前後の時間帯が最も風が強くなるようですので、皆様お気をつけください。

さて、本日ご紹介するのは「復興グルメ F-1大会」です。1月20日の日曜日、気仙沼復興商店街で開催されました。

岩手・宮城の6つの仮設商店街が独自のメニューを持ち込んで味を競い合うというもの。会場の「南町紫市場」はお客さんで溢れました。

南三陸町からは「南三陸さんさん商店街」が参戦。「南三陸さんさんタコカレー」で勝負!

ライスは「南三陸産ひとめぼれ」を使用、デミグラスソースにも似た「欧風カレー」の上にさくさくの「タコカツ」。
志津川産タコの特に柔らかい頭の部分が使われているそうです。
料理店「創菜旬魚はしもと」のご主人が半月かけて考案した力作です!

総票数約1500票、気になる集計結果は・・・。

見事! 準グランプリ!
志津川復興名店街運営組合副組合長の三浦さんは「激戦のなか、2位を獲れたことは嬉しい。」とガッツポーズでした。

大会運営の方によると次回開催地は未定とのこと。南三陸町での開催を期待しています!