南三陸金華山国定公園 神割崎

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湿気の多い季節。
朝方の濃霧にご注意ください。

南三陸町と石巻市との境にある神割崎。
国定公園にも指定をされている景勝地です。

ここには、神割崎という名前の由来にもなっている、二つに割れた大きな岩があります。
不思議なほど、きれいに真っ二つに割れています。

ここには神割伝説と呼ばれる
「神様が町民同士のいさかいを仲裁した」という伝説もありますが、
詳しくは是非、現地にてお読みください^^

岩の間から波のしぶきが上がり、とても迫力のある観光スポットです。

隣接する神割崎キャンプ場は、宿泊ができる季節になっています。
 


これから夏になると、1年を通して最も海がきれいな時期になります。
神割崎キャンプ場から見る海は絶景ですので是非一度お越しください。

■神割観光プラザ
 ホームページ: http://www.m-kankou.jp/facility/kamiwarizaki/

(安藤)

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藤浜地区の造成工事(着工から4ヶ月)

町内各所で進行中の防災集団移転促進事業。
戸倉・藤浜地区の現場を見せていただきました。

 


集落へ入る坂道を登ります。

排水溝の整備中でした。

集落入り口。ここには集会所が建ちます。

その奥の住宅予定地には数台の重機が入り、既に広く拓かれていました。
戸建10戸が建設予定。

造成には現在10名前後の作業員の方があたっているそう。
「そろそろ法面(斜面)の工事が始まるから、スタッフはもっと増えるよ。」

町内の防災移転事業の中で一番早く着工した藤浜地区。
地元からの期待も大きいようですが、どうぞご安全に。

(日比谷)

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希望のポストプロジェクト

東北も梅雨に入りました。
折りたたみ傘があったほうがよさそうです。

 

さて、1ヶ月ほど前から町役場に設置されたこの小さな家。
書き損じはがきを回収するポストです。
南三陸の山から出た間伐材を素材に
南三陸の工房で製造されました。

これは日本ユネスコ協会・株式会社電通により始まった
「南三陸の森 希望のポストプロジェクト」

集まったはがきは「ユネスコ世界寺子屋運動」への募金となり、
世界の人々の学びの機会を増やすために活用されるそう。
例えば11枚のはがきにより、
カンボジアの子ども1人が1ヶ月学校に通うことができるのだそうです。

5月15日、町役場と町内5つの小学校に寄贈されたポスト。
佐藤町長はこう語りました。

「南三陸の自然が
町の自立、更に世界との支援しあう関係作りに活かされます。
また町の子どもたちとっては
幼い頃から世界に眼を向ける機会になるはずです。」


南三陸の木でできた「希望のポスト」。全国に設置が広がっており
現在は仙台の河北新報社本館ロビーや
岩手の小学校などでもその姿を見ることができます。

日本ユネスコ国内委員会のある文部科学省庁舎にも一つ。
庁舎内の方へ向けて書き損じはがきの提供を呼びかけたところ
3週間で551枚もの協力があったとか。


「希望のポストプロジェクト」は現在も賛同企業・団体を募集しています。
https://www.unesco.or.jp/terakoya/postproject/

 

震災後、世界中から希望のメッセージを受け取った南三陸。
この町の素材と心が、今度は世界へ希望を届けることになります。

(日比谷)

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歌津のいま(6月)vol.3

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泊浜港の様子。泊崎半島ではもっとも船が多い場所。

 
尾崎の漁港では、復旧工事中。

名足小学校の復旧工事は今年中に終了予定です。
最後は、泊崎半島の見所スポットを2箇所ご紹介します。
南端の「歌津崎」は国定公園にも指定されており、
遠くに牡鹿半島、金華山を望むことができます。
尾崎神社には、7本もの鐘がぶら下がっていて迷います(笑)。
そしてニュー泊崎荘付近には、浜に下りていくために整備された散策道があります。
素敵な景色に出会えますので是非行ってみてください。^^
 
(安藤) 

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歌津のいま(6月)vol.2

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今日は歌津地区、泊崎半島のいまをお伝えします。
まずは館浜の港。
泊崎半島の道路は地震の影響を受けて所々崩れ、道幅が狭くなっているので
車のすれ違いには要注意です。
 
板橋の様子。漁師さんの作業場も海のすぐ傍にあります。
養殖に用いる浮き玉が目立ちます。
 
長須賀では、以前の海水浴場を復活させるべくビーチクリーン活動が行われています。
海側を見ると、津波で壊れた場所もまだありますし、
山側を見ると、海水の被害を受けた塩害木が伐採されました。
“歌津のいま”も明日で最後です。
明日は、観光スポットもご紹介します。
(安藤) 

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歌津のいま(6月)vol.1

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6月の歌津地区を、3日間に渡り紹介していきます。
まずは韮の浜の様子です。
韮の浜港には船が停泊していました。漁業が盛んな歌津特有の景色。
JR気仙沼線の旧歌津駅(右上)と、同じくJR気仙沼線BRTバスの新歌津駅(左下)。
電車の線路をバス道にするべく工事が進められています。
伊里前小学校の仮設住宅(37戸)。
歌津地区には、他にも仮設住宅が15箇所あります。
伊里前福幸商店街は、45号線沿いの土地に駐車場が整備されました。
この日は仙台銀行さんの移動ATM車も駐車中。
三島神社から見た、伊里前の様子
歌津大橋(写真左)は、現在も解体工事中です。
 
45号線沿いの平成の森入り口付近には、
水産加工工場や直売所、飲食店が新たに建設され賑やかになってきました。
明日は、歌津地区の泊崎半島を御伝えします。

(安藤)

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伊里前まちづくり協議会 平成25年度総会

日差しが強くなり、虫も元気に飛び回っています。
虫除け対策、虫刺され対策をお忘れなく。

さて6月9日午後、平成の森アリーナにて
伊里前まちづくり協議会の平成25年度総会が行われました。

事務局、南三陸町役場も含め、総勢30名程度の方が
お休みの日曜日に集まりました。

「まちづくり協議会として、これまでの1年間いろいろありましたけれど、
まずは二つの造成地区への移転を決めることができました。」
伊里前まちづくり協議会会長の千葉正海さん(下の写真真ん中)による開会の言葉です。

その後は、協議会副会長の熊谷健一さん(下の写真、右から2番目)の進行で
総会は進みました。

この日は、平成24年度の活動報告、決算報告や
平成25年度の活動方針、予算の承認。そして役員の改選もありました。
24名の新役員は、会員の声に基づいて、思い切って女性と若者を増やしたそうです。

参加者が役場の方と質疑応答を交わす場面もありました。

平成25年度の総会は約1時間で終了。
 



(写真左は中学校上団地の、写真右は桝沢団地の土地利用計画)

「これからは、中学校上団地と桝沢団地の移転先のことだけでなく
 伊里前や他の地区も含めた歌津全体としてのまちづくりを考えていかねばなりません」
とおっしゃった千葉会長の言葉が印象に残りました。

(安藤)

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地元の子ども達による、長須賀つながりビーチ復活大作戦

「震災前までは、いつもここで泳いでいたんです。

ビーチを再開させて地域の子どもたちの笑顔が見たくて活動しています」
「何度やっても大きなガレキが出てくるんですけど、やっぱり地元の海で泳ぎたいです。
皆さん、ご協力を宜しくお願いします。」
そう語るのは歌津地区の小・中・高校生50名で構成されるチーム、
「つながり南三陸シーモンキー」の二人。海岸清掃活動が始まる前の一場面です。
6月8日土曜日の午後、震災で被害を受けたビーチを復活させるべく
地元の方、子どもたち、外部からのボランティアなど総勢20名が集まりました。
この日の作業は、砂浜の異物除去。
 
三人一組で地道に頑張っていきます。
 
午後2時から始まった作業が終了したのは4時前。
約2時間に及ぶ作業で、たくさんの異物が出てきました!
 
本日進んだのは、下の写真手前の色が変わっている部分。
水質検査は最高ランクのAA、放射能検査もクリアし、7月20日のオープンは決まっています。
それまでに、上の写真左奥の端まで清掃を進めていく予定。
(※今回は地域内でのオープンであり、一般向けの海水浴場として
オープンするわけではありませんので、ご了承願います。)
シーモンキーをサポートしている、ボランティア団体
「地域の方々と一緒に、町がよくなることはドンドンやっていきたいんです。
まだまだ人手が足りないので、是非ご協力をお願いします!」
仙台出身の勝又さんは熱く語られました。
ビーチが復活したらダイビングスクールも作り、自然豊かな歌津の海をPRしていきたいそうです。
 
清掃活動は、毎週土曜日の14:00-15:30まで。これからオープンまでは日曜日も行います。
平日も5名以上であれば大歓迎だそうです(詳細はお問合せください)。
海から、子ども達のはしゃぎ声が聞こえる日はすぐ目の前です!^^
■長須賀海水浴場復活大作戦「つながり南三陸シーモンキー」
 お問い合わせ: info@tsunagari-project.com
(安藤)

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ヒマワリプロジェクト

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曇り空の南三陸では小雨が降ってきました。

さて、こちらの可憐な女性は南三陸町復興応援大使である妃乃あんじ(ひのあんじ)さんです。元タカラジェンヌであり、現在も女優として活躍しながら、南三陸のためにダンス指導、がれき撤去、広報活動等に尽力してくださっています。

そのあんじさんが今進めているのが「ヒマワリプロジェクト」。南三陸の土地を拓き、種を撒き、
町の方々に愛されていたひまわり畑を復活させようというものです。

6月7日、取材に伺ったのは廻舘地区の398号線に面した場所。南三陸町「のぞみ福祉作業所」の方、兵庫の障がい者支援施設の方、あんじさんの呼びかけで全国から集まったボランティアの方などこの日は40名ほどが土地整備にかかっておいででした。

あんじさんによるとここにひまわりとコスモスの種を蒔くのだそう。家屋のあった場所は畑にはしない予定ですが、「お世話になるので」と手作業で石を拾っていらっしゃいます。

元々南三陸町とのご縁はなかったと言うあんじさん。ですが本拠地・大阪からボランティアに通い始め、もうすぐ2年になります。

「今回参加されたボランティアさんの中にも初めて南三陸に来ました、という方がいます。短い滞在の中でもこの作業に携わってもらえたことで心の中に、この先この町のことを思うきっかけが残るはずなんです。」

志津川中学校やさんさん商店街からも眼に入るひまわり畑。鮮やかに咲けば、また皆の宝物になることでしょう。

 

開始から2年2ヶ月。運営側から見た「福興市」とは?

震災後わずか1ヶ月半で起ちあがった「福興市」

それから2年以上も毎月欠かさず開かれてきた、
被災地では他にないイベントです。
 
 
メディアに取り上げられることも多く
いまや全国に知られるようになった福興市。
運営側から見る「福興市の役割」とは?
南三陸町観光協会 福興市事務局に訊いてみました。
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福興市は「町のシンボルイベント」であり、
南三陸の商業の振興を担うものです。
仙台で2度の開催を果たしたほか、
他県のイベントへもブース出店するなど
その効果が現れてきています。
 
予想外だったのは、個人作家の出店例が増えてきたことです。
 イラストやアクセサリー・衣類など、町内出身のデザイナーさんが参加してくれています。
若い事業家が町を応援し、またこちらからも応援できるという
嬉しい関係ができつつあります。
アーティストの支援もたくさんいただいてきました。
ステージへの出演の他、町内の子どもたちへ演奏指導に来てくださる方もいます。
 
またボランティアさん達には立ち上げの頃からずっと助けていただいています。
普段はビジネスマンだったりする方々が毎回駆けつけてくださいます。
イベント当日のスタッフとしてだけではなく
運営・経営について相談させてもらうなど、心強い限りです。
 
この6月は初めて福興市の開催がお休みとなり
7月27日(土)、次回「夏祭り福興市」が予定されています。
2ヶ月ぶりの福興市を楽しみにしていてください。
夜には花火大会もありますよ!
―――――――――――――――――――
お話ありがとうございました。
開催が続くことでご縁も強くなっている「福興市」。
今後も盛り上がりましょう!
↓↓↓福興市最新情報はこちらから↓↓↓
(日比谷) 

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