「震災前までは、いつもここで泳いでいたんです。
ビーチを再開させて地域の子どもたちの笑顔が見たくて活動しています」
「何度やっても大きなガレキが出てくるんですけど、やっぱり地元の海で泳ぎたいです。
皆さん、ご協力を宜しくお願いします。」
そう語るのは歌津地区の小・中・高校生50名で構成されるチーム、
「つながり南三陸シーモンキー」の二人。海岸清掃活動が始まる前の一場面です。
6月8日土曜日の午後、震災で被害を受けたビーチを復活させるべく
地元の方、子どもたち、外部からのボランティアなど総勢20名が集まりました。
この日の作業は、砂浜の異物除去。
三人一組で地道に頑張っていきます。
午後2時から始まった作業が終了したのは4時前。
約2時間に及ぶ作業で、たくさんの異物が出てきました!
本日進んだのは、下の写真手前の色が変わっている部分。
水質検査は最高ランクのAA、放射能検査もクリアし、7月20日のオープンは決まっています。
それまでに、上の写真左奥の端まで清掃を進めていく予定。
(※今回は地域内でのオープンであり、一般向けの海水浴場として
オープンするわけではありませんので、ご了承願います。)
シーモンキーをサポートしている、ボランティア団体
一般社団法人震災復興支援協会つながり魚竜 代表の勝又三成さん。
「地域の方々と一緒に、町がよくなることはドンドンやっていきたいんです。
まだまだ人手が足りないので、是非ご協力をお願いします!」
仙台出身の勝又さんは熱く語られました。
ビーチが復活したらダイビングスクールも作り、自然豊かな歌津の海をPRしていきたいそうです。
清掃活動は、毎週土曜日の14:00-15:30まで。これからオープンまでは日曜日も行います。
平日も5名以上であれば大歓迎だそうです(詳細はお問合せください)。
海から、子ども達のはしゃぎ声が聞こえる日はすぐ目の前です!^^
■長須賀海水浴場復活大作戦「つながり南三陸シーモンキー」
お問い合わせ: info@tsunagari-project.com