More
    ホーム ブログ ページ 148

    入谷のエステハウス

    暖かい日が続いています。ダウンコートでは汗ばむほどです。

    本日紹介する山内千代子さん、千史さん母子は共にエステティシャンです。3月上旬、お店にお邪魔してきました。

    震災後、町の親しい人々が心の傷を抱えている様子を感じ「私たちの技術がすこしでも慰めになれば」と
    自宅の居間を開放してエステハウスを始めた2人。それからもうすぐ1年、今ではすっかりご近所さんの憩いの場となっています。

    お母さんの千代子さん「誰もが必死で立ち上がろうとしている時期ですから自分のお手入れは後回し、という方が多いです。特に年配の女性にきれいに、元気になってもらいたいと強く思います。」お嬢さんの千史さん「マッサージを受けると皆さん表情が和らぎます。普段気を張り詰めていらっしゃるんですね。男性ならお顔のケアが特にリフレッシュしてもらえるようです。」

    犬のたろちゃん、猫のちょびちゃんもセラピストとして活躍中。取材中にも関わらず、私もついリラックスしてしまいました。

    ■連絡先
    山内 千史さん
    chifumi10toro10chobi@yahoo.co.jp

     

    夜空

    0

    南三陸、昨日今日と晴天が続いています。昨晩は空いっぱいに星が輝いていました。

    観光客の方やボランティアさんなどに南三陸町の印象を聞いた時多くいただく答えの一つに「夜空の美しさ」があります。

    こちらは志津川中学校近く。戸倉地区の海上に昇った月は模様まではっきり。

    2年前、津波の被害により町のほぼ全域が停電となった南三陸。復旧には早い地域でも1ヶ月以上掛かりました。信号一つ点かない不安な日々の中「それでも星がとてもきれいだった」町の方はそう言います。

    現在は電力も復旧。信号や街灯が増え、幹線道路であれば夜道も安心して運転できるようになりました。その他の道も今後順々に整備がなされます。町が暮らしを取り戻すにつれ、灯りのない場所は減っていくでしょう。

    夜空を見ながら震災当時を思うことができるのは今だけなのかもしれません。南三陸町にお越しの際はぜひ空を見上げてみてください。

     

     

    「歌津」ブランドを広めたい!佐藤酒店

    0

    本日の南三陸町は快晴。暖房を控えめにしても充分暖かい日です。

    さて先週、伊里前福幸商店街の佐藤酒店さんをたずねました。

    震災後すぐに歌津中学校裏の仮設テント商店街に出店していたお店ですが、2012年9月に伊里前福幸商店街に合流。もともと震災前も地元の商店街にお店を構えていらっしゃいました。

    町外からも多くの方がいらっしゃっているいま、南三陸町の観光になるようなものがあればいい、と考える中で、
    地域を限定したブランド商品がないことに気づいた佐藤さんは、付き合いのある石越酒造さんに企画を持ち込み、先方の快諾のもと、オリジナル日本酒「歌津」が完成。

    ラベルの文字は、歌津出身で歌津中学校の元校長先生、阿部友昭さんに書いていただいたそうです。
    限定販売なので、町内でもこちらのお店でしか買えません。

    「このお酒を通して「歌津」という名前を知ってもらいたい。」と話すのは、店主の佐藤裕さん。明るく元気の良い性格で、商店街を盛り上げています。

    ■佐藤酒店
    営業時間:9:00~19:00
    定休日 :無し
    TEL   :090-3360-6115

    町の床屋として!カットクラブチバ

    0

    今日の天気はくもり。最高気温は12℃になるようで、暖かい日が続きます。先日、伊里前福幸商店街の理髪店「カットクラブチバ」さんをたずねました。

    店主の千葉さんは、地元歌津のご出身。震災前に経営していたお店は、福幸商店街へ入る信号の角にありました。

    しかし震災で家も店もなくなり、仕事をしないわけにはいかないから、と気仙沼方面で働くことを考えていた折、出店の話が来たとのこと。「近くに店が持ててよかった」とおっしゃいます。

    期間限定の仮設店舗が終わったあとも、この地でお店が継続できるように現在、商店街の店主が中心となって、自主勉強会を開催中。

    「うちは床屋なので出来ることをやるだけなんですが、うちに来るお客さんが、他の店で何かをついでに買ってくれたりしてお店間での相乗効果が出ると、少しは商店街の役になっているようで嬉しい。」

    軽快に地元の話や商店街の話をされながら、お客さんを楽しませてくれる千葉さん。カットをしていただきながら、様々なお話をお聞きすることができました。

    ■カットクラブチバ
    営業時間:9:00-19:00
    定休日 :月、第3日曜
    TEL  :0226-36-3609

     

    新しいチャレンジ!マルアラ及川商店

    今日の天気も晴れ。久しぶりに訪れた、とても暖かい一日です♪伊里前福幸商店街にて、水産加工品やお土産品などを扱うマルアラ及川商店さんを訪問してきました。

    マルアラさんは震災前、自社工場の運営をしておりましたが伊里前福幸商店街立ち上げの時には、店舗での出店相談がありました。

    出店店舗の中に、食品を扱うお店がなかったためです。

    当時は買い物に行ける場所が少なかったので、1時間以上かけて、車で石巻や佐沼に買い物に行くのも一苦労。そんな地域の方々のためにも、初めての店舗経営にチャレンジすることになりました。

    もともとは自社製品のアンテナショップにする予定だったお店ですが、地域の方々のために鮮魚や惣菜も取り扱いはじめます。地元で便利にご利用いただくようになったことで固定客も付き店を続けていく見込みが立てられるくらいには、売り上げは安定してきたそうです。

    目玉商品の珍味類。一番人気は「たこわさび」です。ぶつ切り大粒サイズのお得感もさることながら、素材の味もしっかり感じることが出来て、とても美味しいです。

    いろんな新しいチャレンジは、全て地域のことを思うが故。今回お話を伺った及川社長から、「地域のためにできることを」という熱い想いを感じました。

    ■マルアラ 及川商店
    営業時間:9:00-19:00
    定休日 :無休
    TEL   :0226-36-4623
    http://www.odette-shop.com/products/list.php?category_id=15

     

     

    防災集団移転促進事業の着工式

    今日の天気は晴れ。穏やかな一日になりそうです。
    さて、昨日2月26日。防災集団移転促進事業の着工式が行われました。

    町では、平成27年度までに、町内20地区28団地、計1,096戸整備する計画ですが、その先頭をきって、戸倉藤浜地区の10戸分の造成工事が着手されます。

    式には、町の関係者や来賓、工事関係者など、約100名が参加。犠牲者に対する黙とうや町民憲章唱和に続き、「先祖代々の土地を提供いただいた土地所有者の皆様に感謝を申し上げ、町民が穏やかな生活を送れるように事業を進めていきたい」と佐藤町長が式辞。

    来賓挨拶、事業概要の説明に続き、鍬入れ。

    そして、立ち木伐採と続きました。

    造成工事は、平成25年12月に完成予定です。

    町が進める高台移転。「なりわいの場所は様々であっても、住まいは高台に」。本日も、一歩前進です。

     

    伊里前からギネス申請!

    南三陸町、今朝の気温は摂氏1度。最近は氷点下が続いていたので暖かく感じます。日差しもあって明るい日となりました。

    さて今日は伊里前福幸商店街に掲げられたフラッグのお話。フラッグが商店街を彩った経緯についてはこちらのブログをご覧ください。

    Jリーグ、プロ野球チームやそのファンから贈られたフラッグは現在50チーム分。それらが先日「商店街内で掲げているフラッグのチーム数」としてギネス記録へ申請されました。

    2013年2月24日、申請当日。「サポーター」と呼ばれる伊里前福幸商店街の応援者たちが見守る中、ギネス申請文が英語で朗唱され、商店街会長である「マルタケ大衆ストア」店長がギネス公式サイトの申請ボタンをクリック。

    仮設商店街が世界へ矢を放った瞬間。一同から歓声が上がりました。

    この日のために東京から駆けつけたというサポーターさんは「私はスポーツフラッグを縁に商店街と繋がりができました。同じように商店街を好きになる人を増やしていきたい。ギネス挑戦はそのきっかけになりますよ!」と話してくれました。

    ギネス認定を受けるには、この後認定団体の審査を待つことになります。伊里前福幸商店街は世界記録を獲得できるのか?乞うご期待です!

     

    第23回 牡蠣まつり福興市

    2月24日、日曜日。23回目となる福興市は、さんさん商店街横のスペースにて開催。

    雪がチラチラ降り、風も強く、まさに怪しい雲行きの中でのスタートでしたがお昼になるにつれて、雪がやみ、晴れ間が出てきて賑わいました。

    今回のテーマは「牡蠣まつり」ということで牡蠣汁、牡蠣鍋、殻付き牡蠣などのお店が並びます。私も牡蠣鍋をいただきました。寒かったのでとっても温まります♪

    他にも、タコカツを使った「さんさんタコカレー」の販売や、「めかぶ詰め放題」に、

    ステージイベントも開催。ベンチに座りきれず皆さん立ち見です。

    また同時開催で、さんさん商店街では1周年記念イベントも開催中。お楽しみ抽選会には長蛇の列が!!
    (写真には写っていませんが30名くらい並んでいます)

    風が強くて寒い一日でしたが、そんな中でも多くの皆さんにお越しいただくことができました!また次回の福興市にてお待ちしております^^

     

    さんさん商店街にて、オープン記念1周年セール開催中

    0

    昨年の2月25日にオープンしました南三陸さんさん商店街は、まもなく1周年。

    そこで本日より3日間、さんさん商店街の各店舗ではオープン1周年記念の割引セールを行っております♪

    最終日の24日(日)は、第23回福興市(今回のテーマは牡蠣!)が行われ、復興グルメF-1大会で2位を受賞した「さんさんタコカレー」や「丸めかぶ詰め放題」企画も予定されています。

    詳細はこちらから。

    『第23回 牡蠣まつり福興市』 開催のお知らせ

    今週末は、たくさんの方のご来場をお待ちしております ^ ^

     

    日用品はお任せ!マルタケ大衆ストア

    0

    今日は天気の良い南三陸。晴れていて気持ちの良い朝です。

    本日は、伊里前福幸商店街にて日常生活には欠かせない食料品や家庭用雑貨を取り扱う「マルタケ大衆ストア」さんをご紹介します。野菜やお土産品だけでなく、惣菜パンやお菓子にカップラーメン、そして洗剤やギフトなど。仮設商店街には専門店が多い中で、こちらのお店は万能選手として日常生活に必要な商品を、幅広く扱っていらっしゃいます。

    こちらのお店にいらっしゃるのは、お子さんのお迎えついでに晩御飯の食材を買いにいらっしゃったお母さんや、学校が終わって買い食いするために立ち寄った(?)高校生など。

    地域の方々にとって、商店街というのは今まで「あって当たり前」のものでしたが、今回はそれがなくなって初めて、商店街の価値がわかったように感じます。

    カウンター越しに何気なく交わす会話は、暮らしの中でのなんてことない光景ですが、これも「なくなって初めてわかる商店街の価値」のひとつ。

    「ここは歌津地区の中心街だったんです。そんな場所が、これから10年経ったときに、何もなくなってしまうわけにはいかない。やっぱり「前よりよくなった」と言ってもらいたいよね。」と話すのは、店主の高橋さん。いまだ仮設暮らしが続いているそうですが、地元の未来のためにゼロから頑張っています。

    マルタケさんは、ついつい世間話が弾んでしまうアットホームなお店。近くにお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください。

    ■マルタケ大衆ストア
    営業時間:9:00-19:00
    定休日 :不定休
    TEL   :0226-36-2610