平成24年度成人式

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1月13日。ベイサイドアリーナにて「成人式」が行われました。

今年の南三陸町の新成人は223名。式典では新成人代表 高橋和也さんが「いずれは自分たちが中心となって、町の発展に貢献したい」と力強く抱負を述べました。

震災当時高校3年生だった彼らも20歳。今それぞれの道に進み、成長しようとしています。

新成人の声…。

行場穂乃花(ほのか)さん(大学生)
「志津川小学校出身です。母校の教師を目指して勉強しています。」

関内望未(みいわ)さん(写真中央、主婦)
「お腹に2人目の子供がいます。いつまでもキレイなママでいたいです。」

高橋志乃さん(飲食業)
「家業を手伝っています。将来は自分のお店を持って、幸せな家庭を築きたいな。」

声をかけたみなさん、故郷への思いは強く、「いずれ戻って町を支えたい」といった声が多く聞かれました。ご成人おめでとうございます。

 

震災から1年10ヶ月

1月10日の志津川旧市街地。
朝はこの冬一番の冷え込みだったそうです。公立志津川病院跡地には、ダンプ車の列が。先頭まで回ってみると、どうやら計量器に乗るのを待っている列。ダンプ車に積まれたがれきの重さを計っているようです。

建物基礎の解体工事もだいぶ進みました。

今日で、震災から1年10ヶ月。復興は、まだまだ長い道のりですが、ちょっとずつですが、一歩一歩着実に、前に進んでいる。

 

谷復興副大臣が来町

1月9日(水)。
谷公一復興副大臣が当町にお出でになりました。昨年12月も就任されて以来、初めての来町。

佐藤町長から、復興財源の確実な手当やなりわい再生に向けた支援、復興庁の機能強化など、引き続き被災地に寄り添った支援を要望しました。

谷副大臣は、町から説明した課題に一つ一つ耳を傾けられ、「復興が前に進むよう、全力で支援する」と心強いお話をいただきました。

 

炭火焼き ほったて小屋

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今日は、昨年10月にオープンしたばかりの食堂「ほったて小屋」を紹介。
ほたての炭火焼きなど、海産物を中心としたお店です。

ご主人の成澤英子さん。
震災前から食堂を経営されていたわけではなく、震災後に一から事業を立ち上げました。

起業のきっかけは、震災後、町内で少ない「雇用の場」を確保することや「南三陸」を「ブランド化」して観光を盛り上げ、復興に弾みをつけたいとの想いからだそうです。

「南三陸のおいしいものを食べてほしい」と、炭火焼のほかにもお刺身や煮魚などの海産物を中心にした定食など、南三陸のものにこだわっているそうです。

ちなみに、お店の名前は「かき小屋」の「かき」を「ほたて」にアレンジしたとのこと。ユニークですね♪

こちらのマークが目印です。お近くにお出での際は、どうぞお立ち寄りを。

 

◆◆連絡先◆◆
炭火焼き ほったて小屋 (国道45号線 戸倉駅向かい)
電話:0226-46-9974
営業:11:00-19:00 (毎週水曜定休)
http://hottate.jimdo.com/

 

たみこの海パック

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今日は「たみこの海パック」を紹介します。
戸倉地区の国道398号線を、石巻の方へ行くと左手に黄色い漁業用の浮き玉のようなものに「海パック」と書かれた気になる看板。

小道に入ると事務所がありました。

代表の阿部民子さん。
震災前は家業が漁師で、浜の仕事をしていたそうです。

震災でなりわいを失い、ご家族も犠牲となり、当分の間、絶望感や悲しみで立ち上がることができず、一度は町を離れることも考えたそうです。そんな阿部さんを励ましたのは、全国からのたくさんの支援。
いただいた支援に応えるために、「自分にできること」として始めたのが、「たみこの海パック」。

「町の復興は、漁業の再興が不可欠」と考え、イクラやアワビ、タコなど「南三陸のおいしいものを全国へ届ける」仕事を始めたのだそうです。

「ここまで来るのが大変だったけれど、今はとっても楽しい♪」と阿部さん。ホームページを開設したり、Facebookをしたりと、新しいことにもチャレンジしているとのこと。

いろいろな詰め合わせが用意されているようですので、詳しくはホームページをご覧ください。

◆◆連絡先◆◆
たみこの海パック (戸倉長清水9-3)
電話:0226-46-9661
営業:9:00-17:00 (日曜、祝日定休)
URL:http://www.tamipack.jp/

出初式

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1月4日。
消防団と交通指導隊の出初式が行われ、団員や隊員など、およそ300名が参加しました。

震災後初めての実施。以前のような「パレード」や「はしご乗り」「一斉放水」などはなく、室内での式典のみとなりました。

団長より、「強みの「組織力」を活かして安全・安心なまちづくりに協力して取組み、非常時を乗り越えよう」といった内容の訓示がありました。

みなさんの後姿からは事故や火災を絶対に出さないという意気込みを感じました。

 

 

志津川魚市場で初セリ

1月4日。
志津川魚市場(南三陸町地方卸売市場)で、今年初めてのセリが行われました。

漁師さん・水産業者の方・漁協職員などが集まり水産業の復興を誓いあいました。
セレモニーの後さっそく始まったセリでは威勢のよいかけ声が飛び交わされ、サケやタコ、スケソウダラなどが取引されていました。

町の方の話によると24年度の水揚げは関係者のみなさんのご尽力もあって23年度実績を上回る見通しとなったとのこと。今年の大漁をお祈りします。

 

仕事始め

1月4日。
役場では、仕事始めにあたっての佐藤町長による訓示がありました。
佐藤町長は、私たち職員を前にして、復興事業の進捗は「おおむね順調」ではあるが、「依然として多くの町民が仮設住宅での不自由な生活を強いられており、今年は復興のスピードを一層加速させなければならない」と訴えられました。

私たち職員も、「町民のみなさまが一日でも早く元の暮らしに戻れるよう全力で頑張る!」。復興への決意を新たにしました。

「愛のジョイントコンサート」の開催について

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1月6日日曜日。ベイサイドアリーナにおいて「愛のジョイントコンサート」が行われます。
登米市出身の音楽家姉妹、山形英恵さん・しほさんをお招きして、町内の子供たちと歌の共演。「音楽を通してみんなに夢を持って欲しい」(主催者)とのこと。

開演は、午前10時から(開場は午前9時30分)。入場は無料とのことです。
「当日の飛び入り参加も大歓迎!」「参加者にはプレゼントあり」とのこと。冬休み最後の思い出づくりにどうぞ。

■インフォメーション■
「山形姉妹と南三陸町こども達 愛のジョイントコンサート」
日程:2013年1月6日(日)
開場:9:30 開演:10:00~11:30
会場:ベイサイドアリーナ 文化交流ホール
入場無料

 

新年のご挨拶

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2013年の新年が明けました。あけましておめでとうございます。

年が変わるとともに町内あちこちの神社・仏閣には明かりが灯され初詣に参拝する方の姿が見られました。

天気にも恵まれ、大きな初日の出を拝むことができました。

本年もよろしくお願いいたします。