暑い夏目前!にぎわい見せる「第8回潮騒まつり」が開催

766

まばゆい陽光が差し込む青空の下、三陸の海の幸や美味しい食べ物などが揃う、ゴールデンウィーク恒例の「潮騒まつり」が今年も開催!3年ぶりの開催となった昨年から出店数が増え、ステージイベントなども行われ、多くの家族連れらで賑わいました。

行動制限緩和で神割崎に熱気が立ち込める

南三陸町と石巻市の水産業者らによって、震災前から開催されてきた潮騒まつり。このまつりメインとなる朝採れの新鮮な海産物を、地元の生産者が浜値で提供してきました。

東日本大震災で一時中断となるも、地元有志の力によって2014年に復活。一昨年と3年前は新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続中止となりましたが、縮小しつつも昨年3年ぶりに開催されました。そして、行動制限が緩和された今年は、会場の神割崎キャンプ場に、南三陸町や石巻市などから計31店舗が集結。ゴールデンウィークの3日間を大いに盛り上げました。

潮騒まつりのぼり旗と開花する藤の花

ホヤやカキなどの海産物を使った焼き物や汁物に、たこ焼き、焼そば、かき氷など、美味しい食べ物がたくさん並び、そこに集まるお客さん。皆さん楽しそうに買い物されていました。

石巻市から出店したわかつきでは、子どもたちが楽しめるダーツゲームやトスケを用意。

皆さんは“トスケ”というのをご存じでしょうか?トスケとは、こちらの方言でくじ引きを表します。トツケモノと言うところもあるそうです。

「今ではトスケという言葉を知らない人も増えてきたが、方言から懐かしい気持ちを味わってもらえれば。震災前から毎年参加してるけど、今年はすごい人だね。震災やコロナで開催できない年もあったけれど、こうして続けて開催されて嬉しい」と話していました。

南三陸町からは5店舗が出店していました。松野やではホヤご飯や海鮮はっと汁。泰東丸ではホヤの詰め放題。髙橋栄策商店ではタラ汁やカキの焼そば。浜の屋では焼そばやポテト。自然卵のクレープでは様々な種類のクレープを提供していました。

お孫さんもお手伝いに来ました。松野や。
皆さん一心不乱にホヤを詰めていました。泰東丸のホヤ詰め放題。
1人でお店を切り盛りされていたタフガイ。髙橋栄策商店。
気温の高い日に嬉しいかき氷やラムネも販売。浜の屋。
行列が絶えませんでした。自然卵のクレープ。

ステージイベントやフリーマーケットにズレンガ⁉

飲食の出店の他に、昨年はなかったステージでの演目やフリーマーケット、木育玩具のズレンガがやってきました。

ステージでは、演歌歌手による歌謡ショーが連日開催。1日目は登米市出身の米山愛子さん。2日目は女川町出身の西夕子さん。3日目は登米市出身のさかえ里美さんが出演し、持ち歌や人気曲などを披露。お客さんも一体となって、空にこだまする歌声に酔いしれていました。

フリーマーケットでは、計6店舗が出店。今回が初参加という石巻市のFuture.stは、素材から製造まですべて国内で完結させたこだわりのアパレル商品を販売していました。

店主は「だんだんとイベントが復活してきて嬉しいですね。初めて参加しましたが、まつりの雰囲気も温かみがあってとても良いです」と話していました。

最終日には、天然木製ブロック“ズレンガ”が登場!ズレンガは、積み木やドミノ倒し、ロボットなど、発想を形にできる木のおもちゃです。子どもたちは夢中になって、遊び方に没頭。親子が一緒になって楽しまれていたのが印象的でした。

また、同じく最終日に、お餅&お菓子まきも行われました。コロナ禍前にはよく見た光景が復活。大人から子どもまで降り注ぐお餅やお菓子を手に取り、みんなが笑顔になっていました。

老若男女みんなが笑顔になったまつり

連日、県内外から多くのお客さんが遊びに訪れた今回のイベント。

登米市からお孫さんと一緒に参加したお父さんは、アイスを頬張るお孫さんを見ながら、「こういう盛り上がるイベントがあるのはすごく良いよね」と話されていました。

石巻市からご家族で遊びに来たみなさん。旬の海産物や焼そばなどを親子で美味しくいただきながら、楽しいひと時を過ごしていました。

「初めて参加しましたが、出店やズレンガ、歌謡ショーなど老若男女みんなが楽しめるイベントで、私たちも潮風を感じながら楽しんでいます。南三陸、石巻、それぞれが持つ魅力ある資源を存分に味わうことができるイベントなので、これからも続いていってほしい」と、まつりを大いに楽しんだご様子。

コロナ禍前の生活スタイルがだんだん戻って来ました。活気あふれるイベントが今回の潮騒まつりをはじめ、これから増えていきそうです。みんなが笑顔になれる潮騒まつり。10年100年と続くイベントになってほしいです。

これから夏本番。会場の神割崎キャンプ場には、たくさんの人たちがキャンプをしに来ていました。イベントを通して南三陸や三陸沿岸の魅力に触れていただき、多くの皆さんに遊びに来てもらえたら嬉しいですね。

いいね!して
南三陸を応援

フォローする