「南三陸らしさ」とは?第3回南三陸町総合戦略推進会議のようす

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「南三陸らしさってなんだろう」
これを突き詰め続けた3時間。

10月6日、南三陸町役場にて第3回南三陸町総合戦略推進会議が開催されました。
(前回開催のようすはこちら
南三陸町総合戦略とは国の定めた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、特に人口減少に絞った基本的方向や具体的施策、客観的指標をまとめたもの。

今回はそのなかでも一番の核となる基本目標が議論されました。
 
「移住者にとってハードルとならないか」
「町民として当事者意識をもつことができるか」
「地元住民の意思が尊重されたものとなっているか」
16名の委員で構成される総合戦略委員の議論の様子です。
一般的には行政主導で決定されることも多い町の基本目標。
しかし、南三陸町では町民と有識者で一から議論をすすめています。
参加者は、地元の方から、Uターン者、Iターン者、主婦などさまざま。
それぞれの想いが交錯し、議論は白熱。
背景にあるのは、高齢化や人口流出という町の課題。
しかし、それ以上に「私たちの未来がこうありたい」「こういう町にしたい」という想いが会議の場には溢れていました。

既に制定されている他市町村の基本目標等も参考にしながら
「南三陸色をしっかりと出していきたい」
と文言の細部にまでこだわり「南三陸らしさ」を探っていきました。
目標の最終決定は次回に持ち越し。
しかし、今後5年間続く基本目標。
立場や状況の異なる委員の総意が欠かせません。
一言一句、微調整を加えながら最適を探していく。
委員みんなが、町の未来を自分ごととして本気で捉えているからこそ。
この会議の様相こそが、南三陸町の明るい未来の兆しなのかもしれません。
(浅野)
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