南三陸町立入谷小学校6年生の「総合的な学習の時間」を活用して、南三陸町や入谷地区の魅力を紹介する映像が制作され「南三陸なうYoutubeチャンネル」にアップされています。
ゲストと共に入谷の未来を考える
入谷小学校の6年生は、総合的な学習の時間に「探ろうふるさと 考えよう未来の入谷」のテーマで南三陸町入谷地区の魅力について考えてきました。
1学期に入谷地区で暮らしたり活動する3名のゲストティーチャーを呼び、それぞれの活動を紹介。ゲストは大森丈広さん(「YES工房の活動について」)、藤田岳さん(「入谷地区の古民家で暮らすことについて」)、そしてこの「南三陸なう」の活動について浅野拓也がお話しをしました。
ゲストの3名からはそれぞれ
・今までの活動、入谷で行ってきた取り組みについて
・取り組みを通して得られた効果
・今後の入谷地区の課題
などを子どもたちに伝えながら、普段生活している入谷地区の将来について考える時間をもちました。
地元の魅力を発信するために動画を制作
こうした1学期の経験を踏まえ、自分たち自身で課題を解決するようなアクションを落とし込んでいったのが2学期の活動になります。
子どもたちが考えたのが「入谷地区の魅力を伝えるために動画を制作して、南三陸なうのYoutubeチャンネルにアップする」ということでした。
動画の内容についても先生や子どもたちが授業のなかで話し合いをすすめました。
「どんな内容を伝えるべきなのか」
「どうやって伝えるのがよいのか」
「どんなシチュエーションがよいのか」
「どうやったら楽しんでもらえるか」
さまざまなことを議論していくなかで、動画の核となるプロットが決まっていきました。
自分たちで用意した企画を本格的に撮影
動画の設定は南三陸町のお馴染みのキャラクターであるオクトパス君が「転校生として入谷小学校6年生にやってきた」という小学生らしいオリジナリティのある設定。まだ南三陸町や入谷地区について知っていることが多くないオクトパス君に子どもたちが魅力を紹介したり、一緒に遊んだりしながらオクトパス君が南三陸町の魅力にどっぷりとはまっていくというもの。ドラマ仕立てのオリジナリティ溢れるプロットをもとに南三陸なうチャンネルの制作スタッフが撮影・編集を実施。
入谷地区の象徴的な施設のひとつであるひころの里でのロケ撮影や、教室にオクトパス君がやってきての撮影、さらには学校で本格的なグリーンバッグを設営しての撮影など本格的な撮影に子どもたちもワクワクしながら取り組んでいました。
自分たちで企画をして、紹介する場所の原稿を作成し、撮影を進めていく中で改めて地元の魅力を発見した子どもたち。まずは住んでいる人たちが地元のことを好きになること、地元を知っていくことが大切だと改めて感じさせられるプロジェクトとなりました。
完成した動画は下記よりご覧いただけます。子どもたちの奮闘をぜひご覧ください!