3年ぶりの楽天イーグルス公式戦開催に向けて。南三陸町内にあるイーグルス関連まとめ

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6月5日(日)に3年ぶりの開催が決定した東北楽天ゴールデンイーグルスのイースタン・リーグ公式戦。南三陸町と楽天野球団には深い絆があり、町内各地に楽天イーグルスゆかりのスポットが点在しています。今回は楽天ファン必見の、南三陸町内の楽天イーグルス関連まとめをしていきます。

南三陸町との交流を深め、パートナー協定を締結

宮城県仙台市に本拠を置く東北楽天ゴールデンイーグルス。東日本大震災の数日後には、球団から支援物資が避難所に届けられたほか、復興ボランティア、選手やスタッフによる交流活動などを継続。南三陸町との縁を深めてきました。

2018年には、野球を中心としたスポーツ交流活動を通じて、南三陸町のスポーツ振興と青少年の健全な育成を図ることを目的としてパートナー協定を締結。「試合興行や地域貢献活動」「町民との交流活動」「フィールドサポートプログラム」など、より一層継続的な関係へと発展しています。

2017年のイースタン・リーグ公式戦後にさんさん商店街で行われた交流の様子 写真提供:株式会社南三陸まちづくり未来

深き縁の証!町内に点在するイーグルススポット!

こうした縁のなかから、南三陸町内には楽天イーグルスの関連グッズやスポットが数多く存在。今回は改めて町内のどこにどんな関連施設があるのかをまとめていきたいと思います。

ー荒島・楽天パーク「南三陸こどもスタジアム」

サンオーレそではま海水浴場に隣接する「荒島・楽天パーク」。この公園内には「南三陸こどもスタジアム」があります。このスタジアムは株式会社楽天野球団が中心となり設立した「TOHOKU SMILE PROJECT(東北スマイルプロジェクト)」により町へ寄贈されるもので「スポーツの力でこどもたちを笑顔に!」を合言葉に、東北各地のこどもたちが元気にのびのびと遊び、スポーツを楽しんでほしいという想いが込められています。2018年には楽天野球団主催で「パブリックビューイング&ビアガーデン」も開催されました。これからの季節、南三陸の汐風を浴びながら運動するのにぴったりな場所ですね。

ー平成の森・しおかぜ球場

2017年に甲子園と同等の土、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」と同じ天然芝を使用するなど、大規模にリニューアルした「平成の森しおかぜ球場」。楽天イーグルス平成の森球場」という愛称も使用されるほど、深い縁にあることを感じさせてくれる場所です。さらに、2022年4月には2019年の改修時から設置が進められていた楽天野球団から寄贈された椅子2000席の設置が完了しました。この椅子はかつて宮城球場で使用されていたもので、これによりネット裏からベンチ上、内野席にわたり立派な椅子が設置され快適にスポーツ観戦ができる環境へリニューアル。イースタン・リーグ公式戦や全国高校野球選手権大会宮城大会など、今や多くの大会で利用されています。

ーさんさん商店街にベンチ寄贈

2022年4月25日には南三陸復興の象徴である「南三陸さんさん商店街」に、楽天野球団より特製ベンチを寄贈いただきました。球団がファンの背番号として永久欠番としている「10」をかたどったベンチで一際目を引くデザイン。

楽天生命パーク宮城で昨年12月にあったファン感謝祭で、「ベンチ寄贈プロジェクト」として、選手が練習着などを出品したオークションの売上金の一部を製作費に充てられてつくられたものです。ベンチには今回のオークションに協力をいただいた選手の名前もずらり。ぜひイーグルスファンのみなさんはベンチに座って写真を撮って楽しんでみてください。

写真提供:株式会社南三陸まちづくり未来

まだまだあるイーグルススポット!

また「震災を風化させない」という想いのもと開催されている「がんばろう東北シリーズ」。2021年シーズンでは、佐藤仁南三陸町長がシリーズ初戦で始球式に臨んだほか、復興マルシェへの出店なども行われ、南三陸町の復興と魅力を伝える場としても大きな役割を果たしてきました。さらに「がんばろう東北シリーズ」の一貫として、各市町村の名前をキャップに掲出して試合を実施。南三陸町は台湾出身の宋家豪投手のキャップに掲出されました。そのキャップはサインが入り南三陸町に寄贈。現在は南三陸町戸倉地区の神割崎キャンプ場に展示されています。(※2022年6月19日までは後述の「楽天イーグルスレプリカユニフォーム展」にて展示中)

さらに、楽天イーグルスが誕生以来のファンで、南三陸町応援協議会の発足人の一人でもある三浦達也さんは2019年に移転した高台団地に「居酒屋 鷲巣」を開店。試合時にはファンが集まって応援できる場となっています。

幾多の試練を乗り越え、高台の新しい町に開店!居酒屋「鷲巣」

楽天イーグルス南三陸町応援協議会会長の小坂克己さんが開業した小坂薬局にはサインボールなど楽天イーグルスグッズがずらりと並びます。さらに応援協議会主催で町民有志が持っているレプリカユニフォームを120枚以上展示する「楽天イーグルスレプリカユニフォーム展」を2021年に開催。今年も5月22日(日)から6月19日(日)にかけて南三陸町歌津総合支所で開催予定となっています。

6月5日(日)にイースタン・リーグ公式戦を平成の森球場で開催

このように深い絆で結ばれた南三陸町と東北楽天ゴールデンイーグルス。6月5日(日)に南三陸町楽天イーグルス平成の森球場で「2022プロ野球 イースタン・リーグ公式戦 サントリー presents 楽天イーグルス vs. 巨人」が3年ぶりに開催決定しました。

リニューアルされた平成の森球場で、プロ野球選手の活躍をぜひ生でご覧ください。そして南三陸町へお越しの際には、町内各地にあるイーグルススポットを巡っていただき、特に東日本大震災以降の南三陸町と楽天野球団の強い絆を感じていただければと思います。

チケット等詳細はこちらをご覧ください。

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