ひころマルシェ 今年はオンラインとオフラインのハイブリッド開催!

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ひころマルシェのクレープ屋さんをお目当てに訪れたという兄弟。おいしいクレープをほおばり大満足!

11月14日(日)、紅葉が見頃を迎えたひころの里(南三陸町入谷)で、恒例となった「ひころマルシェ」が開かれました。お客さまを迎え入れての開催は実に2年振り。コロナ禍で先が読めない中、規模を縮小したり、入場制限をしたりと、いつもどおりとはいきませんでしたが、オンラインイベントを取り入れるなど工夫をしながら、大人も子どもも楽しめる充実した一日となりました。

心待ちにしていた再開!

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2019年の秋を最後に、リアルでの開催を見送っていた「ひころマルシェ」。昨年はコロナ禍であっても、毎年マルシェを楽しみにしてくれている人たちのために、工夫を凝らしたオンラインイベントを企画。初めての試みではあったものの、配信動画の再生回数が1000回を超えるなど大好評!これを受けて、今年はオンラインとオフラインの両方を楽しめるようハイブリッドでの開催となりました。多い年には会場に50を超えるブースが並びましたが、コロナウイルスの収束が見通せない中、今年の出店は10店舗と規模を縮小、駐車場や会場入場の人数制限などの感染防止対策を徹底して行われました。当日は晴天にも恵まれ、この日を待ちわびていた家族連れなどが、芝生で遊んだり、買い物を楽しんだり、シートを広げてランチをするなど思い思いの時間を過ごしました。

手作りの看板でお客様をお出迎え

規模縮小でもいつもの笑顔は変わらず

今年で11回目を迎えた「ひころマルシェ」は“おいしい、楽しい、すこやかな暮らしをこの土地で”をコンセプトに2015年から南三陸町入谷の「ひころの里」で初夏と秋に行われているオーガニック志向のマルシェです。立ち上げたのは土地の暮らしを学びながらゆるやかにつながるコミュニティ「うみさと暮らしのラボ」。2018年からはマルシェのコンセプトを引き継いだ町の有志たちが「ひころマルシェ実行委員会」を作り、主催しています。里山や里海の恵みとともに持続可能な暮らしを求めて環境に配慮したオーガニックと循環を実践すること、持続的な暮らしに近づく知恵を分かち合い、発信すること、多世代のいろんな人たちが子育てを温かく見守り、子連れで出かける楽しい場所があること、という3つを掲げ、この思いに賛同する店舗や事業者が町内をはじめ、石巻市や登米市などの近隣市町村、お隣岩手県からもかけつけました。あたたかみのある手作り雑貨、オーガニックコーヒー、素材にこだわったクレープ、新鮮な野菜や米、木工品、草花、天然酵母のパン、手の込んだカフェごはんなど、バラエティに富んだラインナップで、訪れた人を楽しませていました。

岩手県平泉町から参加の洋食店。「ひころマルシェは手作り感があって関わっている人たちの顔が見えるのが魅力。出店していて気持ちがいいし、来てくれるお客さんも気持ちがいい。」と店主。
YES工房のブースでは木製ブロック「ズレンガ」を展示。子供たちに大人気!
「ブロックでロボットつくったよ~。」

石巻市から訪れた家族連れは、「毎年楽しみにしていたが去年は来られなくて残念に思っていた。子どもたちがのびのびと遊べる空間がうれしい。お店の人も集まるお客さんたちもほのぼのとしていて、とても居心地がいい。」と話していました。また、常連で出店している宮城県亘理町のコーヒー店店主は「お客さんたちが再開を楽しみにしていたことを肌で感じた。規模は小さくても会場の温かく優しい雰囲気はそのまま。」と再開の喜びを語ってくれました。

オンラインではトークセッションイベント

午後からはマルシェ出店者を迎えてのトークセッションがYouTubeLIVEで配信されました。

前半は「コロナ禍で考えた地域で商いをすること」をテーマに、カフェを経営する店主2人が、地域に根差したお店としてどんな工夫をしながらコロナ禍を乗り越えて来たか、苦しい状況でも止まらず走り続けられたその原動力について語り合いました。

続く、キッチンカーで移動販売をする2人の女性店主のトークセッションでは、コロナ前とコロナ禍での働き方の変化や地域を回りながら出会った人や風景、キッチンカーと過ごす普段の暮らしなどについて話していただきました。

小さい一歩でも前に進めた喜び

ひころマルシェ実行委員会の栗林美知子さんは「2年ぶりの開催で嬉しい再会がたくさんあった。会場で会う人みんなに、“開催できてよかったね!”“また来年もやりたいね!”と言われて、ひころマルシェが地域に受け入れられているというのを実感した。コロナの状況が日々変化する中、今回の開催にあたっては実行委員会で何度も話し合いを重ねた。地域とのつながり、毎年来てくれているお客さんや出店者とのつながりを途絶えさせたくないとの思いが開催につながった。縮小という形にはなったが、小さな一歩でも前に動き出せたのはよかった。」と開催できた喜びを話していました。

再び動き出した「ひころマルシェ」、次回の開催時にはコロナ前の賑わいを取り戻し、たくさんの笑顔であふれることを願っています。

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