南三陸にBuy返し!? 大正大学の学生が南三陸の魅力を販売【寄稿】

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この記事は「大正大学地域創生学部東京実習 南三陸班」より寄稿頂きました。寄稿の依頼は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

毎年南三陸町で行われる大正大学地域創生学部の地域実習は、コロナ禍のためオンラインで実施。2年生の東京実習では、クラウドファンディングを活用して、南三陸の特産品を全国にお届けする実習を展開しています!南三陸町では学生が感動した「牡蠣」を中心にお届けします!

コロナ禍でもなんとかして地域に恩返しがしたい!!

皆さん初めまして!

私たちは大正大学地域創生学部2年生の南三陸班の阿久津海です。地域創生学部では、1、3年次に地方、2年次には東京で約40日間の実習を行っています。

私たちは昨年、全15の実習地があるなか、南三陸町で実習をさせていただきました。そこではみなさんとの対話や町の行事への参加を通じて、町の歴史と文化、震災からの復興、そして自然と共生する持続可能な取り組みなど様々なことを学びました。長い実習を乗り越えられたのも、南三陸に住む強く優しい想いを持った方々の支えがあったからこそと実感しています。

例年2年生の実習は東京都内において、実習地の特産品を対面販売していたのですが、今年は新型コロナの影響で通常の実習を行うことが困難となりました。大学も春からオンライン授業が続き、コミュニケーションや準備もままならない状況でした。しかしながら、オンライン上でもいつもお世話になっている地域の方々に恩返しをしたいという学生達の呼びかけによりクラウドファンディングでの特産品販売に挑戦することになりました。

オンラインマルシェ ウェブde応援 with C のポスター

全15地域の特産品販売をクラウドファンディングで展開

クラウドファンディングでは、全15地域によるオンラインマルシェという形で実施します。「離れていても応援という形で地域と繋がれる」を理念に7月から準備を進めてきました。クラウドファンディングサイト大手のREADYFORを活用し、各地域の商品を50個限定のリターン品として販売。サイトオープン期間は10月23日(金)~11月24日(火)になります。

お世話になった15地域に学生が恩返し! オンラインマルシェ開催!https://readyfor.jp/projects/taishowithc

南三陸班では、「たみこの海パック」の阿部民子さんご協力の元、牡蠣缶パック・パリパリめかぶ・とろろ昆布・天日干しわかめのセットを5,000円(税込)、50個限定で販売しています。商品名を自宅でも南三陸を楽しんでもらいたいとの思いから「自宅三陸~食欲かきたてる牡蠣~」としました!

実習中にサンプルを送ってもらいリターン品掲載用の写真撮影も

常に南三陸を想いながらオンラインでミーティング

どのように実習を進めてきたのかを紹介します。

実習の本番は9月末からでしたが、準備は7月から始まります。昨年は「伝統文化」「移住定住」「一次産業」「関係人口」の4テーマで班が分かれましたが、偶然全ての班から1名ずつ集合しての計4人のグループとなりました。

最初に昨年の実習を振り返り、南三陸の何を発信したいのか何度も話し合いを行いました。そして、阿部民子さんの元で船に乗り、とれたての海の幸をいただいたことが共通体験だと分かりました。また、震災の被害やそこからどのように立ち上がってきたのかのお話、戸倉の牡蠣がASC認証を取得されるまでの取り組みについて、多くの方に知ってもらいたいという気持ちを持ちました。

自宅からオンラインツールを使って情報共有

そこで、民子さんに今回の実習と私達の想いを伝えさせていただいたところ、二つ返事で快諾してくださいました。そこから、班員だけでなく、先生や南三陸研修センターのコーディネーターとミーティングを重ね、販売する商品が決定しました。

その後は、サイトオープンに向けてSNSでのPRや同梱するパンフレットの制作に力を入れて活動してきました。パンフレットは学生たちがデザインから内容まで考案し、学生目線での南三陸の特徴や商品の魅力を伝えるものです。SNSは、Facebook「さんさんサークル」という名称で、昨年の実習やクラウドファンディングの情報を投稿しています。

そしてついに10月23日、サイトオープン! 購入していただけるかとても不安でしたが、オープン後2時間半で第一目標金額を達成、初日で108万円もの支援総額となりました。南三陸のセット商品も初日から22個も売れ、現在も順調に売り上げを伸ばしています! 活動の詳細は、Facebookをご覧ください。

大正大学 東京実習オンラインマルシェ 「ウェブde応援 with C」https://www.facebook.com/taishowithC

さんさんサークル https://www.facebook.com/sansan.sanriku

READYFOR上のサイト(10/25時点)

 

クラウドファンディングで私達が出来ることとは・・・?

商品購入が何をもたらし、その後何に繋がるのでしょうか?

私達は海の環境保全とASC国際認証の維持につながるのではと考えます。

今回のセットで南三陸の魅力とストーリーを知っていただき、新たな関係人口がうまれていくと考えています。それはASC国際認証の認知拡大にも繋がります。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ASC国際認証とは、養殖水産物に対するエコラベル。

海の環境と資源を守り、漁業従事者や地域社会に配慮している養殖場が認証されます。一度認証を受けた後も継続していくためには厳しい審査があり、維持することも簡単ではありません。私達がASC認証の牡蠣を含むセットを販売することで、このような状況を知ってもらい、同時に将来の海の環境整備やASC認証維持の応援になることができると考えました。

今回のセット商品企画の理念をプレゼンした際に使ったスライドの一部

 

南三陸と私達

今回は、クラウドファンディングでの私達の活動をご紹介させていただきました。初のオンライン実習ということもあり、不安も大きくありました。

ですが、南三陸の方々をはじめ先生方や仲間、多くの人の支えのおかげでここまで活動することができました。また、オンラインという形でも南三陸と関わり、全国の方に魅力を発信できる機会が本当に貴重と思っています。

昨年の実習中には交流できなかった方とも、今回の活動を通じて繋がりを持てることができれば嬉しいです。購入(Buy)を通じて、南三陸へと恩返しすることが我々の願いですので、引き続きプロモーションを頑張っていきます!

昨年の実習時に、阿部民子さんの元で船に乗せていただいた様子

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