1月15日(金) 歌津の寄木漁港です。
この日は、小正月の行事として知られる「ささよ」が行われました。
(2015年の様子はこちら)
震災の津波はこの寄木漁港も襲い容赦なく浜を破壊していきました。
保存会の畠山会長は、「地区のセンターがここにあったのですが津波で流され、
中にあった法被などすべて失いました。自分が着ているのは
一般の方から支援でいただきました。」と話します。
一般の方から支援でいただきました。」と話します。
太鼓は東日本鉄道文化財団からの御支援で揃えたそうです。
(今年は太鼓のお披露目はありませんでした。)
この行事は、漁業をなりわいとしている寄木の各家々を小学校から中学校の男の子が
大漁旗を取り付けた笹竹を持って訪れ、無事故と大漁を祈願するものです。
「30年前は子供たちも大勢いたので20人ぐらいで歩いた、今年は4人です。」
と畠山さんは言います。そして、男の子しかできない決まりなのです。
小学生の男の子が背負っているサンドバックは、各家庭からのお礼の気持ちの
お菓子を入れるものです。(かわいいですね!)
この日全部で38軒の家庭に伺うと聞いてびっくりしました。
仮設住宅にお住いの漁師さんの所も伺います。
仮設住宅にお住いの漁師さんの所も伺います。
子供たちが主役のこの行事、この子は来年から参加するのだそうです。
お兄さんたちと一緒に、寒さに負けずに頑張ってね!! (西城)