町立戸倉中学校 文化祭

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紅葉が鮮やかになってきました。季節の移ろいを感じます。

11月2日(土)。ベイサイドアリーナのロビーに行山流水戸辺鹿子躍(ぎょうざんりゅうみとべししおどり)の装束を纏った子どもたちが集まっていました。

この日は南三陸町立戸倉中学校の文化祭「戸中祭 STAR~守りたいものがある」開催の日。伝統舞踊や研究発表、弁論等、生徒43名がこれまでの学習の成果を披露しました。

村立だった頃から数えて67年の歴史を持つ戸倉中学校。伝承と自然学習を重視し、長きに渡って地区の人材を育てあげた同校は戸倉の強い絆の源でもあります。

校舎が津波による被害を受けてからは登米市や町内の他校舎内で授業を続けてきた同校。2014年度からは志津川中学校との併合が決まっており、「戸中祭」の開催も今回で最後となります。

全ての発表を終えた在校生たち、43名。「名前が変わっても戸倉中学校の伝統を守り、戸中の良さをしっかり残していけるよう頑張りたいと思います。」その誓いに、観客席の父兄や卒業生から大きな拍手が贈られました。

 

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