9月1日(日)朝7時10分、町にサイレンが響きました。
南三陸町地震・津波防災訓練の始まりです。
「大地震が発生しました。大地震が発生しました。」
今回は『震度6の地震により宮城県沖に大津波警報が発表された』という想定。
防災無線は高台への避難を呼びかけます。
旭ヶ丘コミュニティセンターへ避難すると
既に地域の皆さんが集まっておいででした。
区長の指示を受け、避難者リストへ記名を行ないます。
マナーモードにしていたはずの携帯からチャイムの音。
緊急速報メールの訓練配信が届いていました。
避難先では備品の動作点検などを実施します。
「入谷小学校仮設住宅にて火災発生・・・」
「398号線桜沢付近通行止め・・・」
他地域の被害を伝え続ける防災無線。
今回お邪魔した旭ヶ丘地区は、さんさん商店街からの避難先にも指定されている
近辺では数少ない高台の住宅地です。
震災直後はこのコミュニティセンターに数十名が避難されました。
ライフラインが閉ざされた中、地区内で燃料や食料の提供を呼びかけ
皆で命を助け合ったのだそうです。
「あの時は精一杯やったけど、後から考えると他にもできることあったんだよ」
「今度もしもの時にはもっと助けられるようにしとかないと」
命を守るための防災訓練は午前8時、
災害による犠牲者へ黙祷を捧げ終了となりました。
(日比谷)
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