災害廃棄物処理施設を見学 vol.3

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こんにちは。
一昨日より連載している災害廃棄物処理施設について、今日は最終回として 【木材の洗浄~破砕~バイオマス発電~焼却】 を紹介します。

こちらのプールでは、木材を水にひたすことで異物となる土や、焼却炉の大敵となる塩分を洗い流しています。バイオマス発電で使えるのはきれいな木材のみですので必要な分だけ、細かく破砕をしています。

こちらのバイオマス発電設備で木材を利用して電気を生み出し、場内一部施設の電気をまかなっています。

そして施設内で最も迫力があるのは、この焼却設備です。日量95tを焼却できる設備が3機あります。間近で見るととても大きいです。

ここで選別後の可燃物を燃やします。ちなみに白煙は水蒸気です。さて、ここまで3日間連続で災害廃棄物処理施設を紹介してきました。

こちらの施設は期間限定のもので、処理が完了したらすべて解体をして農地に戻す予定だそうです。

ちなみに場内には、コミュニティスペースも設置してあり、地域住民の方に開放しています。そこで処理に関するDVDを見ることもできますのでもっと詳しく知りたい方は是非そちらへどうぞ。

■南三陸災害廃棄物処理業務 【気仙沼ブロック(南三陸処理区)】■
(戸倉字水戸部148-2)
http://www.shimz.co.jp/construction/minami_sanriku/index.html

 

 

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