強い日差しと蝉の声。
ようやく夏本番となったようです。
8月4日、ホテル観洋へやってきました。
南三陸ネイチャーセンター友の会主催の
「南三陸町子ども自然史ワークショップ」へお邪魔するためです。
もともと南三陸町では
ふるさと学習会、魚竜館など
子どもに自然を学んでもらうための取り組みが盛んでした。
施設・資料の多くが津波によって失われてからは
「このままでは学びの文化が途絶えてしまう」と
いくつもの教育団体や研究団体が体験学習の場を作ってきました。
今回のワークショップもその一つです。
この日は夏休み中の日曜日。家族連れのほか
友達同士やきょうだい同士で来た子どもさんも多い様子でした。
ワークショップは海の幸影絵・町鳥イヌワシの貼り絵など
南三陸の自然をモチーフにした5種類。
ボランティアの大学生や研究員の方の説明を受け、
遊びながら故郷の生き物に親しんでいきます。
魚拓を5回作った!という子も。
親子で合作する姿も見られました。
お父さんやお母さんも、小さい頃からこうして自然を学んできたのです。
このワークショップには、7月28日と8月4日の2回で
合わせて150人以上が来場したそうです。
すぐそばにある自然の貴重さを忘れないでほしいですね。
それは故郷への誇りにつながります。
(日比谷)
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