ミナミサンリク移住カフェせきららVol.6子育て奮闘中のママさんパパさん集合!

686
今回は週末午後からの配信だったためお子さんたちも一緒に参加。

南三陸町に移住した人たちがざっくばらんに本音トークを繰り広げるライブ配信コンテンツ「ミナミサンリク移住カフェせきらら」が12月11日(土)にYouTubeLIVEで配信されました。今回のゲストは南三陸町に移住して、子育てをしている現役のママさんパパさん。出産はどこで?子どもが熱を出したら病院は?保育園の待機児童は?遊ぶ場所は?などなど、南三陸での子育て事情をせきららに語っていただきました。

移住後に結婚・出産をしたママさんと家族で移住してきたパパさんがゲスト

お招きしたのは移住してから結婚出産を経験したIターン移住のママさんお二人と、家族で移住してきたUターン移住のパパさんです。当日はみなさんお子さん連れで登場。とってもにぎやかで楽しい配信となりました。まずは恒例、みなさんの移住のきっかけから伺いました。

町内にある人気タイ料理店にて。子連れでも快く受け入れてくれるのでよく行きます!と安藤さん。

愛媛県出身の安藤仁美さんは震災直後にボランティアで南三陸町を訪れたのがきっかけで2015年に移住。決め手は町の人との距離感の心地よさ。町外から来た若者に対しても、真摯に向き合って熱い思いを語ってくれる町の人と関わるうちに、「こんな人たちに囲まれて生活できたら幸せだろうな」と自然に移住を考えるようになったそうです。移住の翌年、同じくIターン移住の男性と結婚。現在は3歳の女の子と1歳の男の子のお母さんで、夫が町内に立ち上げたデザイン制作会社に勤務しながら子育て中。

生後3週間、家族で撮った初めての記念写真。佐藤さんお気に入りの一枚。

神奈川県出身の佐藤茜さんも震災後のボランティアがきっかけで移住したひとりです。高校卒業後の2013年から漁業ボランティアで定期的に南三陸に通っていた佐藤さん。町に来るたびに受け入れ先の漁師さんが家族のように迎えてくれて、この町で働きたいと思うようになったそうです。2017年、大学卒業のタイミングで移住し、2年後に地元出身の男性と結婚。現在9か月のお子さんがいらっしゃいます。

家族全員が移住してきた昨年4月。海をバックに記念撮影。

南三陸町出身の阿部和也さんは大学進学のために上京し、卒業後も10年間サラリーマンとして東京、仙台で働いていました。そして2020年、家業の漁業を継ぐためにUターン移住。現在はわかめや牡蠣の養殖業に従事しながら7歳の長女、2歳の長男の子育てに励む育メンパパです。移住を考えるようになったのは長男が産まれたタイミング。仕事が忙しく、子育てにほとんど関われなかったという阿部さん。家族との時間を大切にしたいとの思いから、漁師への転身を決意しました。最初の1年は修行のために単身で移住、昨年4月からは家族全員が南三陸に移住し、今は阿部さんの両親とともに暮らしています。

南三陸での子育てって実際にどうなの?

安藤さんと佐藤さんは移住後に妊娠、出産を経験しています。実家が遠かったり、新型コロナウイルスの感染拡大などの理由により、二人とも里帰りせずに、移住先での出産を選んだそうです。しかし、南三陸には出産を受け入れている病院がないため、石巻など近隣の市町村まで通わなければなりません。そんな中、佐藤さんは同居する夫の両親の協力や勤務先の配慮などもあり、初めての出産を無事に終えることができたそうです。出産前後の時間を夫と共有できたことで、結果的に移住先で産んでよかったと話します。

産休中に安藤さんがこんなサービスあればいいなと思ったのが、「一時預かり保育」。出産前後のサポートをしてくれる子育て支援センターは町内に3か所あり、子育て中の家族同士の交流の場ともなっていますが、緊急時やちょっとした用事を済ませたい時などに一時的に子どもを預かってくれる場所がありません。そこで安藤さんは気の合うママ友たちとサークルを作り、子どもを見てもらいたい時にみんなで集まって“預かりあいっこ”をしたそうです。場所は町内にある社会福祉協議会の交流スペースの一角。無料で利用でき、併設するデイサービスに通うお年寄りたちと交流できたりすることも。不便に感じることがあってもママ友たちと協力しあいながら楽しく過ごせたと言います。

ママ友たちと立ち上げた「預かりあいっこの会」のメンバーで誕生日会をしたとき。場所は南三陸町社会福祉協議会「結の里」の交流スペース「えんがわカフェ」。誰でも気軽に利用できるので地域の人たちの集いの場になっています。

安藤さんが妊娠出産するまでを綴った過去の記事では、どこで産むのか、費用はいくらかかるか、町の子育て支援など移住先での出産についてリアルに書かれています。(全7話)

第1話 決断の時は意外と早い!どこで産むか問題(前編)

 

南三陸ならではの子どもとの過ごし方

ここからはみなさんが普段、南三陸でお子さんたちとどのように過ごしているのか、南三陸の大自然をフィールドに、目一杯楽しむ日常を写真でご紹介しましょう。

地域のお年寄りたちが主役の運動会にお子さんと一緒に飛び入り参加!地域のイベントに参加するとみんなにかわいがってもらえるので嬉しいと話す佐藤さん。
ごはんを食べさせてくれているのは実のおばあちゃんではありません!いつもお手伝いに行っている漁師さん宅での一コマ。このように地域のじいじ、ばあばがたくさんいるそうです。
自宅から車で5分のビーチで予定外の海水浴!都会に住んでいたら海水浴は1日がかりの大イベント。でもここなら家が近いから思わず海に入っちゃっても大丈夫!と話す安藤さん。
訪ねた農家さんがたまたまリンゴの収穫中だったので、一緒に収穫体験をさせてもらったという娘さん。普段はリンゴを食べないのに、この時は2個も食べたそう。やっぱり自分で収穫したリンゴはおいしい!
夏休み、海が苦手な娘さんのために漁業資材に海水を張ってスペシャルプールを作ってあげたという阿部さん。漁師さんならではのアイデア!
スペシャルプールで練習を重ねた成果!?海に出てSUPにも挑戦。夏の間、漁師の仕事はメンテナンス中心で比較的時間に余裕があるため、お子さんたちの夏休みを1か月間プロデュースしたそうです。さすが育メン!!

移住して子どもとの時間が増えた

移住してから子どもとの接し方が大きく変わったと話す阿部さん。サラリーマン時代は仕事に追われ、子どもの寝顔しか見られないような生活を送っていたそうです。もちろん子育ては妻に任せっきり。移住して漁師になってからは、早朝の作業を終えてから一緒に朝ご飯を食べ、子どもたちを見送って、仕事に出て、夕方に迎えに行く。夕食も家族そろって食卓を囲み、子どもたちと一緒の時間に寝るという毎日を過ごしています。移住後に変化した生活を通して、家族と過ごす時間の大切さを改めて実感していると言います。

お子さんたちの夏休みをプロデュースするなど育メンぶりが光っていた阿部さんですが、今回の出演を前に妻から「子育て点数」をつけてもらったそうです。気になる点数は…お風呂上がりのケアは85点、そのほかは100点満点!この結果にスタジオは大きな拍手に包まれました。(ちなみに移住前のサラリーマン時代は3点!)

妻から子育て点数100点をもらったと嬉しそうに話す阿部さん

最後、カフェ店長の藤田さんからの「南三陸は子育てしやすい町?」という質問に対して、佐藤さんは「町の病院に小児科医が常駐していなかったり、すぐに子ども用品を買いに行けないなど不便な点もあるが、こんなに地域の人たちが面倒をみてくれるなんて、都会では難しいだろうと思う。本当に自分の孫のようにかわいがってくれる。地域に頼れるじいじ、ばあばがたくさんいてうれしい。」と話していました。地域の人たちが子育てに奮闘するママさんやパパさんを温かく見守っている、そして何よりも子どもたちの成長を楽しみにしている、そんな雰囲気がこの町にはあるのかもしれません。

移住者の本音を聞き出す「ミナミサンリク移住カフェせきらら」、次回は来年1月11日(火)20時からYouTube「南三陸なうチャンネル」でライブ配信の予定です。ゲストは釣り好き移住者の皆さん。海の町、南三陸ではどんな魚に出会えるんでしょうか。南三陸での釣りの楽しみ方やとっておきの釣りスポットも教えてもらいます。次回の配信もお楽しみに!

※「ミナミサンリク移住カフェせきらら」とは?

南三陸町移住・定住支援センターと町公式メディア「南三陸なう」が共同企画し、毎月11日にYouTubeLIVEにて座談会を実施、南三陸町に集うさまざまな移住者の姿をお伝えするライブ配信コンテンツ。自らも移住者でこのカフェの店長を務める藤田岳さんが毎回テーマに合った3人の移住者をゲストに迎え、移住のきっかけや暮らしながら見えてきた町の魅力、時には不便さなど、率直なせきららトークを聞き出します。

「ミナミサンリク移住カフェせきらら」アーカイブ映像

vol.0「南三陸移住の今を知る」

vol.1「なぜ埼玉県民が南三陸に惹かれるのか?」

vol.2「山も海も遊び尽くす!アウトドア移住者大集合」

vol.3「おうち時間が好きインドア派移住者」

vol.4「地域おこし協力隊の仕事と暮らし」

vol.5「おいしいものたくさん!料理好き移住者大集合」

vol.6「子育て奮闘中のママさんパパさん集合!」

 

いいね!して
南三陸を応援

フォローする