第二回南三陸ビーチアルティメット大会、盛況のうちに終了!

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(写真提供:南三陸ビーチアルティメット実行委員会)

2018年9月9日(日)、サンオーレそではまで「南三陸ビーチアルティメット大会」が行われました。昨年に続き2回目の開催。県外からの参加も多く、15チーム・総勢約190名が集まりました。大会の様子をレポートします!

走って、跳んで、ダイブして…。雨にも負けず、気合のプレー!

朝9時30分。あいにくの雨模様の中、「南三陸ビーチアルティメット大会」の第1試合が始まりました! 今回参加するのは、地元・南三陸町の「HOYaaaaaaaZ」を含め東北から11チーム、関東から4チームの全15チーム。トーナメント戦で1位から15位までを決定します。砂浜に設けられた縦50メートル・横18メートルのコート3面で、気合の入ったプレーがくり広げられました。

 

(写真提供:南三陸ビーチアルティメット実行委員会)
(写真提供:南三陸ビーチアルティメット実行委員会)
ビーチならではのダイナミックなプレーが飛び出した(写真提供:南三陸ビーチアルティメット実行委員会)

 

「ビーチアルティメット」って? なぜ南三陸で大会が?

ところで、そもそも「ビーチアルティメット」ってどんなスポーツか知っていますか…? 「アルティメット」とは、フライングディスク(いわゆるフリスビー)を投げてパスでつなぎ、相手チームのディフェンスをかわしながら相手陣内のエンドゾーンまで運ぶ競技。1960年代後半にアメリカで誕生し、世界大会も行われています。それを砂浜で行うのが「ビーチアルティメット」です。

南三陸ビーチアルティメット大会記念にオリジナルのミニディスクを作成した

試合形式は大会ごとに決め、ポイント制や時間制などで行われます。競技では選手同士の接触が禁止されており、審判を置かずに選手たちがセルフジャッジを行うなど、フェアプレーを重視したルールになっているのが特徴。南三陸ビーチアルティメット大会は、男女混合の1チーム5人で、1試合30分の時間制で行われました。

エンドゾーン内で味方からパスされたディスクをキャッチすると得点になる

ビーチアルティメットを南三陸にもたらしたのは、大会の実行委員長を務める宮岡茜さん(神奈川県出身)。高校生のときにアルティメットと出会い、大学時代には大会運営も担っていました。2017年春に、ボランティアで訪れていた南三陸町に移住。町内でアルティメットを始めると参加者が増えていき、2017年夏に「第一回南三陸ビーチアルティメット大会」の開催が実現しました。

「このビーチアルティメット大会は東北で唯一です。今年は昨年よりさらに参加者が増え、町も後援してくれました。ビーチアルティメットというスポーツを地元の人に知ってもらうとともに、ビーチアルティメットをきっかけに多くの人に南三陸のことを知ってもらいたいと思っています」と宮岡さん。ゆくゆくは「南三陸をビーチアルティメットのメッカにしたいです!」と意気込みます。

宮岡さんは実行委員長として大会運営をしつつ、自身も選手として参加した(写真提供:南三陸ビーチアルティメット実行委員会)

来年も南三陸でビーチアルティメット大会を…!

さて、決勝戦が終了し、結果が出ました。優勝は、東京と秋田から参加した「スカラッパラガース」! 大会実行委員も入っている南三陸の「HOYaaaaaaaZ」は、残念ながら最下位でしたが、互いに健闘をたたえ合いました。

去年に引き続き出場した「東北大学ALBATROSS」のみなさんに話を聞いたところ、「アルティメットは基本的に芝生で行うので、1年生にとってビーチでの大会は初めてでした。天気が悪くてちょっと寒かったけど、楽しかったです!」とのこと。「来年の大会も楽しみにしています」と、南三陸町を後にしました。

第8位だった「東北大学ALBATROSS」のメンバー

来年はきっとさらに盛り上がるはず…!「HOYaaaaaaaZ」の活躍も期待したいですね♪

「第二回南三陸ビーチアルティメット大会」実行委員のみなさん。右から二人目が実行委員長の宮岡茜さん

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