第53回 志津川湾寒鱈まつり福興市

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夜中降り続いた雪で、朝起きると一面の銀世界でした。
今季初の積雪らしい積雪を記録した1月24日、毎月恒例の福興市が開催されました。
第53回目となる今回は、旬を迎え魚市場を賑わすタラが主役の寒鱈まつり。
この時期のタラは脂がのり、鍋やフライにおすすめです。さらに白子もしっかりと成熟してとても
美味しく、こちらはポン酢と合わせたり天ぷらにしたりと、町の食卓を彩ります。
足の早いタラも、産地である南三陸町では刺身で味わうことができます。
南三陸町の魚市場では昼にもセリがおこなわれるため、より新鮮な状態で出荷できることも特徴です。
会場となったベイサイドアリーナもしっかり雪景色。
設営前にはまず雪かきから始めなければいけませんが、今回の福興市には強い味方、志津川中学校野球部のみなさんがお手伝いに来てくれました。
元気いっぱいの中学生たちが集めてくれた雪たちは立派なかまくらとなって、お客さんたちの写真撮影スポットとしても一役買っていました。
子どもたちも楽しそう!
実行委員長や町長からは
「福興市にはもってこいの天気。」
「こんなに知った顔ばかりの開会式も珍しい!」
とジョークが飛び交いつつ、南三陸ふっこう青年会長の元気なかけ声「エイエイオー!」とともに
開会しました。
これまで経験のないほどのお客さんの少なさに加え、最高気温2℃という極寒の中でしたが、
出店者のみなさんの威勢の良さが伝わったのでしょう、
午後からは晴れ間も広がり、お客さんも徐々に増えてきました。
ステージでは餅つきや、ふっこう青年会による鱈をテーマにしたクイズ大会“ウルタラクイズ”、
また、昨年南三陸町復興応援大使に任命された寺尾仁志さんをリーダーに有するシンガーグループ、human noteのみなさんのパフォーマンスで盛り上がりを見せます。
どんなに過酷な天気でも、どんなにお客さんが少なくても、出店者のみなさんはとても元気です。
元気に着々と復興していく南三陸町の輝きを見せる恒例行事として、
ずっと続いていくことでしょう、福興市。
次回の開催は、2月28日志津川湾牡蠣・ワカメまつり福興市です。
輝く南三陸町民に会いに、ぜひいらしてくださいね。
(藤田)

 

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