11月、歌津住民のみならず南三陸町民が待ち望んでいた一軒のお店がオープンしました。
「やっとこの日が来た!」
「震災前と変わらない味。なんとも懐かしい。」
このような言葉が飛び交う、地域の人々が愛してやまないお店。
それが、歌津駅裏にオープンした「中華 タナカ」です。
震災前、伊里前商店街に軒を構えていた同店。
当時からラーメンやチャーハンといった本格中華が手軽に食べられるうえに、出前などの
サービスもあり地域の方々にとってなくてはならないお店でした。
店舗を流出した震災から4年以上。ついにお店の再開に至りました。
「これまで待っていてくださった地域のみなさんのために、恩返しの意味も込めて。」
と店主の渡辺さん。
「オープンしてから、昔からの顔なじみの方々がたくさんいらしていただいている。
それがとってもうれしくて。」と話します。
看板メニューでもある「味噌ラーメン」から、
古くからのファンが多くいる「五目焼きそば」、「炒飯」
さらには中華の定番「麻婆豆腐」までも。
どれも一度食べればとりこになってしまうおいしさ。
かねてから歌津の人々に愛されていた味が待望の復活です。
(浅野)
◾中華タナカ
定休日:火曜日
営業時間:午前11時~午後2時/午後5時~8時
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