町の移動販売車 戸倉のスーパーマーケット

2720

戸倉地区の水戸辺仮設住宅に響く歌謡曲の音色。
到着したのは1台のトラックです。

こちらは同地区出身 佐々木店長の営む移動販売車。
もともと地元で愛されてきたスーパーマーケットであり、
店長のお父様である先代の時代から
店舗・移動販売車の両方で営業を続けてきました。

震災後は店舗を閉め
この車で週6日、戸倉地区を中心に各集落を回っているそうです。
常連さんに混じって車内へお邪魔してみました。

足元から天井までびっしりと並ぶ生鮮食品、調味料、菓子類。
コンパクトな車体からは想像できないほどの品揃えです。



精肉の種類も多いですね。
町内にはお肉屋さんが少ないので(なにしろ漁業の町ですから)嬉しいところです。

「品数の多さでは他所の店に負けないよ!」
と仰る、佐々木店長。
奥様と二人でお店を切り盛りしています。
明るいご夫婦とのお喋りを楽しみにするお客さんも多いようです。

店長のもう一つの自慢は機動力の高さ。
大きな車両では入っていけない集落へも
この販売車であれば商品を届けることができるそうです。
この後も他の仮設住宅へ移動し、夜9時までお店を開くとのお話でした。

地元のお得意さんたちのため
移動スーパーは今日も町を走ります。
どうぞお気をつけて!

(日比谷)

より多くの方に読んでいただけるよう
「南三陸なう」は現在、ブログランキングに参加しています。
以下バナーへの1クリックにご協力をお願いします!m(_ _)m
  ↓  ↓  ↓



いいね!して
南三陸を応援

フォローする