高齢者芸能発表会

1913

「あらー3年ぶりすか?」
「ちょっとスマートになったんでないの。」
「今日おらほの人だちも出てっから、観でって観でってー。」

3月4日。ベイサイドアリーナにて開催の
「南三陸町 高齢者芸能発表会」にお邪魔してきました。


ステージに上がるのは町の芸達者たち36組。
踊りに歌、演奏と自慢の腕を披露しました。




ファンからおひねりが飛ぶ一幕も。

この発表会の前回の開催は2011年3月11日。
楽しい演舞を満喫したのち、閉会式の最中に
大きな地震に見舞われました。

当時の会場である高野会館は海から200メートル。
会館職員の誘導を受け、場内300名以上が建物上部へ避難しました。
何度も押し寄せる大波の中、
人々は励ましあいながら一夜を乗り越えたそうです。

それから3年。
高齢者芸能発表会は「復興記念事業」として再開。
かつて苦難を共にした仲間が久々に顔を合わせ、互いの健勝を喜びます。

「ご無沙汰でございます。3年ぶりですね。」
「はいはい、生きておりましたら来年もよろしくお願いします。」


人というのはたくましいものです。

(日比谷)

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