町の秋祭り

1828

十五夜ですね。
今日は一日秋晴れが続くとのこと、今からお月見が楽しみです。

9月半ばの三連休。
南三陸の各所で秋のお祭りが開かれていました。

上山八幡宮では
ボランティアさんや地元の若い方の協力を得て「復興!秋まつり」を開催。
写真は14日の宵宮祭の模様です。

境内に子どもたちお手製の灯ろうが燈されました。

三重県から伊勢大神楽の奉納。

そしてかがり火の中、50人余りの観客の前で
本吉法印神楽会による夜神楽が奉納されました。

翌日15日、入谷地区では
「入谷打囃子」が行なわれました。

地区の1年の繁栄を願って行なわれる入谷打囃子。
神輿と華やかに着飾った人々が
入谷八幡神社から大きな松の木までを練り歩いてお囃子をご奉納します。

震災の年は行なうことができませんでしたが去年より再開され、
今年は地区の人々が1ヶ月以上も前から準備を重ねてきたそうです。

心配されていた雨も幸い強くならず、
誰もが彩りに溢れたお囃子を楽しみ、豊穣と復興を祈ることができました。

同じく15日、志津川保健センター駐車場では
音楽イベント「南三陸MUSIC FESTIVAL」が開かれていました。

「町の人たちを笑顔にしたい」と願う
地元の音楽好き達の手で開催されたフェスティバル。
T-BOLANさんはじめ数々のアーティストの協力により、
一日通して盛り上がりを見せた大イベントとなりました。

まだ完全な形ではないものの、
かつてあったイベントや伝統行事等が再開されつつあります。
人々は少しずつ元の暮らしを取り戻しているようです。

(日比谷)

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