みんなで育むスポーツの場/あくてぃぶ!

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今年のバレンタインはチョコの代わりにバスケではしゃぎました。

南三陸町内で活動するスポーツ団体を紹介する本テーマの初稿は、ライター本人が部長を務めるサークルから。町内外から様々な人が集まり、夜な夜なスポーツをしている「生涯スポーツサークルあくてぃぶ!」について。

「生涯スポーツサークルあくてぃぶ!」とは?

皆さん初めまして!「生涯スポーツサークルあくてぃぶ!」(以下、あくてぃぶ!)の部長をしている佐藤慶治です。まず初めに「生涯スポーツ」とは“誰もが、いつでも、どこでも、気軽に参加できるスポーツ”のことを言います。

「あくてぃぶ!」は2015年の11月に設立し、大学卒業後に町にUターンした2016年から本格的に活動を始めました。当初は参加者が集まらない日が何度もありましたが、苦戦しつつも1年続けていると徐々に仲間が増え参加者が増え、活動の回数も月に数回から週に1回になり、時には週に2回することもありました。スポーツの種類もバスケ、バドミントンにアルティメットなど幅広くみんなで楽しめる種目、やったことないけどみんなと一緒ならできるかも!と思えるものをやってきました。

その「自由」さと「いつ来ても楽しめる」空気感が特徴で、純粋にスポーツがしたい人や「バスケの時は行くわ!」という参加者もいて、その回ごとに顔ぶれがガラッと変わるのもみていて楽しいです。地元の方だけではなく、僕のようなUターンやIターン、町外からも参加者が集まっているサークルです。

実習で来町する大学生、地元の友達、気仙沼の友達が集まった回

きっかけは「スポーツは苦手、でも楽しい!なんで?」

「あくてぃぶ!」をやろうと思ったきっかけですが、そもそもぼくはスポーツが苦手です。

スポ少で野球をしていましたがストラックアウトなど、球を投げる系が特に苦手です。

幼い頃から少年野球、水泳、陸上などさまざまなスポーツに触れてきましたがなかなか結果は出ず。中学の体育の授業ではマット運動の後転の際に右膝が右目を直撃するなど数々の珍プレーを量産してきました。お世辞にも「運動神経抜群です!いえい!」とは言えないレベルですね。

それでも今こうしてスポーツをしている大きな理由は、スポーツを通じてたくさんの大切なものを得てきたことに気付いたからです。大人になっても仲のよい友達や先輩方、練習を応援してくれていた近所のおじちゃんおばちゃん、みんなと笑って泣いた体育館やグラウンドのスポット。その一つひとつがメダルや賞状以上に価値があり、「南三陸が好き」という感情を形成していました。ぼくにとってスポーツはただの競技ではなく、違う側面の意味を持ったものになっていました。

スポーツは一つのツール、という認識

ぼくにとってスポーツは「自分の生活を豊かにする」一つのツール(道具)でした。

友達になるきっかけ、同じ遊びの中で思い出を共有する、毎日が楽しくなる、それが僕にとってのスポーツ。気負いせずに、純粋にスポーツを楽しむ中で育まれる人との関係性や時間の過ごし方が、その人の日々を豊かにしていくものだと考えています。

あくてぃぶ!初回のハイタッチシーン。楽しむことが一つのゴールでもある。

スポーツの場が持つチカラ

レベルや種目がバラバラなおかげで、活動中は自然と上手い人が教えてくれたり、みんなが楽しめるような工夫を凝らしたゲームなどを一緒に考えてくれます。

ぼく一人では見られなかった風景を、ここに集まるみんなで作ってきたと思っています。
これからも、みんなにとっての「より良い」を実現できるように楽しみながら続けていきたいです!

あくてぃぶ!の今後

今後は「多種目・多地域・多世代」に向けた活動をできればと考えています。
周辺市町村でのあくてぃぶ!や他サークルとの連携など、より総合的なスポーツの場になれればなぁと。
原動力は参加してくれるみんなからの「あくてぃぶ!があるからここでの生活が楽しいです」といった言葉の数々です。それがぼくにとっての、この町で生活する幸せですね。

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