未来を創る高校生集結!東北次世代リーダーカンファレス

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7月30日から、8月1日まで平成の森で「U-18 東北次世代リーダーカンファレス」が行われました。昨年に引き続き、第2回目の開催で東北から高校生26名が参加しました。仲間との交流を深めながらも、リーダーシップを学び、今何ができるか、将来なにをしたいか仲間とともに考えを深めました。

U-18リーダーカンファレスとは?

昨年からNPO法人キッズドア主催で始まったこの「U-18東北次世代リーダーカンファレス」。同世代との対話、多方面で活躍するリーダーからの講演などを通して、社会で活躍できる人材を育成することを目的としています。プログラム責任者でありながら、南三陸町教育魅力化専門官である佐藤陽さんは「東北、被災地のこれからを盛り上げるのは誰なのかと考えた時に中高生だと思った。学校だけでなく、それ以外の地域から皆が集まって将来について考える場を作りたいと去年から企画した」と話していました。社会問題は学校の問題のように答えがあるとは、限りません。社会問題と向き合い、解決する人材が今必要とされているそうです。

またプログラムを通して、普段の高校生活では得られなかった出会いが高校生を大きく成長させるとのこと。社会人や大学生、起業家との出会いや同世代の仲間と過ごすことで、一緒に活動してくれる仲間、お互い切磋琢磨する仲間を作ることも目指しているそうです。3日間の出会いや交流は、これから子ども達が将来や進路を考える上で大きなきっかけになるようです。

NPO法人キッズドア 理事長 渡辺由美子さんによる開会挨拶

東北各地から26名が集結!志津川高校からも3名の参加

今年で2回目となるこのプログラム、東北各地から26名の高校生が参加しました。南三陸町からは4名の高校生が参加。うち3名は志津川高校生で志翔学舎を利用していて、スタッフや友人に誘われて参加したと話していました。

中でも参加のきっかけで多かったのは、自ら希望して参加した高校生が多かったとのこと。去年は誰かに勧められたりして参加した高校生が多かったそうです。それを受け、佐藤陽さんは「去年の子ども達と表情が違う。自ら希望してきてくれたことが嬉しい。今年は去年より面白くなりそう」とオープニングで話していました。

自分の好きな物、興味関心のある写真や文字を切り張りして行うフューチャーコラージュ

いろんな立場で活躍するリーダーの話を聞く

リーダーシップを学ぶ、社会の課題に立ち向かう能力をつけることが目的のこのプログラム。プログラム内では、現在課題に向かって活躍している講師陣を招き、講演をしました。

今年度は参議院議員の今井絵理子さん、映画ビリギャルのモデル小林さやかさん、一般社団法人東北風土マラソン&フェスティバル代表理事の竹川隆司さんの3名が子ども達に向けて講演を行いました。

なかでも子ども達は映画でヒットしたビリギャルのモデル・小林さやかさんの話を楽しみにしていたようでした。講演終了後も質問を受けたりしていました。また、今井絵理子さんは輪になって講演をしており、時より手話を混ぜながら子ども達に向けてメッセージを伝えていました。

人生経験はまったくと違う3名ですが、目標や目的は同じ。仕事を手段として、「誰かのため、人のため」に活躍されている印象を受けました。子ども達は、失敗を恐れず挑戦することの大切さ、目標をしっかり持つことの大切さなどを学んだようです。

参議院議員 今井絵理子さん
映画ビリギャルのモデル 小林さやかさん
一般社団法人東北風土マラソン&フェスティバル 代表理事 竹川隆司さん

今の自分に何ができるかを考える

2日目午後からは本プログラムの目玉である、マイプロを考えるプログラム。マイプロとはマイプロジェクトの略で、身の回りの課題や問題を解決するには何をすればいいのか、自分で何ができるかプロジェクトとして考えることです。

約1日をかけて、子ども達は自分を見つめ直し今の自分に何ができるか、誰のためにするか、本当にやりたい事は何かなどスタッフと一緒に考えていました。子ども達が考えたプロジェクトは様々で、地域の問題や社会課題、また学校の課題、友人の問題などがありました。それぞれスタッフと共に、なぜ問題なのか、現状は?、プロジェクトを行うことで起こることは?など目的やテーマを明確にするところからプロジェクト作りはスタート。なかには夜遅くまでスタッフと共に考えていた子もいたそうで、時間をかけて考え抜いたようです。限られた時間の中で、マイプロを形にして最終日の発表では、達成感を感じられるマイプロジェクトを発表していました。

東北の未来を担う子ども達!

今回参加した子ども達は2期生。なかには昨年度参加した高校生、また大学生となりスッタフとして参加している子もいました。人生の中で高校生は、進路や将来で一番悩む時期かも知れません。参加者には、今の進路希望に自信がない、やりたいことが見つからないなどの悩みを抱えた高校生もいました。しかし、プログラム終了時には、その悩みも解消されたような表情でした。やみくもに勉強するのではなく、将来やりたいことを見つけて、目標設定をお世話してあげる人が高校生にとって本当は必要なのかも知れません。

たった3日間でしたが参加した高校生達は、自身の成長が実感できるほど成長していました。このプログラムに参加した子ども達が将来、地域を変えるような人材になっているかもしれません。これからどのように成長して、将来活躍するのか期待がかかります!

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