南三陸マスタッシュ&ビアド

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台風一過、今日は青空が広がっています。交通も復旧し一安心ですが、「田んぼがぬかるんでしまったやー。」と農家さん。収穫に苦労しそうです(><)

町を歩いていて看板やTシャツ等、特徴的な毛筆風のデザインを目にしたことはありませんか。これは『南三陸マスタッシュ&ビアド(以下M&B)』さんの作品。町内出身男性2人で結成された、地元で大人気のデザインブランドです。

そんなM&Bさんが先週10日より、登米市石森のギャラリーにて原画展を開催されています。さっそくお邪魔してきました。

設立12年になるM&Bですが、原画展の開催は今回が初めてとのこと。Tシャツ用イラスト等の肉筆画を間近に見られる貴重な機会です。

お話ししてくださったのはデザイン担当 小山康博さんです。

「“イラストレーター”とも“書家”とも呼べない気がして“筆使(ふでつかい)”って名乗っています。」

会場にて創作の実演をされていました。

太筆で一気に描いたような線は、実は細い線の集まりです。極細の筆を使って線を一本一本重ねていきます。
「こうすることで、Tシャツ等にシルクスクリーン印刷した時に毛筆風の擦れが表現できるんです。」曲線には志津川湾の波のイメージも重ねられています。

小山さんは志津川地区出身。企画・構成を担当されている小野寺敬さんは歌津地区出身。M&Bの作品には日の出や海、野生動物等南三陸を思わせるモチーフが多く用いられています。

「自分たちの生まれ育った場所ですから。意識せざるを得ないですね。」(小山さん)

力強さとともに、ファンにとっては安心感や頼もしさを感じさせられるデザインです。

「12年続けていても地元の認知度はまだまだです。これからも、ふるさとを意識しながら驕ることなく地域に浸透していきたいと思っています。」

最後に、今後への意気込みなどあれば聞かせてください。

「一生やります(笑)!」
設立時に描いたという思い出のデザインと共に

言いましたね。絶対ですよ!

■M&B展
期間:10月10日(金)~10月19日(日)
時間:10:00~17:00(19日は13:00まで)
入場料:無料
会場:cafeたばごや 2階ギャラリー
住所:登米市中田町石森字町132-4石ノ森章太郎ふるさと記念館 隣
電話: 0220-23-7015(たばごや)
※ファンの皆様へ。18日頃には会場に新作商品が並ぶそうです!

■南三陸マスタッシュ&ビアド
サイト http://mandb.thebase.in/
facebook https://www.facebook.com/mb881

 

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