いよいよオープン間近に迫った南三陸さんさん商店街。あわただしい準備のなか、最後の準備に奔走する出店者の意気込みが届いています!(紹介順不同)
阿部茶舗「人と人とが交流しやすい温かみのあるお茶屋」
お茶製品や関連商品、甘味処もあるお茶屋です。「交流や情報交換の場としての役割を担っていきたい。仮設の商店街にもあったような、イートインスペースもあるので、店内メニューを頼んで利用するのもよし、来て話をして帰ってくれるだけでもいいですよ」と話します。また、大人気のモアイソフトクリームはもちろん、商店街内に蕎麦屋がないので、茶そばを提供予定とのことです。
おしゃれ空間Lips「休憩ついでにぱぱっと美しく!」
化粧品の販売をしながら、フェイシャルエステも実施し、商店街から美を発信していきます。
「みなさんに喜ばれ、癒しの空間になるよう、地元の方はもちろん、観光で訪れている方には、短時間でできるリフトエステも提供しているので、ぜひこちらでリフレッシュしていただきたい」と熱く話してくれました。
及善商店「何度も足を運びたくなる水産加工店」
さまざまな種類のオリジナルかまぼこや、地元の海産物の冷凍加工食品が店頭に並びます。「震災からこれまでの営みの写真、旧さんさん商店街の活動やお客様からの寄せ書きを店内に飾り、にぎやかな店舗にしていきたい」と店主の及川さんは話してくれました。お客様のおかげで商売ができたといい、何度でも足を運んでもらえるような明るい店にしていきたいと意気込んでいます。
NEWS STAND SATAKE「こだわりのご当地商品がそろった新聞屋のカフェ」
新聞・雑貨・書籍を取り扱い、喫茶店も兼ねているので、コーヒーを飲みながら当日の新聞が無料で読めると話してくれました。
「注目ポイントは、ご当地ゆかりの雑貨商品です。三陸の素材で作られた東北ならではのお土産になるものを販売するので、町のいいものを広めていくと同時に、気軽に来てもらい、憩いの場所になるようにしていきたい」と意気込みを語ります。
菓房山清「イートインで気軽に、こだわりお菓子を」
おやつ菓子からギフト、お土産商品になる和菓子や洋菓子が揃います。旬の素材を生かしたケーキや、おなじみの志津川のたこが入ったキッシュのタコぷりんや、宮城県産の米粉を使用している蔵王タルトも販売します。
「店内で食べられるイートインコーナーもあります!豊富な品揃えなので、気軽に立ち寄ってもらい、楽しんでもらえるような店にしたい」と声を弾ませます。
月と昴「こだわりのカレーやコーヒーに、ピザも大人気!」
南三陸町産の海産物を使用したシーフードカレーが大人気です。また、女性に人気のわかめピザや、漁師にお墨付きをもらったホヤピザもあります。ドリンクでは、こだわりの豆を使用したすっきりとした味わいのコーヒーがおすすめです。
※オープンしてすぐには提供できないものもありますが、ご了承ください。
食楽しお彩「地元食材で愛されるお店を!」
「南三陸町の食材を使用して賑わいを出していきたい」と話してくれました。店主イチオシは、「たこつぼラーメン」!震災後に志津川名物のタコを使用したメニューがないのと、ラーメン店が商店街にないということから開発したそうです。また、たこめしとラーメンのセット「つぼつぼセット」もあり、それぞれ数量限定で販売します。
雄新堂「毎日、手づくり作りたてのお菓子を」
「店舗の奥で全商品を手作りしているので、作り立てのおいしさを味わえます。和菓子・洋菓子・ベーカリーを販売し、オリジナリティーのある商品づくりをしていきたい」と話してくれました。なかでも、一昨年から販売しているモアイ最中は、南三陸町らしいものとしておすすめしており、地域の方から観光客まで喜んでもらえるようなお菓子作りをしていきたいと語ってくれました。
マルセン食品「新鮮な海産物に、テイクアウトも!」
「たこ天」や「揚かまぼこ」などオリジナル商品が好評のマルセン食品です。新鮮な魚介類のほか、「タコカツバーガー」などのテイクアウトできるメニューにも積極的に取り組んでいきたいと意気込んでいます。「ぜひ気軽に商店街に遊びに来てください!」と話していました。
南三陸町の新しいスタート!
東日本大震災からまもなく6年。2017年3月3日は、まさしく南三陸町の新たな門出として刻まれていくことでしょう。南三陸の新たな歴史をみなさんとともに歩んでいければと思っています。ぜひ、本設となるさんさん商店街に遊びに来てください!
※今回紹介しきれなかった出店者のみなさまの声は今後順に掲載をしていく予定です。
取材者
インターン生 戸島彩香
(2017年2月-3月に(一社)南三陸研修センターにインターンとして、南三陸町入り)