「私の生まれた地域のことを知ってほしい」という思いから生まれた「南三陸のギフト」。大切な人への贈り物にぴったりの品です。南三陸町観光協会の千葉裕美さんに、このカタログギフトにかける思いを伺いました。
地元のいいものを贈るカタログギフト
結婚式の引き出物として、お世話になっている人へのお歳暮に。
「私の地元はこんな町です」「こんなにすてきなもので溢れています」「こんなすばらしい人たちがいます」
送った私たちが、自然とうれしくなり、そして誇らしくなる。
そんなカタログギフトが南三陸にできました。それが『南三陸町のギフト』。
2016年10月から販売を開始した『南三陸町のギフト』には、作り手と産品が描かれた10枚のポストカードサイズのカードが入っています。ギフトを受け取った方が、その中からお好きな商品を選んで申し込むと、旬の時期に作り手から直接商品が届きます。
商品ではなく、ストーリーで魅せる
南三陸町観光協会の産業振興部門として、南三陸町内はもとより全国各地で南三陸の産品を営業・販売する千葉さん。日本全国で聞いた温かい声。震災から5年以上たってなお続く支援の輪を実感したことも数え切れません。しかし、ある悩みを抱えていたと話します。
「商品を売るだけで、本当に伝えたい南三陸のよさを伝えきれていないのではないか」(千葉さん)
そんなモヤモヤした思いを抱いていた時、一つのカタログギフトが目にとまりました。そこには、作り手の顔はもちろん、その商品の背景、ストーリー、思いが滲み出ていたのです。それこそ、株式会社地元カンパニーが制作する『地元のギフト』でした。
「どうしたら生産者の商品にかける思いを、多くの人に届けることができるだろうか」という彼女が考え続けた問いの答えが、そこにありました。
カタログからにじみ出る生産者の人柄
「やっぱり作り手さんこそが、いちばんのブランド」
3日間で10の生産者を制作スタッフとともに周っていくなかで千葉さんはその思いを強くしました。
「自分の商品のこと、会社のこと、そしてなによりも町を愛している、ということが伝わってきたんです」
今回のカタログギフトは南三陸が誇る山の幸・海の幸を中心にした10の商品が並べられています。それぞれのカードには生産者のその商品にかける思いが掲載。方言混じりの会話文からは、作り手の人となりや風土が伝わってきます。
「カタログギフトが完成して、初めて手にしたときは、涙が出るほどうれしかったんです。だけど、これがはじまり。まだまだ紹介しきれないほどの、魅力溢れる産品が町にはあります。それらをより広めていきたいですね」(千葉さん)
引き出物や贈り物、景品にどうぞ
結婚式の引き出物や内祝いとして。お世話になっている人へのお歳暮や贈り物に。さらには、会社の忘年会の景品やイベントの商品として。さまざまな用途でご利用いただける、このカタログギフト。町内でもさっそく、結婚式の引き出物として使われています。せっかく贈るならゆかりのある土地のものを送ってみてはいかがでしょうか?
インフォメーション
≪内容≫
カードケース(120✕160✕厚み10mm)に、生産者と産品が描かれた10枚のカード(ポストカードサイズ 105✕148mm)が入っております。ギフトを受け取った方が、その中からお好きな商品を選んで、同封のハガキでお申込みいただくと、旬の時期に生産者から直接商品が届けられます。
価格は3,838円(税抜)
≪購入方法≫
①南三陸ポータルセンターまたはみなみな屋にてご注文いただく。電話またはメールでもご注文いただけます
※電話:0226-47-2550(担当 千葉)
※メール:post@m-kankou.jp
②地元カンパニーのホームページから購入いただく。