小学生ロボット教室

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昨晩は雷が鳴っていました。
今日から3日間は弱い雨が降る予報です。
東北の梅雨明けはもう少し先のようです。

さて、少し前の話ですが、町内でこんな面白いイベント開催があったので
ご紹介しますね。

6月中旬に南三陸ポータルセンターで
小学生を対象にした「ロボット教室」が行われました。

友達同士や親子での参加者が集いました。

主催はみやぎ女性復興支援ネットワーク「みやぎジョネット」です。
みやぎジョネットは、被災地の方々が元気になる手助けとして
“やっぺし健康サロン”“スキルアップ講座の開催”“困っている方の相談受入れ”
などの活動をしているNPO団体。
事務局は仙台市ですが活動拠点は主に南三陸町です。
被災地雇用の創出に力を入れており代表以外のスタッフは町内の方がほとんど。
復興支援や地域活性に力を注ぎ活動しているそうです。

ロボット教室の開催にあたり、代表の草野祐子さんは
「子どもの参加できる場所や遊べる場所を作ってあげたい。
 そしてこのロボット教室では子ども同士の出会いの場、楽しい居場所として
 ロボット作りをしながらコミュニケーションをとってもらいたい。」と話していました。

本日のロボット教室の講師は仙台市よりお越しの猪狩憲一さんです。

猪狩さんは社会保険労務士として活躍しながら
“人が育つ環境作り”をテーマに様々な活動をされているそうです。
「やる気UP」を応援する活動、成長に繋がるような関わり、
青少年の育成などに力を入れているとか。

現在、仙台市内でロボット教室を月に2回開催しているそうです。
南三陸町では今回が初めての取り組みで、今後も続けていきたいと話していました。

始めはロボットキットのパーツを自由に使い組立てます。
説明書に頼らず、想像力を働かせ、夢中になる子供たち。
作ったロボットたちをお互いに見せ合いました。

続けて、いよいよ自走ロボット「ペッパーくん」を作ります。
猪狩さんの説明が始まりました。
先ほど作ったロボット作品の中の一つをモデルに、パーツの役割を学ぶ子どもたち。

説明書の手順に従ってパーツを繋げてペッパーくん作りに取りかかりました。
引っ張りだこの猪狩さん。みんな黙々と取り組み、形になってきましたよ。
「家でロボット作りはしないので楽しいです。今日来てよかったです。」
と話す参加者の女の子。お友達もできたようです。

ペッパーくんが完成しました。スイッチ オン!
女の子はニッコリ笑顔を見せてくれました。

最後にみんなでペッパーくん競争をしました。
想像力を伸ばすロボット作り、次回もたくさんの仲間と楽しんでほしいと思います。

(菅原)

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