布ぞうり講習会

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わらで編むぞうりはご存知だと思いますが、布で編むぞうりはご存知でしたか?
それは“布ぞうり”と言われ、
愛用者からは「履き心地がふっくらとしていて気持ちがいい」と評判なんですって。
その布ぞうりを作っているのが「ふっくら布ぞうりの会」のみなさん。
活動拠点は岩手県と宮城県の沿岸にあり、5グループから成り立っています。

今回、その「ふっくら布ぞうりの会」主催の布ぞうり講習会にお邪魔しました。
“自分の足に合わせた、自分だけの布ぞうり”を編んでみたいという方が集まりました。

 

生徒は様々な色の布ぞうりキットの中から、思い思いのキットを選びます。
布選びは“出会い”なんですって(^^)。
「キット選びに悩んだ時は、好きな色が一つでも入っているものや
 鼻緒の好みで選んでもいいんだよ。」と講師のアドバイスが聞こえてきました。


本日の講師の及川八千代さん
ふっくら布ぞうりの会のスタッフ4名が各地から駆けつけてくれました。
及川さんは戸倉地区で漁業を営みながら布ぞうりを編んでいます。
そして南三陸町を拠点に活動する「南三陸ふっくら会」の代表をされています。
きっかけは“ふんばろう東日本支援プロジェクト”の布ぞうり作り体験で、
夢中になって楽しく布ぞうりを編んだことだったとお聞きました。

講習会スタート。
下準備として生地になる布を伸ばし編紐にして、鼻緒用の紐も整えます。

次に、テーブルに吸盤フックを固定して、骨組みとなるビニール太紐を引っかけ、
そこに左手を編み機として添えて、布紐を編み、最初につま先部分を作っていきます。
そしてぞうりの底面の土台部分を編みます。

生徒たちは慣れない編み作業に苦戦し、スタッフに手とり足とり教えてもらっていました。


ぞうりの形が整い底面の土台部分が完成。
皆さんお上手です!!

鼻緒を付けていき、最後に余った布の処理を施して、滑らかなぞうりに仕上がりました。
両足分を揃えて完成です。

家に帰ったら素敵に出来上がった布ぞうりをご家族に自慢することでしょう。
自分で作る布ぞうり、いいですね。
興味のある方はぜひ“マイ布ぞうり”を作ってみてはいかがでしょうか。
職人を目指して編み手として活躍されるのも大歓迎とのことです。
(次回の講習会おしらせはこちら)

■ふっくら布ぞうりの会
  サイト     https://wallpaper.fumbaro.org/zouri
  Facebook  https://www.facebook.com/fukkura

(菅原)

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