今の時期、旬を感じる食材と言えば、
いちご、春の山菜、などなどありますが
南三陸町ではこれ、【生わかめ】もその1つです。
この生わかめ、普通のわかめと何が違うかと言うと、
その名の通り「生」の状態なので、消費期限は3日程度しか持ちません。
つまり普通に売っているわかめ(塩蔵わかめ、カットわかめ)は
保存が利くように「塩蔵」や「乾燥」の加工をされているものなんです。
色も普通の緑色のわかめに比べると茶黒い感じです。
そしてこの生わかめは、特殊な食べ方があります。
ずばり”しゃぶしゃぶ”です。
茶色い生わかめを、お湯にさっと通すと
おーーー!きれいな緑色に大変身!
湯通し前と湯通し後で、これだけ色が違います。
鮮やかな色変わりはエンターテイメントとしても楽しく、地元漁師のちょっとした自慢。
この時期は、他の地域から来られた方々へふるまう光景もよく見られます。
そして味はどうでしょうか。今回はポン酢でいただきます!
柔らかいイメージのわかめですが、とても肉厚なのでシャキシャキ・・・
いや「シャッキシャキ」です!普段食べているわかめからは考えられない食感!!
そして鼻から感じる磯の香り。南三陸の海を丸ごと味わえます。
生わかめが食べられるのは2月から4月までの期間限定。
今ではインターネット販売をされているお店もあるようです。
町にお越しの際は、ぜひ魚屋さんをのぞいてみてください。
(安藤)
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