のぞみ福祉作業所 続報

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障がいを持つ方々のための生活介護施設「のぞみ福祉作業所」。
(以前ご紹介した記事はこちら)
久しぶりにお話を伺ってきました。

志津川市街地の工事に伴って
先月中旬に作業所を袖浜から沼田へと引っ越されたばかり。
仮設建築ではあるものの、明るくて居心地が良いです。

こちらで作られる葉書は
手漉きの紙に季節の絵柄を刷り込んだオリジナル。
町内のグッズショップでもおなじみの人気商品となりました。

この春には新しい仲間も迎え、現在18名の利用者さんが
職員の方々と共に作業に取り組まれています。



新人さんもすっかり手慣れた様子。

作業中に鼻歌の出る方、休み時間も作業に没頭される方。
皆さん働くことを楽しんでおいでのようです。

「紙漉きをこの作業所の柱の事業とするためにも、
今年度が正念場だと思っています。」
そう話すのは係長の森 伸也さんです。

「売り上げが主目的ではありませんが
仕事の依頼が増えることは利用者の方の意欲につながります。
受け取ったお金をご家族とおいしいものを食べるために使うなど
自分だけではなく、周りの方を幸せにすることにもなるんです。」

これからはデザインの充実・品質の向上等
商品をより魅力的にするための展開をお考えとのこと。
例えば紙漉きの原料に酒類の紙パックを使うと強度が増すそうで、
近隣の商店等と連携したパック収集システムも検討中だと
お話しくださいました。

地域に根差しながら自立を掲げるのぞみ福祉作業所。
またお邪魔させてください。

■社会福祉法人 洗心会 のぞみ福祉作業所
志津川字沼田56-3
0226-46-5129

(日比谷)

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