子ども広場 にこま~る

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今日は一日くもりの天気ですが、
明日の午後以降は晴れて暖かくなるようです。

 

津波により、町内の福祉事業にも大きなダメージが残りました。
福祉団体や施設の必要性は周知されているものの、再建はこれから。
そんななか、今日は障がいを持つ方をサポートする取り組みをご紹介します。

NPO法人奏海の杜(かなみのもり)で実施している
「子ども広場 にこま~る」は
主に学童期の知的障がい児を対象にした遊びの場、交流の場。

町内の学校の特別支援学級、また気仙沼の支援学校などに通っている子どもたちが
放課後から夕方まで時間を共にします。
この日は7名の子どもたちが入谷公民館の一室に揃いました。

東京からいらしたリトミックの先生とともに身体を動かします。
「なかなかリズム感いいねえ~。」
「おおっ、踊りだしちゃった!」


笑顔や声かけなど、スタッフの皆さんによる安心できる雰囲気作りのためか
どの子もリラックスしている様子。

また、年下の子を助けてあげる子、お手伝いができるようになった子、
車椅子を降り、自分で身体を動かし始めた子。

年齢や障がいの程度は様々ですが、「にこま~る」で一緒に遊ぶことで
お互いを思いやる気持ちや
人との関わりを楽しむ気持ちが育っているそうです。

スタッフの太齋さんにお話を伺いました。

「子どもの自立の第一歩は意欲です。
そのため、ここでは人と触れ合う機会や
自発的な行動を育てられるような関わりを大切にしています。」

「NPO法人奏海の杜は、障がいを持つ人たちとのこういった活動を中心に
大きな目標である『ハンデに関わらず誰もが楽しく暮らせる地域作り』を目指しています。」

6月2日(日)には
神割崎キャンプ場にてバーベキュー会が開かれるそう。
利用者さんやご家族、石巻の団体の方もみえます。

「それ以外の人も、もう誰でもウェルカム。
楽しそうだなと思ってくれたら遠慮なく参加してください。
あとボランティアさんも大募集中です!」

きっと賑やかな会になりますね。

 

(日比谷)

 

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