8月30日、今月もやってまいりました福興市。
「雨予報?なにそれ。」とでも言わんばかりの晴天。
この夏最後のお楽しみに、子どもたちの笑い声が響きました。
と、ここまでが今回の祭りの昼の顔。
日が落ちると、福興市は別の顔を見せます。
絵灯籠を掲げた子どもたちが現れました。
上山八幡宮から享けた御神火です。
元々は八幡川のほとりで開かれていた『八幡川かがり火まつり』。
震災後も、場所を変えながらこうして続けられています。
祝詞(のりと)ののち、御神火が灯籠に灯されました。
空気は鳥肌が立つほどに冷え込んできました。
大森創作太鼓の演奏と共に打ち上げられたのは三河手筒花火。
大砲のような光と音に、短かかったこの夏が思いだされます。
「復旧工事が進んだらまた八幡川でお祭りが開けるね。」
「以前のような灯籠流しが、早くできるようになるといいねえ。」
炎を見つめる人々は、もう来年以降の夏に思いを馳せていました。
(日比谷)
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