南三陸ワイン×ホヤづくし。東京で東北を味わう!

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Next Commons Lab南三陸「サスティナブルワイナリープロジェクト」担当の正司勇太さんが手がけたワインと、東北の初夏の味・ホヤのマリアージュを楽しむ会が東京・原宿で開かれました。イベントの様子をレポートします!

ホヤ、ワイン、南三陸、地域おこし…。要素多彩なイベント。

2018年6月29日、東京・原宿で「東北の初夏を直送!ホヤとワインの意外なマリアージュ」というイベントが開催されました。主催は、地域や行政パートナーと連携して、地域で活躍するプレイヤーを育成・サポートする「一般社団法人Next Commons Lab」(以下NCL)。NCL南三陸「サスティナブルワイナリープロジェクト」担当の正司勇太さんと、ヤフー株式会社に務めるかたわら「一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン」で漁業活性化の活動を行う長谷川琢也さんをゲストに迎え、まずは南三陸町でのワインづくりの取り組みや、ホヤについてのトークが繰り広げられました。

ゲストのお二人、フィッシャーマン・ジャパン事務局長の長谷川琢也さん(左)とNCL南三陸「サスティナブルワイナリープロジェクト」の正司勇太さん(右)
ホヤのユニークさや味わいについて説明する長谷川さん

正司さんは、ワインづくりを夢見て、石川県や山梨県のワイナリーで働きながらブドウ栽培とワイン醸造を学び、2017年8月からNCL南三陸「サスティナブルワイナリープロジェクト」に参加しました。現在は「仙台秋保醸造所」で技術研修を受けながら、施設を借りてワイン醸造を行っています。この日に用意してくれたのは、正司さんがつくった試作のスパークリングワイン。ホヤとのマリアージュはどうなのでしょうか…?!

山形県産デラウェアを使用したスパークリングワイン。ラベルには「南三陸ワインプロジェクト」の文字が

ホヤ料理の数々にワインが進む! 絶妙なマリアージュ。

左は、燻製ホヤの旨みとクルミの食感が楽しめる前菜。ホヤの刺身(右)は大葉と合わせてさっぱりと

メイン料理はホヤの赤ワイン煮。フレンチレストランのシェフが手がけた逸品は、濃厚な味わいがたまりません!ホヤがゴロゴロ入っていて、ボリュームもたっぷりです。そして〆はホヤのペペロンチーノ。ホヤの塩気がパスタによく合います。

多くの参加者が大絶賛したホヤの赤ワイン煮。「ホヤと赤ワインが合うとは意外!」という驚きの声も
ホヤのペペロンチーノは、ホヤが苦手な人でも食べやすい味

さまざまなホヤ料理に舌鼓を打ちながら、正司さんのフレッシュなワインを味わうみなさん。美味しい料理とワインに、参加者同士の会話も弾みます。「ワインが大好きで参加しました」という女性は、正司さんのスパークリングワインに「とっても美味しいです!ホヤとも合いますね」とコメント。ホヤとワインのマリアージュを堪能していました。

参加者の中には宮城県出身の人、さらに南三陸町出身の人も。「東京ではなかなか美味しいホヤが食べられないので、今日はホヤ尽くしでうれしいです」と満足そうでした。

「ホヤを食べるのは初めて」という女性(右)は、ホヤのユニークな姿に興味津々

「今回はデラウェアでつくったワインでしたが、次はワイン用ブドウを使って、さらに南三陸の海産物に合うワインをつくりたいです」と正司さん。これから、南三陸でどんなワインがつくられるのか、どんなマリアージュが生まれるのか、楽しみです!

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