歌津泊崎の尾崎神社は海の神、航海の神として祭られています。
リアス式海岸を誇る南三陸町歌津の景勝地の1つでもあります。
1月の下旬、天気の良い日に訪れてみました。
真っ赤な鳥居の少し先には社殿と鐘楼がありました。
岬の突端のほうに歩くと、どこへカメラを向けても素敵な景色が現れます。
尾崎神社について案内をしてくださるのが、ニュー泊崎荘の取締役 佐藤洋子さんです。
「生まれ育った時から見てきたので当たり前と思っていたのですが、ここ、尾崎は朝、海から日の出を見て、夕方、夕日が山に沈むところを同じ場所で見ることができるんです!」
洋子さんはそう話します。
次の写真が今年の初日の出の様子。
いろんな人にこの素晴らしい景色を味わってもらいたいですね!!
さらにこう話します。「ここで朝日を見て浜に降りて行き、そこで朝市が行われていたらいいでしょうね。」
また、松林を歩きながら森林浴をするのもお勧めだといいます。トンビやタカ、キジにも出会うことがあるということです。
今、洋子さんはかさ上げ工事で、この海岸線がどのように変わるのか危惧しています。
長須賀海岸もかさ上げ工事をしています。(長須賀海岸から泊崎を望む)
洋子さんはこうも話します。「岬の反対側は通称“碁石海岸”といいます。地元では“鵜島の海岸とも言うんです。碁石のようなつるつるした石で石投げをしたりして遊べます。こちらの海岸だけは残しておきたいです。」
町の観光スポット、まだまだあると実感しました。
※現在“碁石海岸”につながる道は残念ながら、がけ崩れで使用できないということです。