1月5日、夕刻。
公立志津川病院 仕事始め式が行われました。
2011年、津波により甚大な被害を受けた公立志津川病院。
その後登米市のご厚意をうけ、市立よねやま診療所内の病棟(38床)にて運営を再開。
現在は主な外来診療は南三陸診療所、入院患者受け入れは公立志津川病院と
2拠点に分かれ活動しています。
最も不安な時期は脱したものの、
車で50分の距離は医療業務・運営への負担となっていました。
が、今年秋には待望の(仮称)町立南三陸病院・総合ケアセンターが完成予定。
安心して医療を行える、受けられる暮らしが近づいています。
この日の仕事始め式には約20名の病院スタッフが出席しました。
佐藤仁町長の訓示では台湾をはじめとした数々の再建支援、病院完成と移設時期、
医療施設と観光を連ねる構想などについて報告がありました。
「再建について、これまで皆さんには見えない部分もあったかもしれないが
やっと今年10月には新病院も完成します。
どうか光が目の前に見えたと思って、これからも頑張っていただきたいと思います。」(佐藤町長)
新体制への準備等、2015年も忙しくなりそうです。
■公立志津川病院・南三陸診療所 http://www.minamisanriku-hp.jp/
(日比谷)
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