先日12月6日、町営入谷復興住宅へお邪魔して参りました。
町内最速の入居開始から早4か月。
これまで工事や建物は撮影させてもらいましたが、暮らしの中へお邪魔するのは初めてです。
復興見える化 入谷地区 災害公営入谷住宅
http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/index.cfm/6,4217,81,317,html
(これまでの様子はこちらの記事でもご紹介しております
着工式(2013/2/15記事) 造成工事(2013/10/3記事) 上棟式(2014/5/2記事) 建設工事(2014/7/10記事))
この日は一般社団法人 復興みなさん会主催の
『住宅周辺のマップ作り』が開かれるとのことで、
「よければご一緒に(^^)」とお呼ばれしての訪問です。
入谷復興住宅の建つ桜沢地区は、震災時の浸水域からおよそ2km内陸です。
入居者51戸(撮影時入居済49戸)の多くは元々近隣の住民ではなく、
入谷の他地域や志津川などバラバラの土地から集まってきています。
公営住宅であるとともに、入谷に生まれた新しい集落でもあるのです。
今回は「このへんには知り合いも少ないし、分からないことが多いんだ。」との声に応え
ご近所皆さんで地図作りをすることになったそうです。
木造の集会場に集まった20余名。
公営住宅の住民の方の他、近隣にお住いのベテラン入谷人もおいでです。
入谷の名所にちなんだ『ひころチーム』と
なぜか佐藤さんばかり集まった『チーム佐藤』とに分かれ、
入谷の地図作りに取り掛かります。
「このへんで食事するとこって分かります?」
「わがんね。」
「行政区もなあ、一区とか二区とかどうなってんの。」
「お散歩コースとか知りたいねえ。」
なかなか白熱です。
知っておきたい大事なことって、書き出すとたくさんあるものですね。
公共施設、果樹園、蛍の出る沢。
白地図に数えきれない数の付箋が貼られました。
「こちらを元にイラスト入りの地図を作りたいと思います。
来月試作版をお持ちしますので、また皆で話し合いましょうね。」
(復興みなさん会 工藤真弓さん)
地図は今後数回の集会ののち、2~3か月後に完成予定だそうです。
その頃にはきっと皆さん入谷マスターですね。
(日比谷)
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