椿の種のポット作り

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11月19日、志津川小学校校舎内の戸倉小学校で椿の授業を見学させてもらいました。

どうして学校で椿を勉強するの?1年生から4年生の子どもたちを前に、一般社団法人復興みなさん会、工藤真弓さんの紙しばいが始まりました。

「お山の木がたくさん流されてしまったときに、それでも元気に立っていた木がありました。なにかな?」
「椿!」
「そう。椿は根っこががっちりしてて、津波にもビクともしなかったの。お花もちゃんと咲いたんだよ。」
「すごーい!」
「それだけじゃないんだよ。椿の種から採れる油はお料理にもお化粧にも使えるし、椿を育てて、種を拾って、また植えて育ててってしたら小さい子にもおじいちゃんおばあちゃんにも“おやくめ”ができるの。すごいでしょ。」
「すごーい!」
「じゃ、みんなで種から育ててみようか。」

種を一粒ずつ受け取ります。真弓さんたちがこの秋、町内で拾い集めたヤブツバキの種だそうです。

椿の種の殻はとても硬いため、自然の場合は発芽に2~3年かかるとか。「コンクリートにこすって小さい穴をあければ1年で芽が出まーす。」それでも1年!ヒマワリや朝顔とは大違いです。

「ぜんぜん穴開かないんだけどー。」
「指すりむいた!」

大騒ぎでしたが、それぞれポットに種を植えることができました。名札を付けて、たっぷりお水もあげました。上手だったね。

数年後、椿の種が若木となったら山へ植え替えて避難路の目印にするのだそうです。その頃にはみんなきっと新しい校舎に通っているはず。何年生になっているかな。
「いつか、椿の道で未来の子が助かるかもしれないよ。そうしたらみんなは命の恩人です。」
町と椿のものがたりは、まだまだ序章です。

 

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