カリタス 米川ベース

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晴れたり降ったりが続いています。
いつもと違う場所に簡易ガードレールがあったら、そこからは入らないように。
その先は冠水しています。

復旧期・復興期を経て発展期の入り口に立つ南三陸町ですが
今もなお“ボランティア”を続ける人々がいます。
今日はそんなお話を。

カリタス 米川ベースの常駐スタッフは現在5名。
その他の短期参加の方とともに、南三陸町を中心に活動しています。
鮮やかなイエローのビブス(ゼッケン)に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

漁業や農業、お祭り、福祉、集会場でのコミュニティ支援など
人手が求められる場所は数多くあります。
ですが震災から4年が経とうとしている今、
“被災地ボランティア”を定常業務とする団体はほとんどありません。
カリタス 米川ベースはなぜ“ボランティア”を続けるのでしょうか。


「どうしてそこまでするの?」
「そろそろ手を放してもいいんじゃない?」

人々の問いかけに笑顔だけを返し、彼らは今日も町を訪れます。


町内で「最近来てくれたボランティアさんはいますか?」と訊くと、
多くの人が「カリタスさん!」と答えます。

「ずっと続けてくれてるんだよ。」
「甘えちゃいけないとは思うけど、来てくれるとホッとするんだ。」

寡黙で息の長い活動に、今日も町の誰かが助けられています。

■カリタス 米川(南三陸)ベース ブログ https://cjyonekawa.wordpress.com/

(日比谷)

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