2016年4月にスタートした『みなさんぽ』は、この日最終回を迎えました。オープニングでは、放送を通しお世話になった方々からタイトルコールをいただきました。インタビューでは、佐藤仁町長から、南三陸町の今と未来を語っていただきました。
オープニング
「南三陸町の『人』を主役にした番組にしよう」。2016年4月の番組スタート時、スタッフ間で決めたことです。放送を通し出会った方々にタイトルコールをいただき、みなさんぽ、今日も元気にスタートです!
「南三陸町は○○な町です」というお題のもと、それぞれが思う南三陸町の魅力を語ってもらいました。「みんなが家族みたいなまちです」「来てくださった皆さんを元気にすることができるまちです」。番組は今回で一区切りですが、魅力があふれる南三陸町に、ぜひ遊びに来てくださいね!
インタビュー
インタビューに応じてくださったのは、この番組でも折に触れてお話を伺ってきた、佐藤仁町長。まちづくりに尽力するリーダーに、南三陸町の今と未来を語っていただきました。
みなさんぽが放送された期間を「様々な事業が着手をする、あるいは完成する、そういう2年間でした」と振り返る町長。さんさん商店街のリニューアルオープン、町役場の新庁舎完成など、復興の節目ともいえる出来事も数多くありました。「町の顔っていうのはずいぶん様変わりした」「この番組の中で、色んな南三陸町の情報をお届けできたというのは本当に嬉しいことだったなと」。
町長にとって、特に印象に残っている行事は福興市だといいます。「震災の翌月から、売るものもない、そういうところからスタートして、町民の皆さん、町外の方々が一堂に会して皆さんで励まし合ったあの姿、第一回復興市は忘れられないですね」。外からの支援として、南三陸病院建設時に援助を受けて以来の、台湾とのつながりにも話が及びました。「台湾の皆さんとは非常に親しい間柄となりまして、向こうから教育旅行でおいでいただいておりますし、大学生のインターンシップもやっていますので、良好な関係ができたなと」。
そして話は、若い世代への期待や、5年後・10年後の未来へ。「自分が主人公になるという覚悟をもって前に向かって進んでもらいたい」「5年後も10年後もたくさんの皆さん方がこの南三陸町に足を向けていただいて、人が集う、そういうにぎやかなまちになっていると私は思います」。
最後に、「お聴きいただいた方々に大変ありがとうございますという言葉しかない」「南三陸町の情報を発信していただいて、2年間南三陸の復興とともに歩んでいただいたこと、心から感謝を申し上げたいと思います」とリスナーやスタッフへの感謝を述べ、インタビューを締めくくりました。
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