ボランティアで人の暖かさに触れて / 移住者 高橋愛さん

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南三陸に嫁に来た方を巡って、普段の思いや生活を紹介する「嫁めぐり」。今回は、他県から移住し、南三陸町民になった方をご紹介します。静岡県熱海市出身で現在1児のママになった高橋(旧姓佐々木)愛さん(25歳)。

ボランティアを通じて南三陸に

愛さんは通っていた大学を休学し、2011年8月南三陸町にボランティアに入り、物資の仕分け作業やビラ配り、託児のボランティア活動をしていました。

一度地元に戻りますが、2012年4月に再度南三陸町へ長期ボランティアに来ました。活動を通し南三陸町の魅力や人の温かさなどを感じて南三陸町が好きになった愛さん。その後、大学を卒業して南三陸町へ就職し、移住しました。

ちょっとしたきっかけでの出会いから

旦那さまとの出会いは、お客様から紹介をされたそうです。最初は恋愛対象ではなく、頼れる素敵な大人の方という印象だったそうです。

優しい旦那様に心惹かれ、現在では結婚し可愛い男の子の子供に恵まれ、ママになりました。旦那さまとは16歳差とのこと。喧嘩することもなく、南三陸町歌津地区で家族6人、幸せに暮らしています。

息子の名前の由来は?

現在7カ月(取材当時)の優信君は3月11日生まれ。おっぴさん(曾祖父)の名前が信さんで、信という字を使いたいという旦那さんの希望で優信とつけたそうです。

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高橋優信くん

優信君、とても愛嬌の良い可愛い子で、高橋家のアイドルですね。

南三陸町での子育ては?

高橋さんが南三陸での子育てで感じることは「この町は子育て支援が手厚くて、自然に囲まれた環境でのびのび子育てができます。同居生活なので一人での子育てではなく、色々な方から手を差し伸べてもらいながらの育児がありがたい」と。

ただ震災の復興工事でトラックなどが多く、散歩することが難しいのが難点。公園も少なく、子どもを連れていきやすい場所やカフェなどがあればいいのに、と話していました。

嫁いで大変だったことは?

一番は、やはり言葉だそうです。方言を理解するのがとても大変で、とくにおっぴさんとの会話は方言が強く最初はとても大変だったそうです。それでも、現在はだいぶ慣れてきたそうです。

嫁いで驚いたことは?

子どもが生まれて親族にお披露目する「孫ぶるまい」の儀式や盛大さに一番驚いたそうです。南三陸町の言葉で「孫ぶるめ」と言って、お膳を囲んで生まれた子どもを、親族にお披露目する会の事です。

その他には、行事ごとの習わしや風習、決まり事などの多さにも驚いたそうです。

そして、なによりご近所さんのお茶飲みの訪問時間が朝の6:30だったことにも驚いたそうです。特に沿岸部は漁業をされている方が多いため、朝の活動が早めです。

南三陸にお嫁に来て良かったところは?

「本当に家族や親族やご近所さんがとても優しく素敵な方が多く、どんなことがあってもみなさんと離れたくないほど周囲の人が良いところ。」と愛さんはおっしゃっていました。

人口流出の悲しい現状もありますが、県外から南三陸が好きといって移住し、一生を共にするパートナーを見つけここで幸せに暮らしてくれている。そういった町民が増えるニュースは私達にとっても嬉しい事です。

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高橋愛さんと優信くん

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