各店舗前のテントで記念セールを開催。
驚きの価格に開始前から行列ができています。
たこ焼きやかき鍋・かきシチューなどの屋台も人気。
こちらはお楽しみ抽選会。
商店街隣のmoco
moco公園では、たからさがし開催中。
ヒツジさんも来てますね。
写真中央は歌手の奥華子さんですが・・・つ、つぶされそう(><)
震災後9ヶ月という早期にオープンした伊里前福幸商店街。
たこ焼きやかき鍋・かきシチューなどの屋台も人気。
こちらはお楽しみ抽選会。
商店街隣のmoco
moco公園では、たからさがし開催中。
ヒツジさんも来てますね。
震災後9ヶ月という早期にオープンした伊里前福幸商店街。
先日の残雪で足元がツルツルします。
滑り止めのついた靴がほしいところです。
さて、本日は「きりこ」についての最新情報をお届けします。
白く輝くきりこボードたちは
いまや町の景色になくてはならないものとなりましたね。
(以前ご紹介した記事はこちら)
町のアイデンティティを未来に伝えようと続けられている
「南三陸きりこプロジェクト」。
その功績が国際的に認められ、
プロジェクトを先導したアート団体「ENVISI(えんびじ)」が先日
ティファニー財団賞 伝統文化振興賞を受賞しました。
左より 佐藤町長、ENVISI代表 吉川さん、南三陸町観光協会/彩プロジェクト 菅原さん
2010年、きりこの取り組みは
「女性が彩る観光まちづくりチャレンジ事業」の一環として始まりました。
「自分たちの町をもっともっと楽しくしたい!」
そんな思いを持つ女性たちがチーム「彩プロジェクト」を結成。
旧志津川駅~魚市場に続く家々・店舗への取材をもとに
世界にひとつだけのきりこを制作しました。
夏の漁師町、軒下に揺れるきりこの数々が目にも涼やかで、
各地からの評判を呼んだといいます。
が、その活動は震災を経て大きく展開しました。
全国の協力者より届いた新しいきりこ。
JR東日本のキャンペーンポスターへの登場。
建物の跡地にきりこボードが掲げられた際には
「家が建つより嬉しい」と
涙を流す方もいらしたそうです。
多くを失い途方に暮れた町の人々にとり
「きりこ」が心の拠りどころとなったのです。
そして今、仮設店舗ではためいているきりこたち。
「ずっと大事に飾ってるんだよ!」
そうおっしゃる方々は、どなたも誇らしげです。
アルミ複合板製のきりこボードは今日も町を彩っています。
もともと風の強い土地柄。ボードが歪んだり抜けたりもありましたが
地元の建設会社さんが
何度も修繕してくださっているそうです。
市街地の造成工事とともに移転も進んでおり、
現在は南三陸ポータルセンター前に集められています。
「もともと南三陸は古くから継承してきた生活文化と独自の美学のある町。
きりこは、世界に一つしかないこの町を伝えるための手段なんです。」
(ENVISI代表 吉川由美さん)
今後も継続される「南三陸きりこプロジェクト」。
もっと知りたい!という方は年明けの受賞報告会へどうぞ。
南三陸きりこプロジェクト ティファニー財団賞受賞報告会
日時:2014年1月7日(火)18時
場所:南三陸ポータルセンター
ENVISI サイト
http://www.envisi.org/
(日比谷)
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「志津川にピラミッドが現れたらしい」
そんな噂を聞きつけた、12月上旬。
噂を頼りに御前下地区を探索してみたところ・・・
あった!
国道398号沿いに目にも鮮やかな赤い三角形。
ピラミッド周辺には他にもコンテナハウスやテントが並んでいます。
実はこの場所、“みなみ3りく 太陽村”といって
町の復興活動をサポートするコミュニティスペースなんです。
ボランティアさんの宿泊設備やレンタルルーム、
イベント開催可能な中庭などを擁しています。
ピラミッドについて、管理人の新井さんにお話を伺いました。
「ああこれ?
倉庫。いや、格納庫。
施設ができて1年半経つんだけど、
日用品とか増えてきて手狭になったから作ったの。
町内の建設現場から貰った端材を活用してるんだよ。」
なぜピラミッドなんですか?
「この形だと雪が積もっても潰れないんだよね。
色はねえ・・・うん、
友人や過去の利用者さんからアイデアを募ったら
最終的にこうなってねえ、うん。
あ、デザインと製作は俺。」
CGデザイン |
作業の様子 |
「1辺4メートルくらいあって内側はけっこう広いんだ。
中でヒーター焚いてみたら意外と温かくてねえ。
倉庫、いや格納庫だけじゃなく
寛ぎスペースとしても使えるかなーと思ってるとこ。」
新井さん、ありがとうございました。
以上が謎のピラミッドの真相でした。
ご興味のある方は見学させてもらうのもよいかもです。
復興活動支援 情報交流複合施設“みなみ3りく 太陽村”
http://minami3riku.com/
(日比谷)
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夜の雨が明け、今朝は晴れながらもしっとりした空気が流れています。
こんな日はドライブに出かけたいですね~。
さて12月8日、日曜日。
今年もベイサイドアリーナにて「子どもたちの郷土芸能発表会」が開かれました。
(去年の模様はこちら)
行山流水戸辺鹿子躍(ぎょうざんりゅう みとべししおどり)
入谷打囃子(いりやうちばやし)
戸倉小心輪海(とぐらしょう しんわかい)
長清水鳥囃子(ながしずとりばやし)
大森創作太鼓旭ヶ浦(おおもりそうさくだいこ あさひがうら)
三陸地方では古くから多彩な民俗芸能が伝えられてきました。
その数は南三陸町内だけでも15以上と言われています。
これらを子どもたちに継承するため
学校の授業への取り入れ、地域行事での披露などの取り組みが続けられています。
「津波によって多くのものが流されても
身体の中には流されずに残ったものがあります。
皆さんにはそれを繋げていってもらいたい。」
(南三陸町伝統芸能復興実行委員会 村岡会長)
大丈夫。
町の文化はしっかりと受け継がれています。
(日比谷)
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忘年会やクリスマス会などイベントの多い季節。
ごちそうの準備も必要ですね。
町の直売所に、この冬のお勧めを訊いてみました。
1軒目は歌津「南三陸直売所 みなさん館」。
棚の一角に新米のひとめぼれが並んでいました。
しかも「はせがけ米」!
「はせがけ米」とは、収穫後田んぼで天日干しにしたお米のことで
機械乾燥のお米と比べて甘みや香りが強いんです。
家で炊いてお客様にお出しすると
「南三陸のお米はおいしいね~」と感動してもらえます。
海の物だとこれからの季節、タコが入ってくるとのこと。
歯ごたえのマダコ、柔らかさと甘みのミズダコ。
どちらを選ぶか迷うところです。
2軒目は戸倉「タブの木 漁協直販所」。
「イクラ、味見すっか?」
いただきます!
とろけるようなイクラは今の時期が食べ納め。
秋鮭に代わってタラ漁の季節が始まります。
店先に籠いっぱいのカキを見つけました。
震災後、地元のカキを見たのは初めてです。
「カキ養殖はずっと苦戦していたんだけど
おかげで今年はけっこう採れてねえ。」
嬉しい話です。
他にもまだまだ旬のものが出番を待っています。
この町の場合、一番寒い季節は一番おいしい季節なのです。
(日比谷)
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新しい場所で営業を再開されている、民宿 下道荘(したみちそう)さんを訪ね、若旦那である菅原由輝さんにお話を伺いました。
(写真:玄関ホール)
(写真:ロビー)
以前の建物は、津波による被害を受け1階部分が浸水し、引き波により30メートルも移動してしまったのだそうです。
民宿の再開は、家族で話し合い、震災後1週間ほどで決めたとのこと。震災40日後には解体が始まるということで、大工さんをすぐに呼び、使えるものは外してもらったそうです。その後、新たに再開する場所も決まり、2012年2月17日に、営業が再開しました。
(写真:外観)
(写真:客室)
「一周忌や法事などがあるけど泊まるところがないというのは大変だろうから3月11日までに間に合わせたい、という親父の思いもあって、大工さんに急いでもらったんです。残ったもので使えるものは震災前のものを使っています。このサッシや看板なんかはそうですね。なので、看板は少しだけ欠けているんです。(由輝さん)」
玄関の上の看板をよく見ると、たしかに、看板の左側、波の形の上部が少し欠けていました。
(写真:玄関上の看板)
主に由輝さんのお父さんがされているそうですが、以前から海の仕事もしていたという菅原さんご一家。
幸いにも震災の被害をうけずに残った船で、震災の翌年には養殖を再開されたそうです。海の仕事は、忙しいときには由輝さんも手伝うそうです。
ホタテの養殖は、震災後の方が成長は良いとのこと。理由について由輝さんは、前はたくさんあった養殖施設が少なくなり整理され、プランクトンが豊富になったからではないか、と仰っていました。
下道荘さんのお料理にも、そうした海の幸も使われていて、野菜などもできるだけ地元のものを使い、地産地消を心がけているそうです。
(写真:左から奥さん,娘さん,由輝さん)
震災後は、ボランティアや復旧・復興工事関係のお客様が多く、再開当初は7部屋でしたが、一人でボランティアに来たというお客様もいるのでそういった方々をお断りしたくないと、12部屋に増築されたそうです。そして、ボランティアの方などには500円引サービスをしているそうです!
(写真:玄関横の外壁)
(写真:下道荘さんからの景色)
志津川湾の眺め、おいしいお料理、あたたかいおもてなし。ぜひ一度いらしてみてください。
■民宿 下道荘
住所:志津川字袖浜146-3
TEL:0226-46-6318
FAX::0226-46-3795
HP:http://sitamiti.jp
週末は暖かい陽気でした。
楽天イーグルスの優勝報告会やプロバスケットボールの試合、ヒーローショー等
町の人々は冬の休日を楽しんだようです。
さて、志津川高校情報ビジネス科の生徒たちにより進められてきた
「南三陸モアイ化計画」。
今日はその最新情報です。
缶バッジ他モアイグッズの収益金に
企業等からの支援金を含めた総額450万円が、先日
南三陸町へ寄付されました。
平成22年度から発足したこちらのプロジェクトは
町のシンボルであるモアイをキャラクター展開することで
町の活性化と防災意識向上を図るというもの。
震災後はそこに「復興」というテーマも加わり
授業の合間を縫って商品制作や広報活動等に力を注いできました。
11月21日、高校生たちと対面し
寄付金と来年のモアイカレンダーを手渡された佐藤町長。
「これは彼らの頑張りのたまもの、敬意を表します。
皆の善意にこたえる使い方をしたい。」
と応じました。
「こんなに売れるとは思っていなかったのでびっくりしています。
先輩たちにも報告しなければいけないね、
代々繋がってきた成果だから。」
南三陸モアイ化計画には在校生、歴代の卒業生、
さらに国内外多くの方が携わってきました。
大目標である町民バス購入に必要な金額はおよそ800万円。
いま道のりの半ばまで辿り着いたところです。
生徒さんの一人は
「実際にお金を渡すことができ、先輩たちの代からの目標に一歩近づけました。」
と、ほっとした表情を見せました。
彼らの今後の活躍に、引き続き注目したいと思います。
■プロジェクト概要
http://sizugawa-hs.myswan.ne.jp/moaikeikaku.pdf
(日比谷)
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霜の降りる日が多くなりました。ちょっと着込みすぎ、くらいが安心かもしれません。
繭細工から始まりシルクパウダーの化粧品利用・食用利用など、今も町に深く根付いている、絹の文化。
町立戸倉小学校では毎年4年生に向け、養蚕についての特別授業を行っています。
震災によって校舎を失い、登米市や町内の小学校校舎内で授業を続ける間も蚕の授業が途絶えることはありませんでした。4半世紀にわたる活動は大日本蚕糸協会からも認められ先日 養蚕功労者表彰『蚕を学ぶ奨励賞』を受賞したそうです。
今年の4年生が6月から育てた蚕は5,000個の繭になったといいますから、プロ顔負けです。そんな授業の様子を見学させてもらいました。
11月下旬。この日の授業は「糸取り」。蚕の繭を煮て絹糸を取り出すのです。
教えるのは養蚕指導員 阿部一郎先生です。
(以前一郎さんをご紹介した記事はこちら)
煮ること10分。鍋いっぱいの繭がほぐれてきました。
ここで昔ながらの糸取り機が登場。繭から糸の端を探り出し、10~20本分束ねて繰り出します。
「糸めちゃくちゃきれいだよー」、「つるんつるんしてる。ギターの弦みたい」ピンと張った糸は滑らかで、病みつきの感触。
一つの繭からどれだけの長さの糸が取れるのでしょうか。校庭で引き出してみたところ・・・
トラック9周分、約1,800メートルにもなりました。
「蚕が休まずに糸を吐いたからだよ。しかし1.8キロは長いねえ。」一郎先生も笑ってしまう長さです。
生徒さんたちは他にも養蚕の歴史や繭の利用法などを1年間かけ学んでいきます。繭を染め、交通安全マスコットも作りました。
このマスコットは12/4(水)、さんさん商店街にて戸倉小学校の3年生~6年生の生徒さんたちが
町の方や観光客の方へお配りするそうです。時間は朝9時から10時頃。見かけたら声をかけてあげてください。
ただいま気温0度。冷たく清々しい朝です。
さて先日11月24日、日曜日。
ふっこう青年会の合図で始まった福興市。
町の中学生たちがお手伝いに入っています。
かわいらしい!
今回は題して「鮭まつり福興市」ということで
どちらの店先にも鮭のメニューが目白押しです。
福引の景品は・・・
当然鮭です。
久々の長――――いのり巻き作り。
イクラ巻き50メートル!
イクラ巻き参加費(1人200円)は
フィリピン中部台風被災地へ寄付されるそうです。
ポータルセンターでは福興市に合わせ、語り部ガイドさんによる
震災を学ぶための講話が開かれています。
福興市の日は入場自由です。
ぜひ一度お聴きになってください。
そして毎度充実のステージ!
前回から3か月ぶりの開催となった福興市。
お天気にも恵まれ、
来場の皆さんは待たされた時間分も楽しんでいる様子でした。
次回「志津川湾おすばで福興市」は12月29日(日)開催予定。
お正月用のごちそうが並ぶはずです。じゅるり。
(日比谷)
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